2015.07.24

一日だけの市場開放!中央卸売市場まつり

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年に一度、毎年7月に開催されている沖縄県中央卸売市場まつり。新鮮な青果が驚くほど安く買えたり、普段の卸売市場の様子が垣間見えるおまつりでした。

一般人も中央卸売市場に入れるお祭り

沖縄で市場といえば那覇の国際通り近くにある牧志公設市場が有名ですが、浦添市の海側、伊奈武瀬(いなんせ)に『沖縄県中央卸売市場』という市場があります。

ここは毎日県内各地、全国、外国から届く生鮮食料品(野菜・果実・花き)等の卸売をするための市場であり、普段は登録している仲卸業者以外、一般の人は入れないようになっています。
場所も普段はあまり訪れない分かりにくい場所にあるため、その存在を知らない人も多いかもしれません。

そんな中央卸売市場に、年に一回だけ一般の人も自由に入ることのできるお祭りがあるのです。
それが今回ご紹介する『中央卸売市場まつり』です。

コンクリート造りの大きな建物は1984年竣工。
沖縄らしく随所に花ブロックが多用されており、建物だけでも一見の価値ありです。
普段は早朝4時から花き、6時から青果のせりが始まるようですが、まつりの開催時間は午前8時〜12時まで。
私は9時頃に訪れたのですがちょうどピークの時間帯だったようで、卸売市場に向かう道路がけっこう渋滞していました。

建物の外にはコンテナのような大型冷凍庫や冷蔵庫がずらり。
生鮮食品や花きなどがこのなかで保存されています。
 

青果仲卸売場・関連商品売場

まずは建物の北側にある、青果仲卸売場、関連商品売り場へ。
ここはブースごとに区切られており各業者がテナントとして入居しています。

一歩足を踏み入れると人・人・人のすごいにぎわい!
年に一度のこのお祭りを楽しみにしている県民が多いのが分かります。

それもそのはず。


安い!!!


でかい!!!

そう、スーパーなどでは1株300円近くする国産ブロッコリーが100円、キャベツは2玉で100円・5玉で200円、常備しておきたい人参・たまねぎ・じゃがいもの袋詰め放題が300円など、とにかく安い!そして新鮮なのです。

沖縄そばや中華料理などの飲食店もありました
オキコのパンやお菓子は子どもたちに大人気
乾物屋で見かけたレトロでかっこいい機械。
かつお節削り機?
沖縄県民の定番、キャンベルスープも安い

ちょうど今はマンゴーの時期ということで、お中元や贈り物などに購入し、ここから配送を申し込む人もとても多かったです。


次々と配送されていくマンゴーたち


スナックパインは1玉100円。売り方もなんかすごい。

青果セリ場(メイン会場)へ

建物の南側へ進むと、だだっぴろい空間に出ました。ここが祭りのメイン会場となっている青果セリ場。
普段はここにたくさんの青果が並べられ、セリが行われているんですね。
ガーデニング教室やフラワーアレンジメントなど、夏休みの子どもたちも楽しめそうなイベントも行われていました。


ステージではマンゴーコンテストの表彰式が


荷受事務所が祭り本部になっていました

大人気のマンゴージューススタンド
野菜の詰め放題にも大行列が
観葉植物コーナーお買い得でした
見たことのない珍しい花なども

普段の市場も見てみたい

まつり会場の裏側をのぞいてみると、普段の市場の風景が垣間見えてぐっときます。
写真をずらりと。

なんだか昭和を感じる風景。
普段のセリが行われている様子も是非見てみたいですね。
 

来年は朝イチで!

今回の戦利品はミニマンゴー(といってもわりと大きめ)500円と伊江島産小麦粉300円。
どちらも市販価格よりかなりお得に購入できてホクホクです。

今回は人が多すぎてあまりゆっくり見られませんでしたが、来年は朝イチで乗り込みたいと思います!
青果や花き、古い建物などに興味のある方におすすめのお祭ですよ。

以上、沖縄県中央卸売市場よりお伝えしました。

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