2013.04.11

昭和にタイムスリップできるそば屋がある

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西原町にある『門の家(じょうのや)』は、ただのそば屋にあらず。扉を開けた瞬間から昭和初期にタイムスリップできる、レトロ好き必見のそば屋なのです。

ウチナーンチュのソウルフードとも言える食べ物のひとつ、沖縄そば。
太麺、細麺、あっさり、こってり、ソーキ、三枚肉、ゆし豆腐・・・麺とスープと具のバリエーションが豊富で食べ飽きることの無い美味しさです。
県内にはそんなバラエティ豊かな沖縄そばを出す店がたくさんありますが、そのなかでもここまで個性的な店はそうそう無いのではないでしょうか。

というわけで今回は、西原町にある個性派のそば処『門の家(じょうのや)』さんをご紹介します。
 

怪しい門構えから二階の店舗入口へ

なにが個性的かと言えば、ひと目外観を見てわかるとおり。

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西原町の住宅地の一画にある、三階建てのピンク色の大きな建物が『門の家』です。
まず目に入ってきたのは、古びたポスト。古びたキンチョールの看板。ぶら下げられた浮き球。

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「めんそーれ」と言われても、ものすごく入りにくい門構えです。

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店の入り口は二階にあるもよう。階段にもなにやらレトロなブリキのパネルが掲示されています。

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階段の踊り場で佐藤製薬のマスコットキャラクター、サトちゃん&サトコちゃんがお出迎え。
一瞬ここは薬局?と錯覚しそうになりますが、サトコちゃんの頭上にメニュー写真が貼りだされているのでそば家で間違い無いようです。

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階段を登り切ったところに店の入り口があるのですが、ふとテラスバルコニーを見ると、昔の理容院の椅子やサトちゃんの電動式遊具やらが並んでいます。灰皿も置かれていたのでどうやら喫煙スペースのようです。

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というわけで戸惑いつつも店内へ。
 

圧倒的な昭和レトロ空間が

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扉を開けると目の前に等身大のロボットが!
首から店長おすすめメニューを首からかけてお出迎え。おなかのあたりには「いらっしゃいませ」の文字も見えます。なんでしょうかこの違和感。

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反対側には紅型リカちゃん。

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そして見渡す限りの空間に、ところせましとぎっしりレトログッズが展示されています。
店の内装も昭和の雰囲気満点で、そば家としてはものすごく異空間。まるで昭和初期にタイムスリップしてしまったかのようです。そして店内がめちゃくちゃ広いうえに複雑に仕切られているので、うっかりすると迷子になってしまいそうです。

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レトロ!レトロ!レトロ!
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昭和のお茶の間が今ここに再現

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崖の上に建っているので、カウンター席からは東海岸方面の景色が見渡せます。

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店内を探索したい気持ちをぐっとこらえ、そば家なのでひとまず席について注文することに。
そば類をはじめ、丼もの、定食類、デザートまで充実しています。

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注文を済ませたら心おきなく店内探索の旅へ出発。店内は自由に見学していいそうです。
 

レトロマニア垂涎の品物だらけ

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囲炉裏のある席。アキちゃんのお誕生日会が催されていたようです。

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以前の記事「オリオンビールの古酒はまろやかなのか」で1999年製造の古酒ビールを試飲しましたが、ここにはもっと古いものがありそうです。一番右のHI-Cのガラス瓶には謎の浮遊物が漂っていました。

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レトロな絵柄が逆に新鮮な雑誌
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古銭も硬貨と紙幣さまざまな種類が
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アルマイトの食器や二眼・蛇腹のカメラ
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ブリキのお弁当箱と謎のスプレー缶
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キャラクターグッズもものすごく豊富
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なかでもペコちゃんは脅威の充実度

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レジ前のコーナー、昭和の商店街 “あんやたん” は、昭和の商店街が再現された小さなジオラマが並んでいるコーナー。よく見ると細かい家具や小物なども置かれていたりして思わず見入ってしまいます。

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映画「三丁目の夕日」の世界
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小さくなって入り込みたいです

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今では珍しいジュークボックスも立派に現役で活躍中。店内BGMで懐かしいメロディを奏でていました。

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ちゃぶ台返しがきれいにキマりそうなちゃぶ台。でも、やらないでくださいね。

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かの有名なビクター犬かと思いきや、ロン 3才 オス。物憂げな表情がたまりません。そして隣に置かれた卵ボーロの缶のデザインもたまりません。

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年配の世代には懐かしいコルゲート。友人のおばあちゃんは今でも歯磨き粉=コルゲートと言うそうです。

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これまた年配世代には懐かしい白ツバキ洗粉。那覇市の金城様から寄贈されたもののようです。

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そうこうしているうちに注文していたそばが運ばれてきました。
沖縄そば(中)580円。店内探索に夢中になってそばがのびてしまったということの無いよう注意が必要です。
しっかりコシのある固めの細麺にしっかりとした味わいのスープ、とろとろに柔らかく煮こまれた三枚肉。すべてがバランス良く、とても美味しかったです。紅生姜ではなく針生姜がのっているのも個人的に高ポイント。
さらには平日のランチタイムに限り、ドリンクかジューシーのサービスつき。

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ちなみに店のいちばん奥がキッズルームになっており、子どもたちを遊ばせながら安心してゆっくり食事を楽しむことができます。子どもたちもこのお店だったら何時間でも遊んでいられそう!

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美味しいそばが食べられるうえに、店内を見てまわるだけでもめちゃくちゃ楽しめる『門の家』。食事代とは別に入場料を払ってもいいぐらいの本気度で、レトロ好きにはたまらない空間なこと間違い無しです。

いやー楽しかった!
 

12体目の自由の女神発見?

ちなみに。

沖縄県内にある自由の女神像は、以前の記事「自由の女神を7体見たら幸せになれるのか」で集めた7対+その他4体で合計11体と紹介しましたが、なんとここ『門の家』にも自由の女神が!

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もしかしたら他の場所にあったものが移設されたものかもしれませんが、沖縄の自由の女神リストに加えておきたいと思います。

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自由の女神を見て幸せになれるかどうかはわかりませんが、店内では美味しいそばとレトロ楽しい空間が待っていますよ!
 

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そば処『門の家』
沖縄県中頭郡西原町幸地1019
TEL:098-944-1122
営業時間:11:00〜17:00(売り切れ次第閉店)
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