沖縄野菜のネーミングを集めてみる

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沖縄野菜の種や苗、割と名前が独特なので集めてみた。

先日沖縄に来てから撮りためていた写真を整理していたんですが、僕が沖縄で最初に就職した会社の写真が出てきました(8年くらい前で印刷会社)。懐かしみながら見ていたんですが、その中で一体なんで撮ったかよく分からない写真がありました。

沖縄小型へちま「うり娘」。

なぜこの写真を撮ったのか8年経った今となっては分かりませんが、この写真を見たときに僕の中に、ふと閃くものがありました。

「沖縄野菜の種や苗のネーミングは割と独特なのではないだろうか」と。

そんなわけで本日は

ホームセンターの園芸コーナーにて沖縄野菜のネーミングを調べてみたいと思います。

 

沖縄の園芸コーナーには島野菜の種がある

全国の園芸店には野菜の種や苗などが販売されていますが、沖縄の園芸店で売られている野菜の種には沖縄独特の野菜である「島野菜」の種が販売されています。

こちらは「しまな」。全国的には「からし菜」と呼ばれているやつですね。沖縄ではそのまま汁物にいれたり、塩漬けにした「チキナー」をチャンプルーにしたりします。それではここから島野菜の種についてネーミングを見ていくことにいたしましょう。

 

大根

まずは大根から見ていきましょう。沖縄の島野菜としてあんまり大根って全面に出ていない気がしますが、ファーマーズマーケットなんかではよく大根見ますよね。沖縄方言では大根を「デークニー」と言います。

沖縄50日大根

沖縄50日大根。まぁ普通ですね。さっきの「しまな」も「沖縄からし菜」だったんですが、これって品種が内地のものと違うのでしょうか?「沖縄」って付いているだけ…?

沖縄島大根 島風

沖縄島大根「島風」(しまかぜ)。ずんぐりむっくりしてますね。ちょっと前に那覇市の小禄あたりで昔作られていた「鏡水大根」というやつが復活したらしいのですが、それも割とずんぐりしたものなので沖縄の大根はもともとそんな形なのかもしれません。

台湾大根 南風

台湾大根は「南風」(ふぇーかじ)。台湾大根なのに「沖縄用」とはこれいかに。そして大根には「風」をつけるのがトレンドなのでしょうか?

 

キャベツ

チャンプルー・タマナー

タマナーはキャベツの沖縄方言。キャベツと豆腐とポークあたりを炒めた料理を「タマナーチャンプルー」と言いますが、チャンプルー専用キャベツなんでしょうか?すっごい横文字な割に、よく考えると普通のネーミングです。

 

冬瓜・へちま

続いて、冬瓜とへちま。

冬瓜とヘチマは割と普通…?冬瓜には「沖縄専用」「島んちゅシリーズ」という文字が。まぁ他の種で「島んちゅシリーズ」を見つけられませんでしたが。

「太ヘチマ」も普通のネーミングではありますが、「食用、観賞用に人気」っていう表記は割と沖縄っぽいのかと思います。

こちらは「沖縄トウガン」とヘチマの「味枕」(あじまくら)。まくらへちまて書いてあるんですがそんな種類があったとは。袋には「新ナーベーラー!」との文字が。

「ちゅらとうがん」という種類もありました。「長寿県沖縄で愛される、伝統の野菜」というキャッチコピー。

 

チシャ菜

チシャ菜は焼き肉屋さんでよく見るサンチェのこと。

これ島野菜では無いような気がしますが、「まーさん」という沖縄方言をつけるだけで一気に沖縄野菜っぽく。

 

パパイヤ

続いてはパパイヤ。沖縄では果物というよりは、緑のパパイヤを野菜として食べる事が多いと思われます。

「台農2号」「オキテング25号」…なんかロボットみたいになってきました。一番左は「レッドレディー」。こちらは実が赤みがかっているようです。

ちなみにパパイヤは雄株と雌株があり(両性株というやつもあるらしい)、雌株にしか実がならないため種の袋には「オス株の種子は入っていません」と書かれています。また、どの袋にも「背の低いうちから実がなる!」という文字が。パパイヤはそこがアピールポイントのようです。

 

オクラ

沖縄では炒め物などにも使われるオクラ。

下の「島オクラ」も気になりますが、上の「島の唄」「島の恋」。なんだかオクラはものすごい島押しかつ、ちょっと詩的なネーミングです。

と思ったらこんなものも。(多分)五角形オクラだから「フィンガー5」。フィンガー5を知らない人はお父さんやお母さんに聞いてね!

 

人参

沖縄紅美人

なんかすごいネーミングきました。紅美人。そういえば人参といえば糸満市のブランドで「美らキャロット(ちゅらキャロット)」というやつがありますが、人参は美しさ的なものを品種の名前とかにする感じなんでしょうか。

 

ゴーヤー

最後はゴーヤーを見ていきましょう。

太願寿ゴーヤ(ちゃーがんじゅーゴーヤ)

沖縄方言丸出しです。袋には「ゴーヤーチャンプルーにおすすめ」と書かれているのですが、おすすめできないゴーヤーがあるんでしょうか?

島娘ゴーヤー

こちらは島娘。冒頭の「うり娘」や先に紹介した人参の「沖縄紅美人」のように農作物って女性に例えられる事が多いような気がしますが、なぜなんでしょうか?ご存じの方がいらっしゃったら教えてください。

島心ゴーヤー

こちらは「島心」。なんだか島が付けばなんでもよくなってきた感が漂ってます。

すずめゴーヤー

手のりサイズの小さなゴーヤーができる品種。しかし、わざわざ小さなゴーヤーをつくるメリットが思いつきません。

2色マジックゴーヤー

だんだん意味が分からなくなってきました。

 

以上沖縄野菜のネーミングコレクションでした

というわけで沖縄野菜のネーミングを集めてみましたが如何だったでしょうか。ネーミングの法則としては

・とりあえずウチナーグチをつけてみる
・「島」とか「沖縄:とかつけてみる
・オクラのネーミングは詩的に

みたいな事なのかと思います。園芸コーナーなどには沢山種や苗が販売されているので皆さん注目してみてください!

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