首里城の龍柱の向き問題を解決するマシンを作る

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復興が進む首里城。そんななか正殿の大龍柱の向きが向かい合っているのか正面を向いているかが議論されている。それをマシーンの力で解決しようじゃないか

2019年10月末に起きた首里城火災。


2020年6月の首里城(首里城は今 -有料区域公開-

首里城正殿の焼失は県民にとって大きなショックでしたが、立ち入り禁止となっていた有力区域も2020年6月に公開、「見せる復興」を掲げて再建に向けた作業の様子を見学することができます。


焼失前の正殿。龍柱は向かい合っている

再建に向けた動きの中で、首里城正殿の龍柱が「向かい合っている」のか「正面を向いている」のかで議論がなされています。


国立国会図書館デジタルコレクション 沖縄風俗絵 1896年

というのも首里城正殿の龍柱は正面を向いていた時期があり、時代によって正面を向いていた時期と、向かい合っていた時期があるそうなのです。いったいどちらの向きが正解なのか…決定的な史料が存在しないため簡単にどっちが正解、みたいな結論ではないようです。

首里城復興を進める技術検討委員会は12月に大龍柱の向きを『寸法記』『御普請絵図帳』という史料をもとに、暫定的に前回を踏襲して「向かい合う形とする」という発表を行いましたが、「正面向き」を訴える市民団体が会見を開いて抗議の声をあげるなどまだまだ議論は尽きそうにありません。

と、いうわけで私たちDEEokinawaではこの龍柱問題を一挙解決するマシーンを作りましたので本日は皆様にお披露目したいと思います。

いかがでしょうか…!


動画が見られない方用にアニメーションgifも貼っておきます

龍柱を高速で回転させることにより、向かい合ってもいて、正面も向いているというアンビバレントな状況を作り出すマシーンです。

その姿をカメラに収めることにより、向かい合い、正面だけでなく、後ろ向きだったり様々な角度から大龍柱の姿を楽しめる(ただちょっとブレる)画期的なシステムになっています。

…うん。各方面からめっちゃ怒られそうなので、あらかじめ謝っておきます。ごめんなさい。

 

マシーンのできるまで

上の段落で、記事を閉じた方が大半な気もしますがせっかくなのでマシーンの作成風景についてもご紹介したいと思います。

まずは龍柱を手に入れるために、首里城公園の売店に。しばらく来てなかったのですが、修学旅行の団体さんを結構見ました。首里城火災とコロナ禍でほぼ誰もいない状態の時に何度か来ているので感慨深いものがあります。

件のくるくる回っている龍柱のオブジェですが3,080円です。買えないことはないけど、ちょっと考えてしまうギリギリのラインを攻めていると思います。

くるくる回るところです。こういう仕組みってきっと色々考えて設計しないといけないと思うのですが、いつもほぼ何も考えずに感覚でいってます。

ダイソーでそこそこの箱を買ってきて、龍柱を回す穴を開けました。

装置を箱に収めます。

…うすうす感づいていたのですが、シャフトが2本収まらず底を突き抜ける形になりました。撮影では下にさらに箱を置いてごまかしています。

最後に龍柱をバランス良く配して完成です。結局5000円くらいかかった気がしますが、僕は満足です。

 

龍柱の向き問題

というわけで、龍柱の向き問題を鮮やかに解決した本日の記事はいかがだったでしょうか。でも良く考えたら、あの大龍柱が高速回転していたら観光客が巻き込まれて事故になりそうですね。

ともあれすごくアカデミックな所で論争が行われている龍柱の向き問題ですが、できればもっとかみ砕いた内容で現在どのような議論がなされているのかまとめてもらえると県民にとっても嬉しいことなのではないかと思います。

ぜひ、新聞やテレビとかで特集してもらえないでしょうか。本日は以上です。

 

追伸:ちなみに龍柱の向きについては2020年11月に読者の大嶺さんからもネタを頂いていました。ネタ提供ありがとうございます!そして全然違うことをしてすみません!

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