2013.02.15

今、恩納村の旧道がアツい

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今月から恩納村で開催されているイベント『おんな海道フェスタ』では、ウチナーンチュでもじゅうぶん楽しめる面白そうなイベントが盛りだくさん。そのなかで、旧正月に開催された「大漁旗見学ツアー」に参加してきました。

2011年に開通した恩納バイパス。
夏場の観光シーズンにおける渋滞緩和を目的とした、恩納村瀬良垣から南恩納までをつなぐ国道58号のバイパスです。

南部からまっすぐ国道を北上しているといつの間にかバイパスを通るようになっており、市街地へ行くにはわざわざ左折しなければなりません。そのため移動の時間短縮になり確かに便利なのですが、今や旧道・裏通りとなってしまったかつてのメイン道路国道58号沿いの商店や飲食店からは地元客や観光客の足が遠のき、売上が大幅に減少してしまったそうです。

そんななか、かつての客足を取り戻そうと旧道を「おんなサンセット海道」と名付け、今月2月3日から『おんな海道フェスタ』という恩納村全体をあげてのイベントが開催されているのです。

素通りだめよ 恩納フェスタ来月3日から(2013年1月27日)- 沖縄タイムス

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おばさまのポーズがナイスなこのポスターやカラフルなのぼりが恩納村内のいたるところに設置されています。
ちょうど県外から友人が遊びに来ていたこともあり、このイベントのプログラムのひとつ「恩納漁港大漁旗見学ツアー」に参加してみました。
 

旧正月は雨のはじまり

この日はちょうど旧歴の1月1日。1年間の航行の安全や豊漁を祈念して漁船に大漁旗を掲げます。
糸満や奥武島などが有名ですが、ここ恩納村でも数隻の漁船が大漁旗を掲げていました。

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本日案内していただく恩納村商工会の平田さん。

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恩納村といえばもずくの養殖もさかん。これはもずくの網だそうです。

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こちらがお目当ての大漁旗!

あいにくの雨模様でしたが、鮮やかな色彩の旗がなんとも美しくおめでたい気分に。
平田さん曰く「首里城もそうですけど、やはりこの沖縄の鮮やかな色彩感覚は中国から由来しているものでしょうね。」とのこと。

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ちなみに私たちが参加した大漁旗見学ツアーのすぐ隣では、ホエールウォッチングのツアー船が出港する所でした。
今がちょうど時期のホエールウォッチングは、那覇からだけでなく恩納村からも参加可能。
お客さんにくじらを見せないで帰ってきたことは今まで一度も無いそうです。

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漁港の天井にはサバニが掲げられていました
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船頭には伝説の歌人、恩納ナビーの姿が

お待ちかねのくわっちータイム

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だんだん雨脚が強くなり大漁旗もしんなりしてきてしまったので、予定を短縮して次の行程へ進むことに。

そう、ツアーの最初に案内役の平田さんがおっしゃっていたのです。
「漁師さん達にくわっちーをお願いしているから、ちょっとつまめるかもしれませんよ。」

というわけで、参加者一同が心待ちにしていたくわっちータイム!
漁師さん達が使っているちょっとした小屋のようなところへ案内していただくと・・・。

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いきなりタコ!
テントの端から2〜3匹でっかいタコがぶらさがっていました。うーむ、ワイルド。

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こういう計器にワクワクしてしまいます。

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そして、魚の唐揚げどーん!
なにやらいろんな種類の魚の唐揚げがでかい箱に無造作に山積みになっていました。うーむ、ワイルド。

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左の寸胴からは今が旬のアーサの良い香りが。
右の巨大シンメーナービではヤギ汁を煮込み中だそうで、辺りにヤギ臭がプンプンと。これは好きな人にはたまりません。(そうでない人にとっても別の意味でたまりません。)

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缶ビールをあおりながらの、THE 男の料理です。
 

つまみぐいの域を超えたおもてなし

というわけでツアー参加者の前にくわっちーが並びました。

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糸もずくのかき揚げ!

