2歳10ヶ月の息子は観光施設で何を見ているのか

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息子が3歳間近になった。観光施設などに行ってもイマイチツボが分からないのだが、何を見てるのだろうか。ライフログカメラを装着して検証してみた。

こんにちは。やんばるたろうです。
さて、本日は息子の話なんですがいつの間にかそろそろ3歳という年齢にさしかかりまして、言葉も達者になってきてまぁ父としては嬉しい限りです。この前は道ばたのウンコみて二人で1時間くらい「ウンコだ!」って言って笑ってました。

で、休日に息子を連れて遊びに行ったりするのですが、イマイチ息子のツボが分からなくて悩んでいます。割と遠出して美ら海水族館に行ったりしてもジンベイザメにはそんなに喜ばずに館内バスの音楽を喜んだりと「そこかよー!」って事がままあるのです。

我が息子はいったい何を見ているのでしょうか?

疑問を解決すべく、「ウェブログカメラ」なるものを購入しました。


取った写真はアプリで確認できます。
これは東京のウェブメディアびっくりセールで身につけてたときのもの

これは身につけておくと最短1分に1回撮影が行われて写真が蓄積されるというカメラです。
これを息子の身につけて観光地を回れば我が息子が何に注目しているかを知ることができて、気持ちをより知ることができるのではないでしょうか。

というわけで、本日はウェブログカメラをつけた息子と観光施設を歩いてみます。

 

おきなわワールドに息子とともに

息子が何を見ているのか検証すべくやってきたのは南城市にある「おきなわワールド」。国内最大級の鍾乳洞の玉泉洞、築100年を経た古民家が建ち並ぶ琉球王国城下町、ハブなどを展示しているハブ博物公園など沖縄の要素をぎゅっと詰め込んだテーマパークになっています。

入り口で息子にカメラを装着。「これなーんだ?」と言っていましたが「名札だよ」という父のいい加減な説明にとりあえず納得した模様。身体につけてるので厳密には息子目線じゃない気もしますが、まぁそこはご愛敬ということで。

では息子目線で撮れた写真からおきなわワールドの旅をお送りします。

 

玉泉洞(20分)

父にカメラをつけられる
受付カウンター
訳は分からないが玉泉洞まで走る
玉泉洞まで降りていく

受付カウンターでチケットを購入し、まずは玉泉洞を見学してみることにしました。

普段見たことのない風景なんで嫌がるかと思ったけど、「トンネル」と呟いて割と平気です。あと子供あるあるだと思うのですが(うちだけ?)、流れる水を飽きることなく眺めてます。鍾乳洞内の川を興味深そうに見ていました。

しかし、所詮は2歳児。半分行く前に「さて、と。」とつぶやきはじめました。これは危険信号。「さて、と」は絵本の一節で次に続く言葉は「そろそろ行くかな」なのです。入ってから10分程度。完璧飽きてます。

そこから抱っこで高速移動する父。抱っこされながらぼんやり眺める天井の鍾乳石。

玉泉洞はだいたい23分くらいで踏破(10分で飽きる)。

 

琉球城下町(30分)


シーサー工房のシーサーをひとつずつタッチして父をヒヤヒヤさせる

玉泉洞を抜けると南国の珍しい植物を見る事ができる果樹園、琉球ガラスが体験できる工房などがあるのですが、ほぼスルーでやってきたのは琉球城下町。

古民家が建ち並び、古民家では藍染めだったり、紅型だったり様々なアクティビティを楽しむことができるエリアです。ここで息子が向かったのは…

池。

この池には魚がすんでいて餌やりを楽しむことができるのですがこれが楽しかったらしく

餌の自販機(ガチャガチャ)
池(餌やり)
餌の自販機(ガチャガチャ)
池(餌やり)

父の財布の100円玉を着実に消費しながら30分間ひたすら餌やり。城下町の他のものに目をくれることは一切ありませんでした。


アプリで見るとずっと池が並ぶ。

父所有の100円玉をすべて消費したのを確認したところで(もうないのかよ?って顔をしていた)ハブ博物公園に移動します。

 

ハブ博物公園(10分)


息子カメラで写ってなかったので父のカメラから

続いてやってきたのは、ハブとのショーだったり、生きたハブの展示も行っているハブ博物公園。

入り口には生きたイラブーとアカマタが展示されてるのですが、ニョロニョロと動くイラブーには興味を示すも全く動かないアカマタには見向きもしません。


抱っこされてるので目線が高い

ちょうどハブのショーが開催されてたので行ってみたのですが2秒で「帰る」とのたまう息子。人がかなり多かったのでちょっと怖かったのかもしれません。そういえば美ら海水族館のイルカショーも嫌がってました。そんな息子がハブ博物公園で最も見ていたのは…

でかい亀
ちいさい亀

亀の展示ブース。それはもう目を輝かせておりました。ここには各種ハブなどを見る事ができるブースもあるのですが「ヘビはいない」と言い放って、結局ブースに近寄りもしませんでした。

落ち葉を亀にあげる!と主張してましたが、亀は落ち葉を食べないということを言い聞かせると、「ごはん食べる」と言い出しました。そんなに満喫してないけど、ハブ博物公園はこれにて終了。

 

健食バイキング ちゅら島(40分)

昼食を食べにやってきたのは園内のバイキングレストラン ちゅら島。大東寿司だったり、タコライスだったり沖縄料理が豊富にあります。

しかし、息子が注目しているのは…

わー!
わーわー!

結構広いキッズスペース。ご飯を食べるよりもキッズスペースで遊んでる時間が長い…!

バイキングで色々と選べるのですが、食べたのは主にカレーライス。子育てをしていて思うのですが、カレーって小さい子には最強の料理ですよね。もうカレーだけ毎日与えていればいいんじゃないかと思いました。

カメラにはびっしりとキッズスペースの映像が。ぼやけてるのは息子が食事で汚れた手でカメラを触ったからだと思われます。しかし座敷もあるし、キッズスペースも広いのでこのレストランはたまに行きたいところです。

 

スーパーエイサー・売店

広場を走って
コケる

食事が終わった後は近くの広場的なところを駆け回ったり、コケたりしてしばし時間を潰します。

おきなわワールドではエイサーショーが1日4回開かれるのでそれを見ようと思ったんですが、エイサーが始まった瞬間に「帰る」と言い出す息子。やっぱり人が多い所はあまり好きで無いようです。せっかく待ったのに…!

そろそろお昼寝の時間でもあるので、最後は売店に。父の実験につきあってくれたお礼も兼ねて何か欲しいものがあったら買う旨伝えます。

息子はしばらく売店を走り回った後

飛行機とバスがセットになったチョロQ的なおもちゃを持ってきました。

その後のカメラの映像は大事そうにおもちゃを持つ息子の写真のみ。以上がおきなわワールドで息子目線のカメラに収められていた全てです。

 

魚・亀・キッズスペース

という訳で本日はライフログカメラを使って、息子は観光地で何を見ているのか調べるという試みをお送りしましたが、2歳と10ヶ月になる息子が特に反応したのは

魚・亀・キッズスペース

という大して沖縄が関係無いところでした。そこかー。まぁまだ2歳なんでそんなものかもしれませんが。そして記事を書いていて思ったんですが、これライフログカメラ使う意味があったのか。

しかし、息子的には楽しかったようで「洞くついった」「またおきなわワールドに行きたい」とたまにぽつりと漏らします。うん。子供が楽しければいいか。また行こうな。

※ 最後に息子のカメラに写っていた写真を全部まとめて載せておきます。下から上に向かって時系列順に並んでいるので下の方からご覧下さい。

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