東京で作る沖縄料理は高いのか?!(ゴーヤーチャンプルー編)

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沖縄の食堂といえば、量はてんこ盛りで、とにかく安い!!これって材料費の関係?!東京と沖縄で検証してみました。

はじめまして!!!
DEEokinawaをいつも待ち焦がれて、そしてUPされた記事は、穴のあくほど眺めている(眺めてる?!)うちなーDNA東京在住のはちこです。

そんなうちなー女子の憧れの「DEEokinawa」で、このたび、とうとう念願の記事を書く機会を頂戴いたしまして、今回は記念すべき、第一弾になります。
東京からみた沖縄、という視点でDEEokinawaをともに盛り上げていきたいと思います!どうぞよろしくお願いします。

本日の話題は『ゴーヤーチャンプルー』。沖縄料理の代表格!もはや国民的料理といってもいいくらい王道ですが、内地で食べると、え!?ってびっくりするくらい高いことありますよね。

沖縄と内地でいったいどれくらい材料費が違うのか。ためしに沖縄と東京で作り比べてみました。

材料費の比較方法ですが、今回は私(東京)とDEEokinawa編集部(沖縄)で同じレシピのゴーヤーチャンプルーを作り、作成にかかった総額を比べてみるという方法で試してみたいと思います。

今回使用するゴーヤーの100個レシピを集めた『ゴーヤーレシピ 100』によるゴーヤーチャンプルーのレシピは以下のような感じです。

ゴーヤーチャンプルー[2人分]
ゴーヤー 1本
ポーク缶 1/2缶
島豆腐(木綿豆腐) 半丁
人参 小1/4本
溶き卵 1個
サラダ油 大さじ1と1/2
塩・こしょう・醤油 各少々

 

レシピがあれば完璧です!!これで、立派な?!ゴーヤーチャンプルーができるに間違いありません!それでは作ってみましょう。

 

まずはゴーヤーチャンプルー@沖縄編

文中失礼いたします。こちらDEEokinawa編集部、やんばるたろうです。

レシピの通りゴーヤーチャンプルーを作るため、まずは家の近くにあるファーマーズマーケットにやってきました。

沖縄産ゴーヤー。
人参は北海道産だった。

ファーマーズマーケットでは沖縄産ゴーヤーが1本で150円〜200円くらい。既にゴーヤーの旬ではないので若干高くなってるみたいです。人参は北海道産。3本入って200円くらいでした。

島豆腐は大体半丁で160円〜190円くらい。はプラスチックのバットにビニール袋に詰められた豆腐が常温で置かれているのが一般的な豆腐の販売方法ですよね。

ファーマーズでポークと卵が見当たらなかったので、今度はスーパーへ。ポークの品揃えは沖縄ではどのスーパーでもかなり充実しています。値段も190円くらいのものから350円くらいのものまで豊富。大きさも1缶サイズのもの以外に1/2缶サイズのもの、パウチに入ったものなどが揃えられています。

卵は8個入りで180〜200円でした。

というわけで材料が出そろいました。沖縄での総額を計算してみましょう。

ゴーヤー 1本 200円
人参 3本 150円 → 1/4本で12.5円
島豆腐 半丁 190円
ポーク 1/2缶 198円
たまご 6個 145円 → 1個で24.1円
合計:624.6円

 

というわけで、沖縄でゴーヤーチャンプルーをレシピ通り作った時の金額は総額:624.6円でした。

これレシピを見てて思ったんですが島豆腐がかなり大きいので島豆腐半丁≠木綿豆腐半丁だと思うんです。ゴーヤーも結構大きな1本を使ってしまったので6人分くらいゴーヤーチャンプルーができあがりました。

 

次にゴーヤーチャンプルー@東京編

東京に住んでいながらも、うちなーハーフの私にとってゴーヤーチャンプルーは、ほぼ毎週といっていいほど食卓に登場しているメニューだったりします。

まずは材料の調達です。住宅街にあるごく普通のスーパーマーケットと、わしたショップで買い物をしました。

まずは近所のスーパー「サミット」にて材料を揃えます。人参は北海道産。4本で178円。卵はML10個入り1パック 198円が最安。

島豆腐はなかったため、スーパーでごくごく普通の木綿豆腐を購入。せめてちょいと固めがいいかと思い『しっかりもめん』を購入しました。お値段は98円。

ゴーヤーは1本298円。

続いてわしたショップです。

ゴーヤー 重さによって値段が違うがおおむね210円〜298円前後…。
親切にこんな説明もありました。

ポーク缶は399円から498円。東京都内のスーパーではあまり種類を見ないのですがわしたショップにはさすがに種類が揃っています。

結構いろいろありました。
こんな種類のものも。

わしたオリジナルのポークもあるようです。378円のものがセールで298円に。

続いて島豆腐を見てみましょう。値段は280円〜562円くらいの価格帯のようです。

これがスタンダードなんでしょうか。
いろいろありすぎて…選べません…

島豆腐についても結構な種類があり、大きさも値段も様々です。今回は木綿豆腐の「しっかりもめん」を既にスーパーで購入しているので島豆腐は購入しません。

というわけで揃えた材料はこちら。

ゴーヤー 1本 298円
人参 4本 178円 → 1/4本で11.1円
しっかりもめん 1丁 98円 → 半丁で49円
ポーク 1缶 550円 → 1/2で 275円
たまご 1パック(10個) 198円 → 1個で19.8円
合計:652.9円

 

計算をしてみると、東京での総額は652.9円でした。

 

食べる、は数知れず…。いざ作るは…。

材料を揃え…
料理スタートです!

(ところが、いざ作る!となって気づいたんですが、
私、ゴーヤーチャンプルーをつくったことがありませんでした…
人生初のゴーヤーチャンプルー作りに挑戦です!)

