新町は今どうなっているのか
宜野湾市にある真栄原(まえはら)という地域をご存知でしょうか?
過去の記事でも真栄原区近辺の話題をいくつか取り上げてきました。
『宜野湾の34号線はどうしたいのか?』
『真栄原おもしろ看板コレクション』
『真栄原おもしろ看板コレクション<完結編>』
『あの鮮魚店にインタビューしてみた』
その真栄原区の大通りから少し入った一画に「真栄原社交街(通称:新町)」と呼ばれた歓楽街があったことは、まだ記憶に新しいと思います。
今から1年半ほどさかのぼる2010年の夏、沖縄県警と宜野湾市によるいわゆる「浄化作戦」が行われ、風俗店の業態をとっていた店舗が次々と取締りの対象となり、ついには34号線からも見えていた「真栄原社交街」の大きなアーチ看板も撤去され、新町はほぼ壊滅状態となったのです。
このことは地元新聞の紙面でもたびたび取り上げられていました。
その後、新町が今どうなっているのか気になったので、見に行ってきました。
新町への入口
国道34号線沿いにあるバス停留所の名称は「新町入口」から「第二真栄原」と名称が変更されました。


上からシールを貼ってあるだけなので、うっすらと「新町入口」の文字が透けて見えます。


バス停のすぐ近く、かつではここが真栄原社交街への入口で、「真栄原社交街」の大きなアーチ看板が掲げられていました。

薬局のお客さんも減ったのではないでしょうか。
そこは無人の街
たくさんの人や車が行き交う賑やかな大通りから少し入るだけで、そこは異世界。


建物様式は木造の赤瓦、コンクリート造り、簡素なプレハブ、平屋、二階建てなどさまざま。

人通りはほとんどなく、猫がゆうゆうと道を闊歩していました。
ポストには郵便物がたまっていたり、家具がそのまま残さていたり。
どの店もとっくに廃業しているはずなのに、まだそこかしこにほのかな人の気配がする気がしてなりません。
唯一?営業しているお店も
歩いていると、とあるお店から女性のにぎやかな話し声が。
スナックが一軒だけ営業しているようでした。
正月も営業。カラオケ1曲100円。営業時間は朝11:00〜夜11:30。長い。
すぐ近くには住宅地が

電信柱にはまだ「新町」の表示が残っています。
入居者募集の看板がそこかしこに。家賃はいくらぐらいなのでしょうか。
歓楽街の一帯を抜けるとすぐに普通の住宅地があり、子どもたちの姿もちらほら。

なんと保育園まで。
ネオンが輝き人がたくさんの行き交う新町は、子どもたちの目にはどう写っていたのでしょうか。
新町のゆく先
というわけで、浄化作戦によりほぼゴーストタウンと化していた新町。
この場所はこれからどうなっていくのでしょうか。
そしてこの場所で働いていた女性達は、今どこで何をしているのでしょうか。

現役で営業している間はとても足を踏み入れられなかったこの場所。
沖縄の歴史の1ページとして、記録を残しておきたいと思います。
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