2017.06.30

今日でさようならHAPiNAHA(ハピナハ)

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国際通りの沖縄三越の後にできたハピナハが本日をもって閉店する。閉店1日前のようすを見て来た。泣いても笑っても今日で終わりなので、気になる人はいますぐに国際通りへ!

国際通りの中心的存在だった沖縄三越が閉店したのは2014年の9月のこと。


DEEokinawaでは、さようなら沖縄三越という記事にしました。

そして三越の跡地をリウボウ商事が「HAPiNAHA(ハピナハ)」として新装開店したのが2015年3月。


建物はそのままにハピナハになった

もともとハピナハは地権者との賃貸契約期限である2017年6月30日までの期間限定事業として展開していました。
現在、その後の利用計画は決まっていないようですが、経営赤字が続いていることもあってリウボウ商事は店舗継続をしないことに決定。当初の予定どおり2017年6月30日、つまり本日をもってハピナハは閉店します。

いったいハピナハとはどんな施設だったのでしょうか。そして閉店間際のハピナハは?
閉店1日前の店舗を見て来ました。

閉店まであと1日


ハピナハ閉店まであと1日(昨日撮影)

入り口には閉店までのカウントダウン。写真は昨日のもののため、今日はここが「0」になっているのでしょうか。

ハピナハは1Fはお菓子などを取り扱う店舗や体験コーナーと飲食店やお土産やさん、ポケモンストア、2Fは子どものおもちゃや雑貨店舗と大衆割烹、3Fから6Fまでがよしもと沖縄花月とおもろおばけ屋敷になっています。

店内に入ってみると、大きなパネルにたくさんの感謝の言葉が書かれていました。
日本語ももちろん多いですが、ハングルで書かれたメッセージもたくさんありました。

1Fの店舗はどうなっているのか

まずは1Fから見て行きましょう。

外国人観光客にも人気だったというポケモンストアにはポケモングッズはなく宝石などが売られていました。

当のポケモンストアはデパートリウボウ2Fにすでに引っ越し済みのようです。

泡盛marcheでは北海道フェア。閉店間際なので50%OFF。

泡盛もほとんどが30%OFFで売られていました。

新規の入荷はないので、空になった棚もあります。

忠孝酒造のショップでは泡盛を混ぜ合わせてオリジナルの味が造れるよう。

こういう複合施設には沖縄そば屋さんが入ってそうですが、ハピナハは銀だこ。

シーサー絵付け体験ができる工房

森永のおかし体験コーナー。

体験もセールをおこなっており、通常1,620円が810円でぐるぐるハイチュウが作れるようです。

こどもたちが体験していました。

ガチャガチャもプライスダウン。もとはいくらだったのでしょうか。

お土産になりそうな商品も軒並みセールで売られていました。

セールをしていたり、空の棚があるものの、閑散としているわけでなくお客さんはちゃんと入っているような印象です。

2Fへ行ってみる

2Fはこどものおもちゃや雑貨の店舗。
ファンシーグッズというのでしょうか。カラフルです。

撮影スポット?

こちらもセールで半額の商品などがたくさんありました。

お店の一角にはなにもなかったり。
色とりどりの商品に囲まれたとおもったら、こういうスペースがあるので虚をつかれてしまいます。
これぞ閉店間際。

ショーケースの中の高い商品?はすでに売り切れているよう。

天ぷらと寿司としゃぶしゃぶが食べ放題のお店もありました。
美味しそう。ちらりと見たところ、年配のご夫婦など落ち着いた雰囲気の方が何組か食事をされていました。

3Fのよしもとさんへ

台湾のテレビ局が来たよう。

エスカレーターはここでおしまいです。

3Fはよしもと花月や沖縄おもろおばけ屋敷があるので、吉本芸人さんのイラストが描かれたハピナハ限定のプリクラがありました。

よしもと沖縄花月。当日料金1500円で観覧できます。

おばへ屋敷は大人1,200円。5歳からも入場できるようですが、わたしは1人だったため怖くて断念しました。

おばけ屋敷に吸い込まれるカップル。

おばけ役は芸人さんが担当されているよう。生身の人間が出てくるのが余計に怖そう。

ちなみに3Fは受付で、実際のおばけ屋敷は6Fにエレベーターで進んだあと、4Fまでミッションやトラップをかいくぐって出てこないといけないようになっています。

他には映画祭の写真パネルだったり

芸人さんたちの感謝メッセージが書かれている壁があったりしました。

グッズもセール中。

HAPiNAHA(ハピナハ)本日閉店です

というわけで、ハピナハの閉店前日のようすでした。
ハピナハの閉店は今日です。施設中でセールをしているので、時間のある方はぜひ寄ってみてはいかがでしょうか。

ニュースによると赤字経営が続いていたようですが、三越亡き後国際通りの活性化を担おうとしたリウボウ商事の社会貢献は大きかったと思います。
親の買い物に疲れたこどもたちが遊べる施設として、国際通りでの存在価値もあったと思いますが、なかなか難しいものなのでしょう。
跡地利用がまだ決まっていないということで、しばらくはそのまま建物が残るとのこと。今後、国際通りはどんな風になっていくのでしょうか。

ちなみに隣にあった那覇タワー跡地は現在は駐車場になっていました。

あ、最後にひとつご報告。
全体的に三越の気高さから、陽気なハピナハに様変わりを遂げていましたが、唯一トイレだけは三越のときのままでした。
次にどこがが建物を利用することになったなら、前にあった店舗や施設の面影を少しだけでも残してくれるなら見つけるのが楽しかったり懐かしくて良いなと思ったのでした。

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