レシピをガン見しながらもくもくとゴーヤーチャンプルーを作ります。

ゴーヤーは下ゆでをします。
(この時点で、レシピ通りにすると量が半端なく多いのでは・・という懸念)

豆腐はしっかりとこんがりと。ここで手抜きしないことが『島豆腐風』にするのに最も大切なことに違いない。。

案の定…

やはり…多いのです…
(ゴーヤー一本に対し、人参1/4はあまりにも少ないな、と判断し、ゴーヤーの大きさに見合うように
小さ目の人参を1本丸ごと使用してます。また、同様の理由で卵も2個入れています)

カサを減らすべく、しっかりと火を通してチャンプルーします。

う、腕が…痛い…
フライパンに目一杯のゴーヤーチャンプルーができました…

出来上がりはこちら。

ちょっとわかりにくいんですが、いわゆる宅配ピザMサイズ(20cm)の皿に山盛りがふた皿できました。それを小分けに取り分けて、一人前に盛り付けます。

人参と卵の話を抜きにしてもかなり量が多いです…
これで2、3人前?!

 

いよいよドキドキの検証タイム?!

さて、上記を元に、金額を比較してみます

じゃじゃじゃじゃーん。。

沖縄 総額:624.6円
東京 総額:652.9円
(沖縄が28.3円安)

…。

…え?!
東京も沖縄もあまり変わらないような…

いえいえ、まだその結論は早いです。

気付いている方もいらっしゃるかもしれませんが上記でいうと、沖縄と東京では、素材に誤差があります。それをちょっと検証してみます。

 

豆腐と島豆腐の違いを考慮に入れてみる

ゴーヤーチャンプルーの金額の構成比について

材料の島豆腐は手に入りにくいため、東京では一般的な木綿豆腐である「しっかりもめん」を使っています(1パック 400g)。

これを沖縄と同じ島豆腐を使いますと…
わしたショップで手に入る島豆腐は島豆腐が280円〜562円までさまざまです。

レシピには1丁とあるけど、記載にはグラムの明記のみ…
豆腐1丁って、そういえば何グラムなんでしょう…

と思って調べてみたところ…日本豆腐協会HPに以下の質問がありました!

Q4. 一丁は何グラム?なぜ一丁と数えるのでしょうか?

Ans. かつて豆腐の大きさは地域によってさまざまでした。そこで豆腐の数えるのには、
一丁、二丁という確定した単位ではない言い方をしたと思われます。都心では一丁は300〜350gが多く、地方になると若干大きめの350〜400g、沖縄は一丁1kgが一般的です。
日本豆腐協会HPより

え?!1kg?!

まさかと思い、沖縄に問い合わせてみると先ほど沖縄のゴーヤーチャンプルーに材料として上がっていた島豆腐半丁はなんと500gだったということです。島豆腐の半丁は確かに大体500gくらいの量なんだそうです。

ということは、分量を合わせるためにわしたで売っていた500gの島豆腐480円が東京で買った場合の価格ということになります。

 

いざ、再計算

豆腐の結果を元に再計算してみると!

沖縄 総額:624.6円
東京 総額:1083.9円
(沖縄が559.3円安)

まさかの大どんでん返し、おそるべし島豆腐、ともいうべき結果です。豆腐の「1丁」が、まさか東京と沖縄でこんなに差があるとは(重量でいうと3倍近い差ですね)

あのレシピの半丁でいうとどちらを使うべきなんでしょうか?島豆腐?普通の豆腐?(それ以外にもざっとゴーヤーチャンプルーのレシピで検索すると、やはり豆腐の単位は「丁」で記載されているものが殆どなんです)

どちらを使うかで、2倍近い金額差が出てしまうとなると・・家計にとってはとても大事なことですよね?家庭料理なんですもの。

それにしてもそれだけの差があると、値段だけでなく、味もかなり変わってくるはずです。。。

材料に合わせて、おばぁたちはいろいろいい塩梅でバランスを整えているのでしょうね。。そう思うととても感慨深いものさえある気がします。

おそるべし島豆腐!!

沖縄料理のレシピにも是非加えていただきたい(熱望)島豆腐(1丁=1kg)の常識でございました。

 

金額差より、徒労感…

なんでしょう。。。

東京で島豆腐って思った以上に探すのが大変だったことより何より思った以上に大量の料理が出来てしまって、深夜に一人でささっとつくるつもりが、ところがどっこい、とんでもない!!!深夜にフライパン片手に大格闘となり、その半端ない量に腕が筋肉痛になってしまったくらいでした。

金額差より、徒労感。。。ですが、一つ気づいたことは、この金額差って、そのまま徒労感に比例している気がします。

あと、沖縄の記事を読んでいて思ったのですが、せっかくだから食べ比べしてみたかったなあと。
どんな味なのか、ドキドキします(まぁ、それこそあまり差がない気はします(笑))

東京も沖縄も、その後、大量のゴーヤーチャンプルーはすべておいしくいただきました。

余談)
今回はレシピ通りにつくりました。思った以上に豆腐の下準備やら、ゴーヤーの下準備やらが大変だった気がしてはっと気づいたのですが、おばぁや親戚はささっといくつかの手順をすっとばして作ってた気がします。そうです。。。それでいいんですよね。家庭料理なんですから。

 

ゲストライター

永久宝はちこ
うちなーDNA。そのためか沖縄に恋い焦がれてやまず、年に数回来沖。
年を重ねるごとに増しているような。。。一応宮古DNAで、そのご縁で「書けば宮古」を執筆したことも。一応東京生まれ東京育ち。東京在住。雑食ライター。

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