2013.12.20

【パラダイス】山田水車屋

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恩納村にある素敵なパラダイス、山田水車屋。そば屋なのに思わずそばを食べるのを忘れるほどに突っ込みどころ満載なのです。

今回は久々のパラダイスの登場です。
いつも大勢の観光客や地元客でにぎわっている『道の駅おんな』のほど近く、国道58号線から少し奥まったところに見えるそば屋、その名も『山田水車屋』。国道沿いに乱立する、やたらと目立つ赤い看板が目印です。

というか看板が無ければそば屋なのかなんなのか分からない謎の建物。
これまでずっと気にはなっていたものの行く機会が無かったので、今回満を持して初潜入してみました。
 

看板フリーダム

店に近づくにつれ、さらに赤い看板が増えていきます。
入り口の水車が回っていれば営業中。

「沖縄そば 軟骨ソーキサービス中
あと右の看板でもいろいろ案内が詰め込まれていますが、なにより真ん中の穴が気になります。

食券機を使用で安心。食事満足。」
看板がいつ書かれたものかわかりませんが、そばづくり三十五年(以上)ということでなかなかの老舗のようです。

「タタミ間はクーラー付 冷えてまーす
手作りの顔ハメ看板まで設置されていますが、モチーフは何故か結婚式(和装)の男女。

顔ハメの隣には謎のマネキンが。怖い。

食券を集めてもらえるキャンペーン中。わりと豪華。
「ゴルフパチンコ やりたいお客様は伝えて下さい 貸してあげます
小さく「お客様以外は200円」とも書かれています。

島唐辛子は店の右側に実っているので自由に取って入れていいとのこと。
コーレーグースではなく島唐辛子をそのままそばに入れるというのは初めて。
 

とりあえずそばを注文

目に入るものすべてが突っ込みポイントなのでうっかり注文を忘れそうになりますが、ここはあくまでもそば屋。まずは心を静めて注文することに。

ロビー的なスペースの奥に食券機が設置されています。

そばが来るのがあまりにも遅い時は店員さんに言ったほうがいいらしい。

沖縄そば、てびちそば、ソーキそばなどの定番のそば類に加え、水車そば、鯖そば、ちまぐそばなどの一風変わったそば類。また中身汁、野菜チャンプルー定食、パパイヤ炒め定食、ゆしどうふなどの定食系メニューもありなかなか豊富です。
そのなかから店名を冠した「水車そば」と、初めて聞く「鯖そば」を注文。食券を店員さんに渡します。

それでは、そばが来るのを待つ間に店内を探索してみましょう。
 

やっぱりいろいろおかしい

客席は何箇所かにわかれているので、自分で気に入った場所を選ぶことができます。

「冷えてまーす」がウリのタタミ間。この日は気温が低かったからかクーラーは入っていませんでした。
壁に貼られたポスターやカーテンが、まるでおばあちゃんの家に来たかのようなくつろぎ感を演出しています。

ちょっと薄暗いですが、団体様でもOKの広い半野外席(というかこの店はほぼ全部半野外)。
何故か豪華なマッサージチェアが設置されています。

自由に三線を弾いてよいらしい
囲碁セットも完備
かと思えばジョーバが2騎もあったり
謎のロッカーがあったり

なんかお釈迦様的なものも。
「買う前に願い事をどうぞ。もし...」途中から板が無くなっているので続きがすこぶる気になります。

靴は100円
食器は5個300円

なんと、1日100円でやぎを預かるサービスも行っているようです。
テレビ提供 やぎの匂いをかぐとアレルギーになりにくいそうですよ。」...本当でしょうか。

「ナベをハンマーでたたくとヤギが山からおりてきます。エサおねがい

ナベをハンマーで叩かなくてもヤギは目の前で寛いでいました。しかも三匹も。

ヤギのエサ入れタンス
たっぷり入って100円

見上げるとハイビスカスの首飾り的な装飾が無造作に。
 

そばはなかなかのもの

そうこうしているうちに注文したそばが運ばれてきました。
運んできてくれたおばちゃんのおしゃべりが止まらず、なかなか箸がつけられなかったので若干伸び気味。

水車そば(500円)。軟骨ソーキ3つと玉子焼き、紅しょうがとネギ。

鯖そば(600円)。焼き鯖と軟骨ソーキ2つと玉子焼き、紅しょうがとネギ。

てるきな製麺の平太麺はツルツルとのどごし良く、そばだしはどちらかというと味くーたー(濃いめ)。軟骨ソーキはお箸でほぐせるほどホロホロに柔らかく煮込まれていました。店の雰囲気から想像する以上になかなかイケる味です。ボリュームも満点。
ちなみに鯖そばは、普通に鯖がのっているだけでした(できれば別で食べたい)。
 

食後の腹ごなしだってできる

そばを食べ終わった頃合いを見計らって、店のおじさんから「パチンコで遊んでいきなさい」とのお達しが。例のお客様以外は200円のアレです。

店の裏手にある崖的なところに手作りの的が。
なんと、自分で山を切り開いて作ったんだとか。ちなみにこのお店自体も全部おじさんの手作り。恩納村のトムソーヤか。

ラジオペンチと割り箸、輪ゴムで作られたパチンコ。小石(砂利)を弾にして飛ばします。

私は何度やっても当たりませんでしたが、おじさんが手本を見せてくれると「カーン!」と的にあたった快音が響きます。かっこええ。
 

山田水車屋いいとこ一度はおいで

休日の昼時ということもあって他のお客さんもいてあまりゆっくりお話できませんでしたが、なんとこの店の方は以前浦添市伊祖の国道58号線沿いにあり、SLが沖縄そばを運ぶのが名物だった「里屋」の方なんだそうです。残念ながらそのSLは今はもう無いそうですが、こんどは裏山にでっかいハイジがのっているようなブランコを作る予定だとか。

手作りや人を驚かすことが大好きな少年のようなおじさんと、愛嬌たっぷりで可愛らしいおばさんのお二人で切り盛りしている山田水車屋。間違いなくパラダイスです。

いつか食券を10枚集めてクワガタをもらいに行きたいと思います。
 

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山田水車屋
住所:沖縄県国頭郡恩納村字山田1309-1 [GoogleMap]
TEL:098-965-4757
営業時間:10:00~日没まで(水車が回っていれば営業中)
定休日:無し
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