2017.11.08

「やんばる9ダムスタンプラリー」に参加してみた(後編)

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「やんばる9ダムスタンプラリー」というイベントをご存知でしょうか?平成29年3月29日〜9月30日の期間限定で、北部ダム統合管理事務所が主催していたスタンプラリー。5月に巡り始めた私も、ようやくすべてのスタンプを集めたので、その成果をご報告します。

「やんばる9ダムスタンプラリー」を始めてみたけれど

9月末までの半年間実施していた「やんばる9ダムスタンプラリー」に、5月の連休明けからチャレンジし始めました。
当初「ささっと見るだけになっちゃうかもしれないけど、なんとか1日でまわり終われるだろう」と軽く考えていたのですが…とんでもない!!!!笑
1日目の成果は、たったの4カ所だったのでした。

前編はこちら

まず1つ目の敗因が、最北端のダムが那覇からとても遠かったこと。
2つ目が、ダムはどこも山の中にあったこと。つまり、地図で見るよりも範囲が広く、まわり甲斐があったということです。やんばるの広大さを再確認!
それはそれで良い経験だったのですが、前回の反省を踏まえて作戦変更。「どこかへ出かけるついでに、ダムにも寄る」ことにして、残る4カ所をまわってみました。
 

5、大保ダム(大宜味村田港)

前回、すぐ近くにある福地ダムに行きながらも、事務所が開いている時間内にたどり着けず断念したのが、こちら大保(たいほ)ダム。
大宜味村の大保川の上流にあり、県内では福地ダムについで2番目の大きさです。

生物多様性に配慮したエコダムで、事務所内にはやんばるの自然についての展示スペースがあります。かなりリアルなマングースの標本があって「おお!こんなんなんだ!」と感動したり。

そうそう、忘れちゃダメなのが各ダムにいるキャラクター探し!
大保ダムの「ブナキー」と記念撮影。

ここでようやく、国頭村、大宜味村、東村のダムを制覇したことになったのです!
調子に乗って変なポーズも取りたくなりますね。やったーー!!
 

6、漢那ダム(宜野座村漢那)

さて、次に紹介するのが、宜野座村にある漢那(かんな)ダムです。地域活性化のシンボルになることを目指し、ダムに訪れる人々に親しみやすいダムとするため、国内の大規模ダムでは初めて本格的な景観設計を取り入れたのだそう。

最初カーナビが指す場所に着くと、広い公園内に迷い込んでしまい右往左往。それくらい大きな敷地が広がっていました。
事務所内の資料室には大きな水槽がいくつもあり、漢那ダムの生態系について学ぶことができます。

さらに、人工的に造られた湿地帯「めだかの学校」では、沼の上を渡された橋を歩きながら生き物観察。資料室の水槽も良いけれど、生き生きと広い場所で泳ぐ生き物を観察するのも良いですよね!

お待ちかね(?)漢那ダムのキャラクターは「カン太」くん。
そろそろ思って来たのだけれど、各キャラクターの名前の由来は何なのだろう?これも何かの機会に調べてみたいと思います。

 

7、金武ダム(金武町)

ここまで来ると、もうゴールは近いぞ!!
金武町にある金武ダムへやって来ました。沖縄好きなDEEokinawa読者のみなさんはご存知だと思うのですが、読み方は「きんぶ」でも「かねたけ」でもなく「きん」ですね。

マングローブカヤックが楽しめることでも有名な億首川(おくくびがわ)の水量を調節するためのダムで、もともとは「億首ダム」という名前だったそうですが、平成26年2月に金武ダムへ改められました。

事務所屋上の展望台からの景色が素晴らしい!
ここでもまた、職員さんが巡回に出ていた時に訪ねてしまったようで、一度はスタンプゲットならずか!?と諦めかけたのですが、しばらく待ってスタンプをゲット!
つ、ついに!残すはあと1個となりました!!

