2016年でなくなってしまったもの、なくなってしまうもの

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2016年もあとわずか。本日の特集は毎年末恒例の、今年なくなってしまったもの、なくなってしまうものをまとめました。

2016年の特集更新も本日で終わり。一年の締めくくりとして、毎年恒例となっている今年なくなってしまったもの、なくなってしまうものをまとめてみました。

いつもそこにあったものが無くなってしまうと私たちはすぐにそこに何があったのか忘れてしまいます。このお店・施設は確かにここにあったんだということを記事としてまとめるとともに、皆さんも記憶の隅に留めていただければ幸いです。

これまでの記事も併せてどうぞ。
2013年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの
2014年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの
2015年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの

 

門の家

西原町にある個性派のそば処『門の家(じょうのや)』さん。

昭和にタイムスリップできるそば屋がある

店内奥のほうに広いキッズコーナーもあったので家族連れなどでいつも賑わっていたのですが、残念ながら今年秋頃に閉店。

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現在、建物はそのまま残っていますが、外にあった郵便ポストや看板などはすべて取り外されていました。
あの半端ない数のレトログッズや自由の女神像は今、いったいどこにあるのでしょうか。気になるところです。

 

大金知花

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金武町にあった大金知花。
店の奥に厨房がありそこで作られたお弁当や惣菜が豊富に売っていて、金武町ならではのチーイリチャーもありました。

いつか取材したいと思っていましたが、残念ながら閉店してしまいました。

 

オブリガード

北谷にあった1981年創業の老舗メキシカンレストラン『オブリガード』。
国道58号線沿いにあって広い駐車場があることもあり、外国人客や地元客でいつも賑わっていました。

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惜しまれつつも、今年の10月30日をもってリニューアル閉店。
先日見に行ってみたところ、同じメキシカンですが、黒い看板のシュッとした別の店に変わっていました。
ちなみに読谷に姉妹店の『オブリー』がありそちらは健在なので、あの雰囲気が恋しい...という方はそちらを訪れるとよいかと思います。オブリガードのチリポーク、好きでした。

 

南風原ドライブイン

1972年創業の南風原ドライブインは明後日12月30日をもって閉店。

閉店が決まった後も変らず多くのお客さんが訪れる人気のドライブイン。
DEEokinawaでは先日閉店間際のお店も取材しています。

もうすぐお別れ、南風原ドライブイン

お店の前にある大きなガジュマルやシーサーは南風原ドライブインがなくなったあとはどうなってしまうのでしょうか。南風原ドライブイン跡については2017年以降も見ていきたいと思います。

読者の方のコメントにありましたが、南風原ドライブインといえば前身の「南風原レストラン」だった時は斬新なCMをうってました。こちらもあわせてご紹介しておきます。

 

 

ココストア(タックメイト)

焼きたてパンや手作り弁当が特長的だった「ココストア」。2015年にファミリーマートに買収されたため、2016年で徐々に店舗が閉店。多くの人が「鶏チリ弁当ロス」に陥りました。

DEEokinawaで特に思い入れがあった「ココストア南上原店」の閉店の様子を追っています。

さようならココストア南上原店

完全に閉店したココストアでしたが、最後の何店舗かが「TAC-MATE」というコンビニに変わるという斜め上の展開を迎えます。ココストアの復活なるか…!

という期待もむなしく、11月で沖縄県内の「TAC-MATE」は閉店。わずか2ヶ月くらいの白昼夢みたいな出来事でした。

さようなら?沖縄第三のコンビニ「タックメイト」

ココストアのパンが食べられずに悲しい思いをされている方も多いと思いますが、県内のファミリーマートでは焼きたてパンを提供している店舗がある模様。これはまた来年レポートできればと思っています。

 

教育福祉会館

こちらは那覇市古島にある教育福祉会館。1976年に高教組の活動の拠点として建設されて、集会などに使われていたそうですが建物の老朽化のため閉館。

建物の外観がカッコイイんですが、1970年代の建物としてはかなりモダンで攻めてる感じなんじゃないでしょうか。

現在は関係者以外の立ち入りが禁止されていて、引っ越しの真っ最中の模様。建物は解体されて、新会館を建設する方向で調整がなされているそうです。

 

