2011.05.09

おにポーの違いを調べてみる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
おにぎりポーク、またはポークおにぎり。略しておにポー。沖縄ではポピュラーな食べ物だが、お店によって違いがあるのか調べてみた。

おにポー

おにポー。それはポークランチョンミートと卵焼きをおにぎりで挟んだ食べ物。
ハワイで食べられているスパム握りが原型と言われている。

最近では具材のポーク玉子以外にも、ツナマヨや油みそ、ハンバーグなども挟まれたりしていて、これ一つで食事が済んでしまう。
ご飯とおかずが一緒に食べられる、お手軽で合理的なファストフード。(一つ300〜400キロカロリー)

onipo_002.jpg

内地のコンビニでも、期間限定で販売されたり、そこそこ一般的になってきたのではないでしょうか。

そこで今回は、おにポーがお店によってどれだけ違うのかを調べてみました。
※ポーク玉子だけが挟まれたシンプルなおにポーを調査したかったのですが、お店によっては販売していなかったり、売り切れていたりしたので、他の具が入ったのも含みます。

ファミリーマート

onipo_004.jpg

沖縄県内に現在203店舗(2011年3月現在)出店している沖縄ファミリーマート(ファミマ)。
ファミマのおにポーは、おかずを挟んでいる物が多い。

コンビニの便利さと、店舗の多さで県内で一番おにポーが売れているのはファミマなのではなかろうか。
買いに行った日も、ツナマヨ、タルタルソース、油味噌、小松菜炒め、それぞれ一つづつしか残っていなかった。

普通のおにぎりはたくさん残っていたのに。みんなおにポー大好きなんですね。

onipo_011.jpg
4月発売の新商品 ポーク玉子小松菜炒め。
onipo_012.jpg
210円。ちょっと高いけど具材と量を考えれば安い。

以前ファミマで販売していたポーク玉子チキナー炒めは、かなり美味しかったのを覚えている。
今回の小松菜炒めも美味しい。これひとつで満足できる味とボリュームですねえ。

onipo_029.jpg
四角。ずっしり重い。
onipo_030.jpg
小松菜炒めにはツナも入っている。

onipo_032.jpg
薄焼きの卵焼き。

onipo_031.jpg
ポークは約9mm厚。

重さも測りたかったのですが、うちにはキッチンスケールなんてありません。
今後も実験等で使うと思うので誰か譲ってください。

ローソン

onipo_006.jpg

沖縄県内に141店舗(2011年3月末現在)出店している沖縄ローソン。
ローソンは、「おにぎり屋」というこだわりのおにぎりのほうが有名でしょうか。

onipo_008.jpg
沖縄限定 ポーク玉子おにぎり。シンプル。
onipo_010.jpg
188円。
onipo_017.jpgのサムネール画像
三角。ちょっとくずれやすい。
onipo_018.jpg
とてもシンプル。

パッケージからは想像できないシンプルさ。
まあ今回はシンプルなおにポーを選んでいるので。

onipo_028.jpg
焼き目がほんのり。

onipo_019.jpg
ポークは約8mm厚。

ココストア

onipo_005.jpg

沖縄県内に101店舗を出店しているココストア。
ココストアは通常のコンビニ以外に、焼きたてパンを取り扱う店舗、店内調理をするココデクックという店舗と3種類ある。
今回はココデクック店でおにポーを購入した。

onipo_007.jpg
何と言っても店内手作り!
onipo_009.jpg
ポーク玉子ならぬポークオムレツサンド。
onipo_020.jpg
四角。ずっしり。
onipo_021.jpg
ミニオムレツとポーク。ケチャップも。

さすが店内手作りだ。ポークは軽く焼いてある。ミニオムレツには人参とひき肉が入っている。
ケチャップには玉ねぎも。

onipo_023.jpg
ミニオムレツの中には具が!

onipo_022.jpg
ポークは約9mm厚。

イオン

onipo_051.jpg

沖縄県内に33店舗(イオン、マックスバリュ、ザ ビッグ)出店している琉球ジャスコ。
2011年3月1日からジャスコの名称をイオンに変更した。
これからは、ナハジャス(ジャスコ那覇店)やバルジャス(ジャスコ南風原店)などの略は聞かなくなるかもしれない。この略し方も地域によって違うらしいが。これから「ジャスコ行こう!」ではなく「イオン行こう!」に変わっていくのだろう。

onipo_039.jpg
イオンのおにポーはおにサンド。
onipo_040.jpg
200円。標準的な値段ではないでしょうか。
onipo_042.jpg
やっぱり四角。
onipo_043.jpg
半月型のポークは軽く焼かれている。

onipo_044.jpg
見たことある形だ...