そうそう、困ったことに金武ダムではキャラクターが見当たらなかったのです。何度もダムの周りをまわってみたんですが、どこにいるんだろう??見つけた方がいたらぜひ教えてください!

 

8、羽地ダム(名護市田井等)

最後の1カ所となりました、名護市にある羽地ダム!
地図で言うと漢那ダムより北に位置するので、本来は先にご紹介したかったのですが、結果的にはこちらが最後のスタンプラリーポイントになりました。職員さんと全然会うことができず、なんと3回も通うことになるという……。

羽地ダムのこのフォルム、もう忘れることはないでしょう。

羽地ダム管理支所前のこの景色

羽地ダム管理支所の、このりっぱな赤門の玄関も、決して忘れることはないでしょう。

羽地ダムのキャラクター「ホタル」くんは、もはや友だち♪笑

あ、大事な羽地ダムの説明を忘れそうでした。羽地ダムは、沖縄県内最大級の羽地大川の河口上流地点に建っていて、洪水調節、流水の正常な機能の維持、かんがい用水及び水道用水の供給を目的にしたダムです。

事務所内の資料室も、ぜひのぞいてみてくださいね!


 

ついにこの瞬間が…!!!!

二度の失敗にもめげず、三度羽地ダムにやって来ました。
資料室の前のスタンプラリー台を横目に見つつ、2階の事務所に繋がる電話で職員さんにスタンプラリー集めのことを伝えると……

持って来てくれた!!やっとスタンプ押せる!!!!
同時にずっと集めていたダムカードとインフラカードもゲットしました!

職員さん:もしかして、ここが最後ですか?
クダカ:そうなんです!ついに集め終わりました!!
職員さん:おめでとうございます!では、ちょっと待っていてくださいね。景品を持って来ます。
クダカ:はい!(…ついに!!)

高鳴る胸を押さえながら、待ちに待ったこの瞬間。やんばるダムスタンプラリーの景品を発表します!景品は…

ここでしかもらえないダムカードだ!!
貴重な「リュウキュウアユ」と「北部5ダム」を紹介しているカード。カードの左下に(ver1.0 2017.3)という文字があるということは、このスタンプラリーのために作ったばかりということですね!
なんとーー!!けっこう時間かけたけど、こういうオチなんですね。ありがとうございます!!
と思っていたら、次の瞬間思わぬ展開。

職員さん:スタンプリーの景品は、この2枚のカードと「ダムツアー券」から選んでもらえるんですが、どうしますか?

え???「ダムツアー券」って何それ?すごい!!!!!

クダカ:……どちらも欲しいです!
職員さん:そうですね。2種類のスタンプラリーを集めてくれているので、ひとつずつお渡ししますね。

ということで、スタンプラリーに挑戦したご褒美に「ダムツアー券」をいただいちゃいました!
やんばるの9つのダムのどこか1カ所で見学ツアーに参加できるという特典。スタンプラリー達成日から半年以内の有効期限の中で、操作室や本ダムの見学だけでなく、ダムによってはリュウキュウアユ観察や上流洪水吐きの見学までできるそう。
これ、ダム見学の内容でもうひとつネタが書けそうですよね。今からワクワクしています。笑

 

まとめ

5月の中旬から丸4ヶ月かけて挑戦した「やんばるスタンプラリー」。紆余曲折ありながらも、なんとか制覇しました!!
終わってみれば時間はかかったものの、予想以上の景品をゲットでき、普段あまり行くことのないやんばるでの思い出もたくさんでき、「これいいことしかなくない?!」という結果になりました。

ということで、みなさんの「行ってみたいかも!」欲があがっただろうタイミングで、お知らせしましょう。

2017年10月1日〜2018年3月31日までの期間で、
「第2回やんばるダムスタンプラリー」が開催中です!

やんばるの魅力を再確認しに、ぜひ出かけてくださいね。
詳しい取り組み方は、こちらから確認ください

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