ゲームボーイで沖縄の魅力は発信できるのか

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懐かしの携帯ゲーム機ゲームボーイにカメラ機能が付いたソフトがあったのをご存じだろうか。ゲームボーイのカメラ機能で沖縄の魅力は発信できるのだろうか。

最近はスマホのカメラも進化を続け、めちゃめちゃ綺麗な写真を撮ることができます。Instagramなんかを見てもまるでプロが撮ったみたいな綺麗な写真があがっていたりしますよね。まさに現代は、全員が発信者となり得る時代となったわけです。

その一方で、私たちは容易に綺麗な写真が撮れることにあぐらをかいて、何か大切な事を見失っているのではないでしょうか。ここでいま一度立ち止まり、綺麗な写真では伝わらないような沖縄の魅力を考えるべきだとおもうのです。

そう。ゲームボーイでね!

と、前置きが長くなりましたが、先日中古ゲームショップでゲームボーイに取り付けられるカメラというのを発見したのです。ゲームボーイ世代でない方に一応説明しておきますが、ゲームボーイとは任天堂が1989年に発売した携帯ゲーム機。当時の小学生は電池切れに泣かせられながら(画面が薄くなる)、狂ったようにテトリスをやりました。


立ち上げるとマリオが踊り出す。うざい。

そして、ゲームボーイに取り付けられる「ポケットカメラ」は1998年に発売。カメラ付きの携帯電話が流行りだしたのが2001年頃ということなので、時代の先を行ったソフトだったと思われます。画素数はwikipediaによればモノクロ4階調の14336画素。今の携帯のカメラがうん十万画素とかなのでほぼドットみたいな表現しかできません。

このカメラとも言えないカメラで沖縄を撮影して、紹介して皆さんに魅力を伝えることができるのか、というのが今回の企画の趣旨でございます。…正直この企画、おっさんしか喜ばない気がしてならないのですがどうぞお付き合いくださいませ。

 

ゲームボーイ片手に各地をまわる

というわけで、まずは沖縄の魅力を伝えるべく観光スポットに足を運んでみます。

ちなみに「ポケットカメラ」で撮影できる写真は30枚。写ルンですよりちょっと多いくらいです。

そば屋で食事
公設市場周辺

今回はスポットとして、豊見城の瀬長島にあるウミカジテラス → 事務所の近くのそば屋で食事 → 那覇市牧志の公設市場周辺の順で撮影を行いました。

ちなみに今回手にしているゲームボーイはゲームボーイポケットという機種で、初代よりも小さくなっているものです。ギリギリポケットにねじ込めるので重宝しました。写真を撮るときに電源を入れると鳴る「ピコーン!」という音がノスタルジックです。

撮影した写真をどのように皆さんにお見せすればよいのか…その点も考慮して「ポケットプリンター」を予め購入いたしました。これはなんと対応するゲームボーイのソフトの画面を印刷することができるというものです。これで出力した紙をスキャンしてデータ化すれば完璧!

だったのですが、プリントされたものをご覧下さい。

薄っ…!

なんということでしょうか。財布の中にずっと入れてたレシートよりも薄い出力です。さすがにこれだと全く判別がつかないので、今回はゲームボーイの画面の写真を撮って使っていこうと思います。それではゲームボーイの写真で沖縄の魅力を伝えることができるのか、以下の文章をご一読頂けましたら幸いです。

 

沖縄観光オススメコース(ゲームボーイ撮影)

沖縄に長らく住んでいると、内地からやってきた友人にオススメの観光コースというのを聞かれたりするのですが、最近はとりあえず豊見城の瀬長島をお勧めしています。

こちらが瀬長島にあるウミカジテラス。

ギリシャ風の白い建物が沖縄の青い空によく映えます。まさにリゾート!という感じで沖縄旅行のスタートとしてはいいんじゃないかと思います。

ウミカジテラスから見る海はそこまで綺麗じゃないですが、内地からはじめて沖縄に来たという人にはかなり綺麗に写るのではないでしょうか。

また、瀬長島は那覇空港に隣接しているので離発着の飛行機を間近で見ることができます。この迫力!伝わるでしょうか。

さて、お昼時。今回は那覇市古島にある「田そば」をご紹介します。

こちらの名物はどどーんと大きな三枚肉が乗った「三枚肉そば」。器からはみ出した具のインパクトと上に乗ったネギが食欲をそそります。限定メニューで昼過ぎには売り切れてしまうので、お昼前に行くことをおすすめいたします。

