2013.10.23

首里の三角形のカギ屋さん

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首里のゆいレール沿いの道路に三角形のカギ屋さんがあります。外からは中がわからないお店に潜入してみました。

中が気になるカギ屋さん

首里儀保町のゆいレールの下を通る道路脇にある三角形のカギ屋さんといえば、「ああ、あの店!」とわかる方もおられるのではないでしょうか。


ほら、このお店です

以前読者の方からこんなメールをいただいておりました。
「儀保に3畳くらいの三角形で2階建てのカギ屋さんがあります。
あの狭い中でどんな営業を繰り広げているのか、店主はどんな方なのか気になります。
ぜひ取材してください。よろしくご検討下さい。」

たしかにどんなお店なのか私も気になっておりました。
よし、行ってみましょう。

外からなかむらカギ店をうかがう

まずは外からこのカギ屋さんがどんなお店なのか見てみたいと思います。

県道82号線と歩行者専用道路の分かれ道に建っている三角形のお店。
おそらく一番狭いところは1mあるかないかぐらい。
カギの形状を生かした縦長の看板が目印。
看板の下には車一台分の駐車スペースが設けられています。

歩行者専用道路から建物の後ろを見てみると、ほぼ直角のように見えます。
つまりこの建物は直角三角形に近い形状をしているようです。

お店の入り口。
中を見ることはできませんが、このお店はいったいどんな風になっているのでしょうか。

店内へ

ガラガラと扉を開けて店内に入ってみると左側にはこぢんまりしたソファーがひとつ。

右側にはカギが並んだカウンター。

カウンターの中で笑顔で迎えてくださるのが、このお店を切り盛りされている仲村さんでございます。


「すごく狭いのが、気になっておりまして」という失礼な取材依頼に笑顔で承諾してくれた店主の仲村さん

カウンターの後ろには所狭しと合鍵を作る機械や合鍵の元が置いてあります。

仲村さんにインタビュー

ちょうど車の合鍵を作りたいと思っていたので、作ってもらいつつお店のことを聞いてみました。

- お店の広さはどれぐらいなんでしょうか?

面積が5.7坪ぐらいだから約11畳くらいですね。
2階は倉庫と事務所になっています。

- なぜこの場所でお店をしようと思ったのでしょうか?

鍵屋としては小さいスペースでも困らないんです。たぶん他のお店だと、それこそ食堂とかなら無理だと思いますが。
三角形だしね(笑)
私はこのあたりが地元で以前はサラリーマンだったんですけ。サラリーマンから独立しようと思って、鍵の技術は持っていたから。
どこにお店を出そうかなって探していたら、たまたまこの場所に貸店舗って書いているのを見て。
以前はプロパンガスの倉庫だったみたいですよ。地域配達の中継地でこっちでプロパンガスを取って配達するような。

この場所ならできると思って、さっそく契約して。
棚とかは全部自分で作ったんですよ。

- お店はいつぐらいからやってるんですか?

27年です。
この車の鍵(私がお願いした鍵)は簡単に合鍵が作れるタイプなので500円でできます。
でも最近は軽自動車のスペアキーが作るのが難しいんですよ。
ホンダの軽自動車なんかは鍵が特殊なので、合鍵を作るには値段が高かったり、メーカーでしか作れない場合もあります。
もちろんセキュリティーが高いのは素晴らしいですが、鍵を無くすと基盤からドアから全部取り替える場合もあるんです。以前お客さんで新車を購入後2ヶ月で鍵を無くしてしまって、交換に12万かかったという方もいましたよ。そう考えると念のため先にスペアキーを作った方がいいかもしれませんね。

- 出張サービスもやってるんですよね?

お店での合鍵作成と出張と半々ぐらいです。
家の鍵を無くした場合はドアを開けて、中のシリンダーのキー番号を見て新しい鍵を作ります。キー番号を見たら鍵の形状がわかるようになっているんです。ドアの鍵ごと取り替える場合もありますよ。

そうそう、最近Facebookでお店のページを作ったんですよ!
あとで探してみてくださいね。

なかむらカギ店からでした

ということでなかむらカギ店からお届けしました。
正直最後のFacebook発言には驚きました。そして探したけど見つかりませんでした。あれ?

狭いながらもなんだか落ち着くお店で、仲村さんとお話をしながら鍵を作ってもらうのも、ぼーっと待つのも良さそうです。
ちなみに車の合鍵は5分ぐらいで出来上がりました。

みなさんも合鍵を作る際には、三角形建物の扉を開けてみてはいかがでしょうか。


ソファーに座るとドアに足がつきそうになります

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