2015.09.14

旧盆クワッチーの残り物活用術

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
旧盆のクワッチーが残ってしまった。さてどうやって最後まで美味しく食べようか。

旧盆クワッチーは本土のおせちと似ている

あっという間に旧盆が過ぎ去り、はや秋の気配の沖縄。
今年の旧盆もウチナーンチュのみなさまは、家族や親戚で集まったり親戚まわりをしたりエイサーを見に行ったりと忙しい日々を過ごしていたのではないでしょうか。

そんな旧盆を数日を過ぎたある日、スーパーでとある商品が目に止まりました。

kwatchi01.jpg

旧盆にお供えする重箱料理。

kwatchi18.jpg

その名も琉球惣菜六品セット。ごぼう、三枚肉、赤かまぼこ、ねじりこんにゃく、結び昆布、カステラかまぼこ、というどれも重箱には欠かせない存在のお惣菜たち。しかも調理にかなり手間のかかるものばかりなので、これは便利ですね。

定価はなんと2,400円!
値引き後980円のシールが貼られていたので、なんと半額以下ということに。旧盆株の大暴落を感じました。

ところで私は沖縄出身ではないので旧盆のクワッチーには馴染みがありませんが、内容的には本土の『おせち』と似ている気がします。ほとんどが煮物などの地味な惣菜なので、子どもの頃はおせち料理が好きではなく、毎年お正月のあいだ毎回しつこく食卓に出てくるおせちの重箱に辟易していたのを覚えています。

そう、もしかしたら、沖縄の旧盆クワッチーも同じような存在なのではないでしょうか?
せっかくご先祖様にお供えしたクワッチー、最後まで美味しく食べ切りたい!というわけで、今回は残った旧盆の重箱クワッチーの活用術を考えてみたいと思います。

さすがに自分で全品作れないので、さきほどの投げ売りにされていた商品を買ってきました。
 

炊き込みご飯と味噌汁はどうだ

こんなかんじで中途半端に残ってしまったクワッチー。
まずは炊き込みご飯にしてみましょう。

まず、すべての具材を細かく刻みます。

研いだお米にだし汁、醤油、酒、みりん、そして刻んだクワッチーをどさっと加え、ざっと混ぜます。
あとは普通にスイッチを入れたらホラできあがり!超簡単!

ついでに汁物も作ってしまいましょう。

さきほどの刻んだ具を鍋に入れ、だし汁を加えてしばらく煮込みます。
最後にお味噌を少々加えて完成。こちらも超簡単!

照明の加減で色が黄色っぽくなってしまいましたが、これは普通に美味しいです。
特に三枚肉は元々しっかりと味が染み込んでいるので、ごはん全体に豚肉の旨味が広がっていてなんともいえません。二種類のかまぼこや昆布からも旨味が出ておりこれはとてもオススメです。

それに対し、同じ具材を使っているにも関わらず味噌汁はいまいち。こちらはなんとなくこんにゃくの臭みが鼻についてしまいます。先に湯通しでもしておけばまた違っていたかもしれませんね。
 

カレーはどうだ

さて、クワッチーはまだ中途半端に残っています。

次はこれを、大人も子どもも大好きなカレーに変身させてみようと思います。

カレーの具材感を出すため、炊き込みご飯と味噌汁のときよりクワッチーを少し大きめに切ってみました。
鍋に入れて水を注ぎ、しばらく煮込みます。

そこへカレールーを投入!

ルーが溶けてとろみがつくまで煮込んだらクワッチーカレーの完成です。
ちょっと大きく切りすぎた二種のかまぼこがプカプカ浮いています。

普通のルーを使ったのですが、具材から出ただしの影響で和風カレーの味わい。
三枚肉、ごぼう、かまぼこはルーとうまくなじんでいたのですが、昆布とこんにゃくは煮物独特の臭みみたいなものがどうしても気になってしまい、カレーの包容力の限界を感じました。クワッチー個性強し。

もしかしたら、だしでのばしてカレーうどんにしたら美味しく食べられるのかもしれません。
もし来年のクワッチーの残りでやってみようと思った方は、是非チャレンジしてみてください。
 

さいごまでクワッチーサビタン

というわけで、旧盆のクワッチー残り物の活用を考えてみました。
私的におすすめは炊き込みご飯。これならお子様でもきっと最後まで美味しく食べてくれると思います。

もし来年の旧盆のあとにクワッチーが残ってしまった場合は、この記事のことをそっと思い出していただければ幸いです。

Copyright©DEEokinawa All Rights Reserved.
このウェブサイトに掲載のイラスト・写真・文章の無断転載を禁じます。すべての著作権はDEEokinawaに帰属します。

ページのトップへ