シーサーのお尻を愛でるという試み

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シーサーの新しい魅力、それは「割とシーサーはいいケツしてる」ということだ。今回はどのようにシーサーの尻を愛でたらいいのかまとめてみた。

シーサーはご存じの通り、獅子の形をした魔除けで屋根の上や門扉に配されているものです。

市販のものもありますが、材質は石やセメント、しっくい、陶器などさまざまなものがあり、名のある作家さんの作品だったり、個人が作ったものだったりと沖縄県内ではちょっと道を歩くだけで色々なバリエーションのシーサーを見ることができます。

ユニークなシーサーのさまざまな表情を集めて紹介するようなコンテンツはこれまで多くの沖縄メディアで展開されてきました。しかし、私たちDEEokinawaは本記事でこの度新しいシーサーの魅力を皆さんに提示したいと思います。

まずは上の写真をご覧下さい。こちらは読谷村の残波にある大獅子(うふじし)のモニュメントです。これを見て何かを感じないでしょうか?

では、角度を変えて見てみましょう。

いかがでしょうか?

そう。私たちが伝えたい新しいシーサーの魅力…それは

シーサーは割といいケツしてる

という点です。

 

…ちょっと何を言ってるか分からない人も出てきたかもしれません。
まぁ落ち着いて次の写真群をご覧下さい。

そう、シーサーにさまざまな表情があるようにシーサーのお尻にもなで回したくなる尻から、かわいい尻までいろいろなものがあるのです。というわけで本日は「シーサーのお尻を愛でるという試み」と題してシーサーの尻観察のいろはを皆様に伝授したいと思う所存です。

 

シーサーの尻を愛でる方法

「よし!今日からシーサーの尻を観察するぞ!」「…でも、どうしたらいいのか分からない」そんな皆様、安心してください。ここからはシーサーの尻観察についてポイントをご説明していきます。

シーサーのタイプと尻観察

まずはこちらのシーサーをご覧下さい。


「座りタイプ」とここでは定義しておきます。

このシーサー、尻を観察しようとしても…

座っているため、お尻がほとんど見えません。そう。数あるシーサーの中でも特定のタイプしか尻を充分に観察することができないのです。

「面タイプ」
「上半身タイプ」

同様に尻自体が存在しない「面タイプ」「上半身タイプ」のシーサーも尻観察には向いていません。

尻観察に適したタイプは上の写真、「伏せタイプ」のシーサーです。


ヒュー!

バッチリ尻を拝むことができます。尻観察ではまずこのタイプを探しましょう。

「伏せタイプ」の派生形として「玉乗りタイプ」のシーサーも尻観察には適しています。


ヒューヒュー!

「伏せタイプ」よりもより躍動感に溢れた、尻を観察することができます。

街で見かけるシーサーのほとんどは「座りタイプ」「伏せタイプ(玉乗りタイプ)」「面タイプ」「上半身タイプ」ですがこれに当てはまらない「特殊タイプ」も存在します。進撃の巨人でいうところの「奇行種」ですね。


逆立ちっぽいポーズの「特殊タイプ」

このタイプはケースバイケースですが、尻が観察できる場合は普通ではない特殊な尻を拝めることが多いです。


逆立ち尻

上級者向けにはなりますが、基本を押さえることができたら探してみてください。

 

シーサーの設置場所と尻観察

ここまではよろしいでしょうか。続いて設置場所についてです。

屋根の上や高所にシーサーが設置されている場合がありますが、このタイプのシーサーの尻を観察するためには家主の許可を得て屋根に上がるか、望遠レンズが必要です。かなりハードルが高くなるので諦めた方が無難です。つまるところ、私たちが尻観察ができるのは門扉、あるいは地面に近い場所に設置されたシーサーということになります。

身体をひねっている「L型」
身体の方向と顔の向きが一緒の「I型」

そしてもう一点設置場所について重要なことがあります。先にシーサーのタイプについてご説明しましたが、シーサーは身体を90度ひねって前を向いている「L型」、身体をひねっていない「I型」の二種類が存在するのです。「L型」に対して「I型」は尻が観察しにくいという特長があります。

上の写真は「I型」の「伏せタイプ」シーサーですが

後ろにスペースが無いために尻の観察が困難です。同じように門扉に配された「I型」の尻を確認するには門扉をくぐって家屋の敷地内で尻を確認するより他ありません。勝手に家屋に入るのは犯罪なのでやめましょう。「紳士たれ」これも尻観察には重要な心得のひとつです。

 

シーサーの素材と尻観察

最後にシーサーの素材と尻観察について触れておきましょう。

初心者にお勧めしたいのは釉薬が塗られた陶器のシーサー。光沢のある尻はついひと撫でしたくなる心地よさです。

続いて素焼きのシーサー。釉薬の塗られたシーサーよりもザラザラしていますが、オリジナルものも多いのでより多くのバリエーションの尻を楽しむ事ができます。

石、セメントタイプは結構荒々しい感じなので、好みが分かれるところかもしれません。

ご注意頂きたいのはしっくいと赤瓦で作られたシーサー。

尻があまり作り込まれていないので、どこが尻なのか分からない場合があります。

 

結構長くなってしまいましたが、「シーサーの尻観察入門」いかがだったでしょうか。いざ書いてみたら、かなり長くなっちゃったのでここまで皆さんが読んでいるか不安です。記事のポイントを押さえつつ、皆さんも今日から是非獅子尻を愛でてみてください。シーサーは壊れやすいものもありそうなので、基本お触りNGを推奨いたします。

 

そんな溢れる尻への愛を本にした

溢れるシーサーへの尻愛。

その良さをもっと皆さんに知ってもらうために我々は本を作成いたしました。その名も「魅惑の獅子尻~昼下がりの誘惑~」です。

内容は16ページ、シーサーの顔はまったく取り上げずにただひたすら尻だけを集めました。

ウェブメディアびっくりセール
販売ブース

この尻本をひっさげ、2月26日にデイリーポータルZが主催するウェブメディアの祭典、「ウェブメディアびっくりセール」に参加して、本の販売を行いました。

結果、100部刷って17冊しか売れないという悲しい結末を迎えましたが、時代が早すぎたのかもしれません。ただ今編集部には在庫の山ができております。

そんなわけで、獅子尻観察の極み「魅惑の獅子尻~昼下がりの誘惑~」DEEokinawa商店でも販売を開始します。ぜひともお買い上げくださいませ。あ、また改めてびっくりセールの話は振り返り記事あたりで書きますが、ブースに来て頂いた方、差し入れを持ってきてくれた方、本当にありがとうございました!この場を借りて御礼申し上げます。

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