那覇市民会館

那覇市寄宮、与儀公園に隣接している那覇市民会館。
裏には沖縄県立図書館と那覇市立中央図書館があり、那覇市の文化的な施設が集まる一画となっていました。開館は1970年。

那覇市が行った耐震診断の結果、国の基準を満たしておらず大地震などの際に倒壊の恐れがあることから、安全確保のため10月13日から休館、立ち入り禁止となっているのです。

【建物探訪】那覇市民会館

建物の保存を求める声もあり、このまま建て替えになるのかはわかりませんが、貴重な建物なので壊すのではなく保存していただければなーと思っています。

 

島袋琉映

島袋琉映は1959年に開館した沖縄市の映画館。2007年に閉館してしまいましたが、建物はライブハウスになったりと利用されていました。

しかしライブハウスも2011年に閉店。建物はそのまま残っていたのですが、今年に入って再開発のため解体に。

現在は建物はすっかりなくなって、跡地にはマンションが建つようです。ライブハウスが閉店してからは入居がなかったようなので、使い所は難しかったのだと思いますが、あの建物がなくなってしまったと思うとなんだか寂しい気がします。

 

コザ琉映

DEEokinawaで周年祭も行った、沖縄市最後の映画館「コザ琉映」。1960年の開業だそうで、デジタル化が進む映画館でフィルムでの上映を行っていました(成人映画)。定かではありませんが、全国で一番古い映写機使っているのではないかという話もありました。

長らく取材NGでしたが、オーナーさんが変わったということでお邪魔することができましたんですが、この歴史を感じる佇まい、ぐっときませんか?

成人映画館「コザ琉映」に潜入

取材では「コザ琉映を含めた銀天街の再生プラン」というのが進んでいたのですが、残念ながら色々あって頓挫した模様。現在は閉館のお知らせが入り口にひっそりと張り出されています。

 

農連市場

那覇市開南にある農連市場。
戦後那覇を象徴するような独特の雰囲気の市場で、初めて訪れたときはものすごい衝撃を受けたのを覚えています。
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【復帰40周年特集】農連市場の風景
農連市場のラジオ体操
農連市場の謎自販機に迫る
真夜中の農連市場で一日店長

これまでDEEokinawaでもたびたび取り上げてきましたが、周辺地域を含めた再開発に伴い昨年末頃から北側部分の解体工事が始まってしまいました。

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今ではだいぶ景色が変わってしまいましたが、工事は段階的に進められるので、市場の南側部分や移転仮設店舗は元気に営業しているようです。今ならまだあの雰囲気が味わえるので、まだ農連市場に行ったことがないという方は是非早朝に訪れてみてほしいです。
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あの自販機も既に動かなくなっていました
新しい市場の完成予定は2018年。
それまで変わりゆく市場の姿をこれからも見守っていきたいと思います。
 

それではみなさま、良いお年を

というわけで2016年になくなったもの、なくなってしまうものをまとめてみた本日の記事、なんだかしっとりしてしまいましたが、いかがだったでしょうか?

上記でご紹介した以外にも、桜坂の入り口にあった「おでん屋悦ちゃん」、国際通りの「おきなわ屋スクランブル店」(建物老朽化のため。他の店舗は営業中)もなくなってしまいました。

私たちの日常にあたり前にあったものが、急に無くなってしまうと心にぽっかりと穴があいたような気分になってしまいますね。これから沖縄がどうなっていくのか、それは誰にも分かりませんが時代の流れの中でひっそりとなくなってしまったものを記憶に留めておいてもらえればと思います。

さて、DEEokinawaは明日12月29日〜1月4日までお正月休みをいただき、来年1月5日(木)から更新再開を予定しています。
ここに来てようやく冬らしくなってきた沖縄。
みなさま風邪などひかないよう暖かくして、よいお年をお過ごしくださいね!

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