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夜中しか開かないラーメン屋の人気メニューは黄色いアレ
沖縄市中の町にある社交街。
夜な夜なお酒を楽しむ人たちが集まる、活気のある街です。
この街のあるラーメン屋では、あるメニューが人気なのをご存知でしょうか。
その、お店がこちら「ラーメン専門店 めん匠」
営業時間がPM8~AM4:30となってますが、現在は夜中のAM12:00~AM4時頃までだそうです。
ラーメン専門店ということで、ラーメンが中心のメニューになっています。ラーメンのスープは「だしラーメンスープ」と「トンコツコクラーメンスープ」の2種類があるようですね。
個人的には
「チャーシューメン トンコク イエイ!リッチマン」
「うまさの革新 貴方もとりこ つけめん」
あたりが気になります。
みんなが食べているものとは・・・
冒頭で「あるメニューが人気」と書きましたが、その正体は店内に入ってすぐに分かりました。
12名掛けの店内に私を含めて11名の方がいたのですが、ラーメンを食べているのは2名だけでした。
残りの8名の人が食べていたのは・・・。
カレーです。しかも、黄色いカレーというやつです。
「ラーメン専門店」なのに11名中9名の人がカレーを食べている…
そう、この「ラーメン専門店 めん匠」では、カレーが大人気なんです。
せっかくなのでカレーを注文してみました。
お味の方は、優しい家庭の味というか、カレーなんですがコクがあるというか、大変美味でございます。
ルーの分量が多いので、シチューのような感覚もしました。
テーブルに置かれている調味料にはイカリウスターソースが。店員さん曰く「ソースはカレー用」とのこと。
かけてみました。
味が少し濃くなるので途中で入れると良いアクセントになります。
店内のお客さんからは「ぁあ~、これこれ」「懐かしいね」という声が聞こえてきました。
私も隣の席でラーメンを食べていたオジー様に話しかけられ
「昔のカレーと言えば”SB”と”小麦粉”で作るわけ。どこ行っても全部これだったんだよ」
と説明してくれました。
沖縄の地域に根付く黄色いカレーの歴史を感じます。
懐かしむ声と、オジー様の説明を聞きながら、調理場を見てみる・・・
驚いたことに、中華鍋でカレーを作っているんですね。
店主に振られる鍋の中身がカレーというギャップがクールでした。
ラーメン専門店とカレーの関係
店主(らしき人)曰く、店をはじめてから20数年になるということで、歴史あるお店なんですね。「東京ラーメン」と書かれていますが、東京で修業したわけではないそうです。
いつごろからカレーを作り始め、いつごろから人気が出たのか伺うことはできませんでしたが、ラーメン専門店の店内にカレーを食べるお客さんが多い風景には驚きました。
カレーだけでなくラーメンを頼んでいるお客さんもいたので、そちらのお味も気になります。是非とも次は”長生きの秘訣ワカメラーメン”と”トビッキリおいしいギョーザ”を食べてみたいです。
この記事を見て「カレーもラーメンも両方食べたい」という欲張りな人のために、カレーとラーメンを組み合わせた「カレーラーメン」が出来る事を密かに願っています。
ゲストライター
- iwaro
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東京の四谷生まれ、沖縄移住後に出会った青年会を通じて地域活動とエイサーに魅了されすぎて、地域漬けな日々を送っている。特技は物事に興味を持ち、飽き易いけど頑張ること。という抽象的な青年です。DEEでは地域団体ネタを模索中。
Blog: http://nagaro.ti-da.net/