この玉子焼きって寿司ネタの玉子ですよね?
玉子焼きというか出し巻き玉子だ。味もどことなく寿司ネタっぽい。

onipo_045.jpg
ポークは約8mm厚。

かねひで

onipo_001.jpg

沖縄県内に65店舗を出店するタウンプラザかねひで。その他にホームセンターが2店舗ある。

 

onipo_013.jpg
ポークとたまご。
onipo_014.jpg
155円。安い。
onipo_034.jpg
やっぱり四角。
onipo_035.jpg
すっげーシンプル。

味もシンプルだった。

onipo_037.jpg
可もなく不可もなく。
 

onipo_036.jpg
ポークは約8mm厚。

サンエー

onipo_003.jpg

沖縄県内に60店舗を出店するサンエー。

 

onipo_015.jpg
ポーク玉子おにぎり。
onipo_016.jpg
188円ナリ。
onipo_024.jpg
三角だ。
onipo_025.jpg
カリッと焼かれたポーク!

onipo_027.jpg
卵焼きは手作り感たっぷり!

サンエーのおにポーは手作り感溢れている。
玉子焼きが玉子焼きの味がするんですもの(機械で作った味と明らかに違う)。

やはり店内で調理されているのは美味しい。

onipo_026.jpg
ポークは約8mm厚。

りうぼう

onipo_050.jpg

沖縄県内に12店舗を出店するりうぼうストア。リウボウグループの一つである。
リウボウの前身は琉球貿易商事株式会社。RYUKYU BOUEKI. 略してRYUBO。リウボウ。

onipo_041.jpg
ポークたまごしそ昆布入り。148円!安い。

しそ昆布とご飯の相性はいいはず!他のと比べるとちょっと小さい。

onipo_046.jpg
海苔でびっしりまかれてる。
onipo_047.jpg
しそ昆布の汁で海苔切れる。

onipo_049.jpg
玉子焼きに色移りしてるけど大丈夫。

onipo_048.jpg
ポークは約7mm厚。
 

まとめ

あまり参考にはならない個人的満足度はコチラ。

ファミリーマート ★★★★☆
ローソン     ★★☆☆☆
ココストア    ★★★★★
イオン      ★★★☆☆
かねひで     ★★☆☆☆
サンエー     ★★★★★
りうぼう     ★★★☆☆

満足度が高かったのはサンエーのポーク玉子おにぎりと、ココストアのポーク&オムレツサンド。
特にサンエーの玉子焼きとポークは、しっかり焼かれていたのが美味しかった。
シンプルなおにポーなだけに調理されているものは味が違う。
ココストアのおにポーはオムレツなので、今回の趣旨とは違ってしまうのだけど、美味しかったので。

美味しさの違いは店内で調理されているから?と思ったのだが、ファミマ(たぶん機械で作られている)のおにポーは美味しい。
シンプルなポーク玉子おにぎりが食べたいのならサンエーがオススメです(ポーク玉子以外の具材が入っていない場合は)。

沖縄のコンビニでは「おにぎり温めますか?」と聞かれる。この風習はおにポーから生まれたのでは?と思った。
おにポーは温めたほうが美味しいですからね。

しかし1日で7個もおにポー食べるとは思わなかった。しばらく畜肉は食べないようにします。
(Aランチを思い出した)

関連する記事

フォローしたらいいことあるかもよ

DEEokinawaの新着記事や裏話、面白写真などが毎日届くかもしれません。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

Copyright©DEEokinawa All Rights Reserved.
このウェブサイトに掲載のイラスト・写真・文章の無断転載を禁じます。すべての著作権はDEEokinawaに帰属します。

ページのトップへ