高原ラブホ街ネーミングセンスコレクション

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夜の沖縄市高原にきらびやかに輝くラブホのネオン。そのネーミングを集めてみた。

はいさい!DEEokinawaをご覧の皆さん。
わたくし、ネルソン水嶋と申します。

普段はベトナムに住んでおり、「べとまる」というネタ系ベトナム紹介サイトを運営しています。
ダチョウに乗ったり、ベトナムの紙幣で札束風呂に入ったり、ベトナム在住ならではなアホをしています。

さて、このたび沖縄に行く機会があり、Dee okinawaさんに寄稿することになりました!

わたし
「でも沖縄について詳しくありません、ネタをくださいネタを」

やんばるたろうさん
「沖縄市高原のラブホ街のネオンがディズニーランド感が出てるそうなので行きましょう」

わたし
ラブホ!?

やんばるたろうさん
「あ、変わった名前のラブホが多いのでそれを見ていくというのもおもしろいかも」

わたし
ラブホ!?

 

県民の方はご存知かもしれませんが、高原という場所は県内最大のラブホ街だという。
その光り輝くネオンがまるで、ディズニーランドを思わせるのだそうな。

わたし
「エレクトリカルパレードばりに浮かれるとおもしろいんじゃないですか!」

やんばるたろうさん
「途中でドンキあるんで、パーティグッズでも買って行きましょう!」

きゃっきゃ!きゃっきゃ!

おぉ!これはひょっとすると良い記事になるんじゃないだろうか!
はやる気持ちを抑えつつ車を走らせー、ついに高原ラブホ街に到着!

レッツ!パ~

 

リ…。

 

 

 

どうしよう。

なんか、ものすごーく微妙だ…。

敗因は、期待を膨らませすぎた。

事前に何も知らず来たら「ディズニー?」と言えるけど、「ディズニー!」と言いながら来たら、これは違う。何度でも言うけど、ものすごく微妙なラインだ。

 

そして何より、

 

今の我々の姿がものすごく滑稽だ。

 

見れば見るほど、子供だましのビンゴ大会の司会か!とつっこみたくなってしまう。
ちなみに、左が私で、右がやんばるたろうさんです。

夜道にこんな人間見たらまず逃げますね、と話しながらとりあえずラブホ街を回る。
1月とはいえ沖縄だというのに風が強くて肌寒い、ベトナムの日差しに思いを馳せる。

エレクトリカルパレードは実現しなかったけど、粛々と変わった名前を見て回ろうじゃないの。

 

高原ラブホ街ネーミングセンスコレクション

No.1 ペアホテル 月世界

ネルソン
「いきなりですけど私、この名前とフォントが好きです」

やんばる
「なんだか昭和っぽさがありますよね」

ネルソン
「ラブホテルもペアホテルというとやらしさが薄まります」

やんばる
「確かに」

 

No.2 オーガストムーン

ネルソン
10月(編集部註:読者の方からご指摘頂きました。ありがとうございます!)8月じゃない時はどうするんでしょうか」

やんばる
「どうもしないでしょ」

ネルソン
「でも今のところ、結構普通ですね」

やんばる
「うーん」

 

No.3 HOTEL LasVegas OKINAWA

ネルソン
「!ラスベガスなのか沖縄なのか」

やんばる
「LasVegas OKINAWAならLasVegas Tokyoもあるんですかね(※)」

※一応調べましたが、Googleではヒットしませんでした

 

No.4 ニコニコ

ネルソン
「ちょっとずつおかしなことになってきました」

やんばる
「ほぼ間違いなくスマイルマークなんでしょうが」

やんばる
「パッと見るとトンボみたいな羽のようにも見えます」

ネルソン
「昆虫類!?」

 

No.5 OKITACOS

ネルソン
「ご当地メシか!」

やんばる
「タコライスならあるんですけど…」

 

No.6 UFO

ネルソン
「あの…完全に字体が某焼きそばの」

やんばる
「某焼きそばって響き、新鮮ですね」

ネルソン
「それにしてもマスコットキャラの宇宙人」

やんばる
「肌が完全にゾンビ色ですね~」

 

ネルソン
「うわ!いきなり自由の女神が現れた」

やんばる
「なまじ夜だとドラクエに出てくる『動く石像』みたい」

No.7 マンハッタン

やんばる
「あぁ、だから自由の女神…」

ネルソン
「それにしても、ラブホと自由の女神のオブジェって妙にシックリきます」

 

ネルソン
「不気味なタヌキ!怖すぎるだろ…。さっきから百鬼夜行感がある」

やんばる
「ここは…」

No.8 たぬきLAND

やんばる
「たぬきLANDですね」

ネルソン
「逆になんでこの名前でラブホやってんですか?」

 

と、ネーミングセンスコレクションはここまで。ここからは、

おまけ

道中にあった看板。

ラブホで女子会だと…業界の裾野を広げようとする努力が窺えます。

 

中途半端な位置で塗り替えられた看板。
ただでさえ怖いのに、子どもの頭がバッツン切られることで狂気倍増です。

 

以上、高原ラブホ街ネーミングセンスコレクション。

繰り返しになりますが、当初想像していたエレクトリカルパレード感は全くありませんでした。

風だけがバタバタと音をたてて木々を揺らす高台に、廃墟を挟みつつ闇夜に浮かぶラブホテルの灯かり。吸い込まれ、そして吐き出されていく無言の車に、秘め事の本質が感じられます。

安易に殺伐だとは言い切れない、不思議な魅力がそこにはありました。

 

 

最後に、ラブホの看板を撮影する私。
完全にラブホ専門の写真家の背中である、ってそんなものはない。
いや、もしかしたらあるんじゃないか…そんな不思議な魅力のラブホ街でした。

 

ゲストライター

ネルソン水嶋(ねるそんみずしま)
1984年大阪出まれ、2011年からベトナム暮らし。日本から3600km離れた土地で、ダチョウに乗ったり、ドナルドのコスプレをしたり、札束風呂に入ったりしている。母親は沖永良部島出身。
個人サイト べとまる http://www.vietmaru.com
TwitterID:nelson_mzsm
 

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