続いてやってきたのは那覇市の国際通り。

シーサー
お土産物

建ち並ぶお土産物店は観光客向けで物足りない気もしますが、雑多な感じの土産物を眺めるのも沖縄の魅力のひとつだと思うのです。

国際通りを満喫したら、アーケードに入って公設市場へ。

精肉店
鮮魚店

公設市場の建物内には精肉店や鮮魚店さんがあり、色とりどりの魚や内地では見かけない肉の部位などを楽しむことができます。最近は地元の人が訪れないなど言われていますが、僕は割と雰囲気が好きです。

市場を抜けて、衣料品などが売られている通りを抜けて

やってきたのは現在再開発が進んでいる農連市場。

一部の建物は取り壊されてしまいましたが、まだ奥には昔ながらの建物が残っています。

早朝が最も活気があって、訪れた昼過ぎはがらんとしています。ネコがいました。

老朽化による立て替えは仕方が無いですが、なんだかもったいない気もします。

農連市場は近い将来完全に建て替えられてしまうので、ぜひ今のうちに足を運んでみて下さい。

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いかがでしょうか。書いてて思ったんですが全然伝わらないですね。これ。写真が全部ゲームボーイの画面なのもありますけど。同じアングルで写真を撮ったものがあるのでそちらも載せておきます。

 

沖縄観光オススメコース(iPhone撮影)

沖縄に長らく住んでいると、内地からやってきた友人にオススメの観光コースというのを聞かれたりするのですが、最近はとりあえず豊見城の瀬長島をお勧めしています。

こちらが瀬長島にあるウミカジテラス。

ギリシャ風の白い建物が沖縄の青い空によく映えます。まさにリゾート!という感じで沖縄旅行のスタートとしてはいいんじゃないかと思います。

ウミカジテラスから見る海はそこまで綺麗じゃないですが、内地からはじめて沖縄に来たという人にはかなり綺麗に写るのではないでしょうか。

また、瀬長島は那覇空港に隣接しているので離発着の飛行機を間近で見ることができます。この迫力!伝わるでしょうか。

さて、お昼時。今回は那覇市古島にある「田そば」をご紹介します。

こちらの名物はどどーんと大きな三枚肉が乗った「三枚肉そば」。器からはみ出した具のインパクトと上に乗ったネギが食欲をそそります。限定メニューで昼過ぎには売り切れてしまうので、お昼前に行くことをおすすめいたします。

続いてやってきたのは那覇市の国際通り。

シーサー
お土産物

建ち並ぶお土産物店は観光客向けで物足りない気もしますが、雑多な感じの土産物を眺めるのも沖縄の魅力のひとつだと思うのです。

国際通りを満喫したら、アーケードに入って公設市場へ。

精肉店
鮮魚店

公設市場の建物内には精肉店や鮮魚店さんがあり、色とりどりの魚や内地では見かけない肉の部位などを楽しむことができます。最近は地元の人が訪れないなど言われていますが、僕は割と雰囲気が好きです。

市場を抜けて、衣料品などが売られている通りを抜けて

やってきたのは現在再開発が進んでいる農連市場。

一部の建物は取り壊されてしまいましたが、まだ奥には昔ながらの建物が残っています。

早朝が最も活気があって、訪れた昼過ぎはがらんとしています。ネコがいました。

老朽化による立て替えは仕方が無いですが、なんだかもったいない気もします。

農連市場は近い将来完全に建て替えられてしまうので、ぜひ今のうちに足を運んでみて下さい。

 

写真は大事という当たり前の事実

というわけで、今回はゲームボーイとポケットカメラを使って沖縄の魅力が発信できるのかというこころみでしたが、まぁ想像以上に写真が粗くて、書いている途中で自分が何をやってるのかよく分からなくなってきました。当たり前だけど何かを伝える時に写真って大事ですね。

しかしながら、ゲームボーイ写真と文章でも何か心に引っかかるものがあれば、それは文章の力だったり、沖縄の魅力だったりするわけでそのあたりに沖縄の魅力を伝えることのヒントがあるんじゃないかと思います。

まぁこの企画、単純にゲームボーイのカメラを使ってみたかっただけなんですけど。

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