2014.06.20

しりしり器の違いを調べる

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メジャーなしりしり器にある2種類の穴の違い。この違いは何なのか調べてみました。

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沖縄定番の調理器具、しりしり器。いろいろな種類のしりしり器が売られていますが、その中でも県内シェアナンバー1だと思われる、「スターライオン印」のやさいしりしりは、6mmと8mmの2種類が売られています。スーパーやホームセンターで売られているのは8mmのほうが多い感じ。8mmは置いていても6mmは置いていない店舗もありました。

ところでこの2種類、穴の大きさ以外に何が違い、何が変わるのでしょうか。気になったのでそれぞれの違いを比べてみました。

6mmと8mmの違いを見る

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6mmは家にあったので、8mmのしりしり器を買ってきました。1380円。パっと見たところ8mmの方が少し柄が太いでしょうか。

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6mmは5列33穴
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8mmは4列22穴

並べて比べると違いがよくわかります。6mmは穴の数が多くて縦に長く、8mmは穴の数が少なくて短いですね。

しりしりして違いを見る

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しりしりの定番といえば、このふたつの食材ではないでしょうか。にんじんとパパイヤ。
まずはにんじんしりしりーで味の違いを比べてみます。わかりやすいように、味付けは塩とだしのみ。卵はいれません。

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しりしりのやりやすさは、6mmの方が楽に感じます。8mmは引っかかりが大きく力が必要。

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しりしり後のにんじん。明らかに太さが違いますね。2mm違うだけでこんなに変わるとは思いませんでした。
長さにも違いがあり6mmは短く、8mmは長い。太いほうが力が途切れにくいので長くなるのではないでしょうか。

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アルミホイルでまざらないようにする
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しんなりしたら出来上がり

炒めますが、炒める時間は同じ。なので当然8mmのほうが固くなるかと思います。

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火を通してもかなり違う

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6mmは摘んだ感じ柔らかい
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8mmは固い

味の違い。
6mmは、だしをよく吸っていて、にんじんの甘みも感じられます。口に入れた時の舌触りが柔らかく食べ慣れた感じですね。冷めてもにんじんの甘みは残っているので、温め直さなくても大丈夫そうです。

8mmは、だしの吸い方が今ひとつですが、表面によく絡んでいます。だしの味は口に入れた時だけで、後はにんじんの味。
当然ながら歯ごたえはあります。6mmより長めに火を通しても、この歯ごたえの違いは出るのではないでしょうか。冷めるとめっちゃにんじんの味がします。

 

生ではどうなのか

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続いては生食での違いを比べてみます。しりしりーの定番のもうひとつ、パパイヤですが、生で食べるためにソムタム風(青パパイヤのサラダ)にしてみましょう。パパイヤがピンク色なのはフルーツ化しているため。熟しているかしていないかの違いです。沖縄ではパパイヤは野菜として食べることが多く、フルーツパパイヤってあまり食べませんよね。

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にんじんと同じで8mmの方が穴への通りがいいです。6mmは削っているという感覚。

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こちらも明らかに違いますね。6mmは繊細。8mmはなんとも重厚な感じです。

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ナンプラーとヤシ砂糖とライム汁で和えただけのソムタム風

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6mmはしんなりしている
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まったくしんなりしていない

調味料と合わせて15分ほど置きました。とうがらしや干しエビ、ナッツは入れていません。

6mmは、いい感じでしんなりしています。箸でつかむとクタッとするくらいの柔らかさ。シャキシャキとした歯ごたえがあり、ナンプラーも染み込んでいます。

8mmは、固い。まったくしんなりしていません。大根サラダみたいです。ゴリッゴリという歯ごたえ。ナンプラーの染みこみ具合も弱く、表面に絡んでいる程度。長く置いてもしんなりはしないのではないでしょうか。

使い分けが必要か

6mmと8mm、火を通したものと生食。それぞれ比べてみました。

6mmは、食べ慣れた太さ。火を通しても生食でも大丈夫な万能なしりしり器。
8mmは、食材を選ぶ太さでしょうか。にんじんは長めに火を通せば柔らかくなると思いますが、パパイヤのように生だとちょっと太すぎるかもしれません。大根をしりしりして大根サラダ。じゃがいもをしりしりしてフライドポテトや炒めものなどに向いているのかもしれません。

太さや固さの好き嫌いは個人差があると思いますが、僕は6mmの方が使いやすく普段作る料理に合っています。8mmはちょっと使いにくい気がするのですが、8mmの方が売れているっぽいんですよね。

あなたの家のしりしり器は何mmですか?使い分けてみるといいかもしれません。

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