イカスミでいつでも闇鍋をする試み

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沖縄の汁物にイカスミ汁というのがあるが、漆黒なので具材になにが入っているのか分からない。そこで気がついたのだが、これを応用すれば明るい日中でも闇鍋が楽しめるのではないだろうか。

我々DEEokinawaは日々、割とどうでもいいことを検証していますが、最近編集部で話題になったことがありました。

沖縄の汁物でイカスミ汁ってあるじゃないですか。イカのスミを溶かし込んだ汁物で見た目はまさに漆黒。中には具材としてイカや豚肉が入っているのですが表面から中身をうかがい知ることができません。

つまりですよ。これを応用すれば日中の明るい中でも闇鍋をすることが可能なんじゃないでしょうか。

 

イカスミで闇鍋はできるのか

闇鍋について一応補足しておきます。闇鍋とはそれぞれ参加者が材料を持ち寄り、鍋に入れて部屋をまっ暗にして何が入っているかを楽しむというものです。

しかしイカスミで鍋をつくれば、汁の黒さで何が入っているか推測することは不可能。闇鍋が明るい部屋でも成立するのでは、という試みです。


520円。高いのか安いのかわからない。

用意したイカスミは沖縄市泡瀬のパヤオ漁港で販売されていたもの。イカスミ汁を作る、という需要があるからなのか県内スーパなどでも割とイカスミは販売されています。

イカスミを土鍋に入れて火をかけます。驚きの黒さ。イカスミは結構独特の臭いがあるのですが、イカスミ臭さがすごいことになっています。


いちゃガリガリ、ジーマミー豆腐、ポチギ、塩せんべい、ふちゃぎ、タンナーファクルー、ポーク、かまぼこ、海ぶどうの9品を用意しました。

今回は鍋の材料として上記を用意。沖縄一固いお菓子である「いちゃがりがり」や十五夜で食べられるお餅「ふちゃぎ」などが入っていますが、常識的に食べられるものを用意しました。

大きすぎる材料は食べやすい大きさに切っておきます。

汁が煮立ってきたので、具材を入れてみます。


汁が黒すぎてピントが合いませんでした

...消えた!

なんということでしょうか。まさにブラックホール。投入した具材なんて最初から存在しなかったのごとく、ただイカスミの湖面が広がっています。これは闇鍋としてのポテンシャルはかなりのものなんじゃないでしょうか。期待で胸が膨らみます。

どんどん具材を入れていきましょう。

ジーマミー豆腐
ふちゃぎ
塩せんべい
タンナーファクルー

あ.........。


調子に乗りすぎた感

調子にのって色んな具材を入れたのですが、ちょっと調子に乗りすぎた気もします。水に浮くタイプの具材は表面に浮かんでいる状態でさすがに何が入ってるかバレそうに。

若干かき混ぜてリカバーします。


海ぶどうは

最後に一番火が通りやすそうな具材海ぶどうを入れて...


すぐいなくなった

闇鍋の完成です!

 

昼間に闇鍋をつつこう

さて、出来上がったイカスミ闇鍋。実際に食べてみて本当に闇鍋になるのか検証してみましょう。

今回は編集部mycoとやんばるたろうが検証を行います。ちなみに2人とも闇鍋作りに関わっているので何が入ってるかはだいたい把握しています。

じゃんけんで先攻後攻を決めて、まずはmycoから。

箸に引っかかった素材は海ぶどうとジーマミー豆腐。

myco
ジーマミー豆腐は密度があって汁が染み込まないから普通にジーマミー豆腐の味。美味しい。海ぶどうはなんだろう・・・あのプチプチ食感は皆無で(たぶん熱でしぼんだ)茎の部分だけなんかずっと口の中でシャキシャキいってる。味がない。

続いて後攻のやんばるたろう。

ふちゃぎが取れました

やんばるたろう:
ふちゃぎだけは取るまいと思ってたんですが鍋の中の大半をふちゃぎが占めていたので自然とふちゃぎが取れました。ちょっと煮込むことによって餅の歯ごたえが皆無でよくわからないモノになってました。砂糖入りなのでちょっと甘いのでそれにも混乱します。

続くmycoはカマボコ。

myco:
これも普通にかまぼこの味。美味しいよ。ていうかこの闇鍋、口の周りと歯がすごいことになるんだけど。

やんばるたろうはポーク。

やんばるたろう:
当たりの具材があたって良かったです。まあ味は普通にポークです。

お次のmycoは塩せんべい。

myco:にっが!!!なにこれ、めっちゃ苦い。岩手の名物"せんべい汁"みたいなノリでイケるかと思ったんだけど。苦いわ。なんでだろう。

やんばるたろうはタンナーファクルーとポチギ。

やんばるたろう:
ほんとだ!なぜだか知らないけどタンナーファクルーが苦い...!

 

という感じで闇鍋を進めていったのですが、具材を入れた当人でも鍋の中の具材を把握するのが困難という結果に。いかがでしょうか。「イカスミを使えば、明るい部屋で闇鍋をすることは可能である」...私たちは今日、またひとつ新しい発見をすることができました。


ちなみにいちゃガリガリはやっぱり固かった

実際に作ってみてのポイントですが、

・水に浮く素材はわかりやすいので煮込みまくるか、沈む素材を用意した方がよい。
・なぜかお菓子は苦くなる。
・具材が溶け出すとマジでどこに行ったのか分からない

という知見を得ることができました。皆さん参考にしてください。

まぁ、それよりもひとつ大きな事に気づきまして...

闇鍋は2人でやっても全然盛り上がらない、ということです。
具材を自分たちで用意したので、なにが入っているか分かっていたことも敗因のひとつかもしれません。
もしイカスミで闇鍋を試す際には大人数でワイワイと、そして具材は持ち寄りでやることをおすすめします。

 

イカスミ闇鍋がテレビにでます

さて、そんなイカスミ闇鍋ですが3月17日の深夜0:15からRBCで放送される「夜更かしマングローブ」という番組にDEEokinawaやんばるたろうとmycoが出演。
ちらりとイカスミ闇鍋の試作段階の様子が放送されます。

基本はトーク番組で、2人がDEEokinawaについて語っておりますので、沖縄にお住まいの方はぜひともご覧頂ければ幸いです。

カットされていなければ、やんばるたろうが今年一番のキメ顔で「続きはWebで!」と言ってますのでそちらも見所です。

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