2015.06.03

詰め放題のもやしはどのくらい入るのか

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沖縄県内のJA野菜直売所などでよく見かけるもやしの詰め放題。いったい何本ぐらい入るのだろうか。そしてパック詰めのもやしよりもお得なのだろうか。調査してみた。

もやしの詰め放題が気になる

沖縄県内に数箇所あるJAおきなわが運営する野菜直売所、ファーマーズマーケットが好きでよく行くのですが、そこでずっと前から気になっていたものがあるのです。

もやしの詰め放題。

他県の野菜直売所へ行く機会が少なく、これが沖縄特有の販売方法なのかどうかは分かりませんが、これまで他で見かけたことがありません。もやしは沖縄方言でマーミナー(豆菜)と呼ばれ、マーミナーチャンプルーをはじめ沖縄の家庭料理に登場することも多そうなので、そのへんも関係しているのかもしれません。

さて、この詰め放題もやし。
一斤袋に詰めていくようなのですが、いったいどのぐらいの量が入るものなのでしょうか。そして詰め放題といえばお得になるイメージですが、果たして本当にお得なのでしょうか。調査してみたいと思います。


 

詰め放題の勝負は午前中

やってきたのは宜野湾ファーマーズマーケット『はごろも市場』。

旬の新鮮な野菜がたくさん並んでいてテンションあがります。今は夏野菜のトマトやナスが多いようですね。

ちなみにこの前日に別の野菜直売所を訪れていたのですが、時間が14時過ぎだったため・・・

終了していました。

そう。もやしの詰め放題はオープンと同時にスタートし、なくなり次第終了とのことでした。
なお曜日は関係なく毎日実施しているようなので、確実に詰め放題をしたい方はなるべく昼前までに来店されることをおすすめします。そのほうが新鮮なもやしにありつけますしね!

ところでこの詰め放題、素手でやるのか手袋をしてやるのかちょっと悩みますよね。
どちらでもいいのかもしれませんが、今回は他の方が手袋として使ったであろうビニール袋が台の上に置いてあったので、それを使わせてもらうことにしました。

それでは挑戦することにしましょう。レッツ、詰め放題。
 

詰める力加減に戸惑う

関西人的に詰め放題といえば、これでもか!これでもか!と渾身の力を込めビニール袋を限界の薄さに伸ばしつつぎゅうぎゅうと商品を押し込むイメージなのですが、そこはそれ、今回は軟弱者の代名詞でもあるもやし。ちょっと力を入れると容易にポキポキ折れてしまうのです。


ツメツメ。

たくさん詰め込みたいけど、細かく折れてしまってはもやしならではのシャキッとした食感が楽しめない...。
ものすごく繊細な力加減で上から押さえつつ慎重に詰め進めます。


ツメツメツメツメ。

袋の4分の3ほど詰め終わったところでビニール袋をしばる部分を残しておくべきか否か少し悩みましたが、そこは詰め放題、ビニール袋の上端限界まで詰め込むことにしました。


これにて詰め放題完了!

ちなみに一本一本向きを揃えたりして丁寧に詰めていけばもっとたくさん詰められたかもしれませんが、お店の方に不審に思われそうなので普通に詰めました。
この状態で果たしてOKなのかドキドキしつつ、パンパンになったもやしの袋レジへもっていくと、大きめのビニール袋ですっぽりカバーしてくれました。しばる部分残してなくてよかった!

というわけで、初めてのもやし詰め放題が無事終了しました。
 

早くも明らかになる結果

さて、いよいよ今回の本題。詰め放題のもやしはどのくらい入っているのか。
DEEokinawaでは数えネタとして過去に『スクガラスは瓶に何匹入っているのか』『ゴーヤーの粒を数えてみる』という記事があります。どちらもやんばるたろうさんが薄暗い中、気が狂いそうになりながら数えている様子がなんともいえませんね。

重さを測ってみたところ、688gでした(ザルの重さ除く)。詰め放題は1袋198円だったので、グラム換算すると1gあたり約0.29円
そして、パック詰めされてスーパーなどで売られている大容量のもやしはだいたい500gで80円前後(イオンネットスーパー参照)なので、1gあたり約0.16円

・・・えっ。

なんと、この時点でスーパーで売られているもやしのほうが断然お得という結果が出てしまいました。

・・・・・。

"詰め放題" という言葉にだまされて踊らされた気分ですが、呆然ともやしの山を眺めていても仕方がないので初心に帰って何本入っているか数を数えてみることにします。

せっかくなのでいつもは面倒くさくてそのまま使ってしまうひげ根をとりつつ数えます。
ちなみに折れて極端に短かくなってしまったもやしについては自分基準でカウントする/しないに分けました。

この長さはカウント
この長さはノーカウント


ちまちま。

久しぶりにやってみて思ったのですが大量のもやしのひげ根取りってめちゃくちゃ面倒くさいですね。
多少高くてもひげ根処理済のもやしを買うか、ひげ根をつけたまま調理したいと思います。

1時間半ほど経過してようやく半分ぐらい数えられたでしょうか。この時点で500本あまり。

最初はいすに座ってやっていましたが、結局地べたに座る農連市場の沖縄のおばあスタイルがいちばん作業しやすかったです。なるほど、あのスタイルは理にかなっているわけですね。

そしてこの作業、つらい。
やんばるたろうさんの鬱々とした気持ちがわかります。


敷いていた新聞の修造ドリルの宣伝文が今まさに私の状態。

そして、日も暮れかけた18時過ぎ。その瞬間が静かに訪れました。
 

明らかになるもやしの本数

それでは皆さんにお伝えしましょう。

詰め放題に入っているもやしの数は、

1,276本!

・・・・・・。
だからどうしたと言われたら困ってしまいますが、詰め放題のもやしは1,276本入りました。ただそれだけお伝えしたかったのです。

ちなみにひげ根をとった分かさが減り、ビニール袋の上部に空間が空きました。なんか悔しい。

そして重量を測ってみると536gに。ということはグラム換算すると1gあたり約0.37円。当然ですがさらに高くなってしまいました。
 

詰め放題のもやしはかなり頑張らなければお得ではないかもしれない

というわけで、1斤ビニール袋に詰められるもやしの本数は1,200〜1,300本ほど。
そしてかなり頑張って詰め込まないとお得ではないかもしれない、という結果となりました。

なんだかこのままでは悔しいので、詰め放題のほうがお得になる詰め方や裏ワザ、コツなどがあれば編集部までご一報ください。

最後はマーミナーチャンプルーにして美味しくいただきました。まだまだ残ってるけど。

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