【gisucchiの味な店ブラリ探訪】カラオケラウンジ夢茶巣

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ネーミングのインパクトで前から気になっていた「カラオケラウンジ夢茶巣」に果敢にもひとり乗り込んだイラストルポ!はたして歌うのか...歌わないのか?

はじめまして、gisucchiと申します。
気になるお店にフラリと入ったり、おもしろ看板を撮るのが好きです。
今日はチョット気になっている近所のお店をご紹介します。
 

大通り沿いの存在感

宜野湾市の普天間三叉路から58号線に向かう中ほどに見えてくるオレンジの看板。

「カラオケラウンジ 夢茶巣」
外観

むちゃ…す? なにやら怪しい響き…

昼間見ると、ウッディな外観とステンドグラスで懐かしい喫茶店のような佇まい。
がしかし、昼間は開いておらずオープンは18時から。

木彫りの看板が闇に浮かぶ
1曲100円という懐かしいスタイル

思いきってドアを開ける

いざ店に着いたものの、閉ざされた重厚なドアを前に心ひるみます。
そーーっとのぞくとうっすらとカウンターに先客が見えます。
「ゴクリ…」 右往左往する事5分。

やっぱり誰か誘うんだった…
「夢茶巣でひとり飲みなんて、ムチャすぃやがって…」と、苦肉のダジャレも飛び出す始末です。
しかし、ここまで来て帰るなど…!

意を決してドアを開けました。 ガチャ。

「アラ! いらっしゃ〜い!」と明るい声。
私「ひとりなんですが…大丈夫ですか?」
ママ「もちろん!ひとりでも大歓迎よ、こちらへどうぞ〜」
カウンターに座っていた他のお客様にも笑顔で暖かく迎えていただきました。
私も誘われるまますーっとカウンター席へ。

広い店内
長いカウンター席

笑顔のすてきな美佐枝ママは肝っ玉母さんといった雰囲気の明るい方でした。

キンキンに冷えたビールが嬉しい
お通しのナムル

ご常連さんたちもそれぞれにおひとり様での来店でモアイに行く前に、または家に帰る途中に立ち寄ったそうです。
早速、歩いてきたのどの渇きを潤すべくビールを注文。

モテ期到来?

お客さん「いや〜、若い子が来るのはいいね〜♪」
若い子だなんて言われたの久々です(喜)

「いえいえ…もう40過ぎですよ」「若いわよ〜アナタこれからよ!」
…と、さらにお客さんがご来店。この方もご常連さんのようです。
「おっ♪今日は若い人が来ているから隣に座ろうかね〜♥」

皆で乾杯してママとお客さんの楽しいおしゃべりに加えてもらう。
お、いい感じ。いきなり楽しいぞ…!
さっそく以前から気になっていたあの事を聞いてみました。

私「『夢茶巣』ってどういう由来があるんですか?」
ママ「(スペイン語の)ムーチョ・グラシアス!からきてるのよ」

直訳では「感謝」の意味ですが、みんなでワイワイ集まって楽しい場所でありたいという気持ちで
」がある・「」も飲める・いろんな人が集う「」と、短縮して漢字の当て字を付けたそうです。
あえて漢字に変換するところにママのセンスを感じました。

ついにマイクが…

ここで、最初にカウンターにいたごお客さんが「そろそろモアイに行ってくるさー」「私も帰りましょうね」とそれぞれ退席。
常連さんは、用事の前に立ち寄って一杯飲んで行くという方も多いそうです。
近所でちょっと飲みに通える感じっていいな〜
「ハイ、gisucchiさんも歌ってよ」

そう、ここはカラオケラウンジ!
奥に見えるはミニステージ!
実はあがり性の私…初対面の方の前に出て歌うなんてー!

5分後。。

歌うよね(笑)
ステージからは店内が一望できます

曲はオハコの「港町十三番地」、はりきってまいりましょうーーー!


曲のカウントはおはじきを外に置く方式

歌いきったあとは、これまでの照れがウソのよう。
ステージでの歌唱、なかなか気持ちいい!
そのあと5曲も歌い、お隣さんとデュエットまで。
こんな大胆な私、見た事ない(笑)

レジ袋が並ぶカウンター

カウンター後ろのお酒
壁にドリンクとおつまみメニュー
コーヒーは注文を受けてから淹れてくれる500円で飲み放題

しばらくして、入ってきたお客さんが持って来た白いレジ袋をカウンターに置きました。
その次に来たお二人も手にしたレジ袋になにか入っています。
そして次のお客さんも。。どうしたの?

カウンターに並ぶレジ袋・袋・袋!
持ち込みでおつまみ持参OKなのだそうです。
刺身に焼鳥、ポテトフライ等、ジャンルも様々。
壁におつまみメニューも貼ってあるのですが常連さんは自分で好きなものを買って持ち込みで来られるそう。
私もおすそわけをいただきました。嬉しい!


遠足で弁当忘れた人っぽい


次々選曲されるカラオケとママの軽快なトークで暖まる店内

それにしても皆さん、選曲がどれもツボで、なにより歌がうまい!
私も好きな60年代青春ソングを歌ったら「古い曲知ってるわね」と驚かれました。
当時の日活映画や歌手の話題に馴染みすぎて、「復帰した時いくつだった?」と普通に聞かれたけど、こう見えて復帰後生まれなんです…(年齢詐称してるとよく言われます)
 

地域の歴史を知る

ご常連さんたちと話をしてみると、徒歩圏内のご近所さんであることが判明。
喜友名、新城地区の昔の風景や歴史についてもいろいろと教えてもらいました。
「(スーパー)ユニオン新城店ができる前、あの辺は沼地でひっそりとしていた。見せ見せもいたよ〜!」
「普天間も昔はもっと賑やかで映画館やダンスクラブもあったんだよ」
宜野湾に住んで7年になりますが、普段住んでいる地域の話はなかなか聞けないので本当に興味深かったです。

ステージはご常連さんによる手作り
窓辺には赤城圭一郎


年期の入ったサイン色紙にも18年の歴史を感じます。

女性ひとりでも、コーヒー1杯からでも気軽に立ち寄れる「夢茶巣」はアットホームな雰囲気のカラオケラウンジでした。
暖かく迎えてくれた美佐枝ママにムーチョ・グラシアス!
この雰囲気、かなりハマりますよ~

カラオケラウンジ 夢茶巣(むちゃす)

住所:沖縄県宜野湾市新城2-36-13
TEL:098-894-1887
定休日:月曜日
営業時間:18:00〜1:00

 

ゲストライター

ゲストライター写真:gisucchi
Gisucchi(ぎすっち)
ネコと文鳥と60年代カルチャーをこよなく愛すグラフィックデザイナー・イラストレーター。高校の時「VOW」に出会い、面白い風景や看板を探すことを日々のライフワークにしている。一見ローテンションでも心はハイテンションなB型。空手四段。

Copyright©DEEokinawa All Rights Reserved.
このウェブサイトに掲載のイラスト・写真・文章の無断転載を禁じます。すべての著作権はDEEokinawaに帰属します。

ページのトップへ