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イラブチャーの唐揚げ!頭からしっぽまで丸ごと!

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糸もずくの和え物は大鍋いっぱいに。
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この粘り!フコイダンたっぷり。

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島豆腐入りのアーサのおつゆ!冷えたからだに染み渡ります。友人は2杯おかわりしていました。

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そして恩納村名物の海ぶどう!こんなにきれいで粒が大きくみっしりと揃っている海ぶどうは初めて見ました。
国際通りのおみやげ屋さんの水槽でぐるぐる回っている海ぶどうがもはや別物に見えます。
向かって左側のちょっと房の形が違うものは海ぶどうの親戚だそう。時折見かけるようになった「海ゴーヤー」ともまた違うそうで、漁師さんたちは「エンジェル」と呼んでいました。ワイルドな海の男たちの口からまさか「エンジェル」と言う単語が出てくるとは思わなかったので、ついニヤニヤしてしまってごめんなさい。

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国道沿いにある海ぶどう丼が有名なお店、その名も『元祖 海ぶどう』の白井さん。色は黒いけど白井さん。

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夢の海ぶどう一気食い!
この量を居酒屋で注文したらいったいいくらぐらいするのでしょうか...。

実はこのツアーが終わってからどこかでお昼ごはんを食べようと思っていたのですが、ここですっかりおなかいっぱいになってしまいました。漁師のみなさん、ありがとうございます!ごちそうさまでした!
 

おまけにさんご畑の見学も

ワイルドな漁師めしでお腹いっぱいになった後、予定には無かったのですが漁港内にあるさんご養殖施設も見学させてもらえることに。

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案内役の銘苅さん。
さんご養殖といえば読谷村が有名ですが、ここ恩納村でも積極的に取り組んでいるんだそう。

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小さなさんごを自然の原料でできたプレートに針金で固定し、一定の大きさになるまで養殖施設内で管理。
ある程度まで成長したら、プレートごとボルトで海に固定するんだそうです。
その方法もはじめは全く分からないので、何年も何年も試行錯誤を繰り返し、近年ようやく成果があがるようになってきたとか。

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写真は、昨年施設内でさんごが産卵したときの様子。抱卵したもののいつ産卵するか分からなかったので、スタッフは1週間近く夜どおし観察を続けていたそうです。産卵したときは本当に感動した!とおっしゃっていました。水槽のなかが一面、さんごの卵のピンク色に染まったそうです。

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近隣の幼稚園や小学校に通う子どもたちのさんご植え付け体験も行なっているそう。
自分が植えつけたさんごだと思うと、愛着もひとしおでしょうね。

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はじめはダイビングのために県外から恩納村に来て、そのまま住み着いてしまったという若い女性スタッフの姿も。

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このカラフルなさんごたちが養殖施設を旅立って、恩納村の海で大きく成長する日が楽しみです!

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というわけで、ここで今回のツアーは終わり。時間にして1時間半ほどでしたが、今まで知らなかった恩納村の魅力にふれた1時間でした。寒い中案内してくださった平田さん、本当にありがとうございました!
 

ウチナーンチュにもおすすめ!

『おんな海道フェスタ』では、ほかにも気になる体験ツアーがいっぱい。

  • おんなじゃんけん大会
  • 第一回 おんなグルメ選手権
  • 恩納生まれの歌人「恩納ナビー」にちなんだミスコンテスト
  • 琉球グラスにうるしの絵付け
  • エコツアーと民具作り

などなど。(※事前に要予約のものもあり)
県外からの観光客はもちろん、ウチナーンチュでも楽しめること間違いなしです。

『おんな海道フェスタ』は来月3月3日(日)までの開催。
パンフレットを見るだけでも楽しいので、是非パンフレットを入手してイベントをチェックしてみてくださいね!

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ガイドブック・問い合わせ
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恩納村商工会
http://www.onnanavi.jp/
http://www.onnasunset.jp/
TEL:098-966-8258
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