コーレーグースが辛くなくなる瞬間はいつなのか[3]

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事務所にあったコーレーグースが辛くなくなっていた。ではコーレーグースはいつ、どのような条件で辛くなくなるのだろうか。実験をしてみることにした。二ヶ月目の報告です。

コーレーグースはいつ辛くなくなるのか

島唐辛子を泡盛に漬け込んだ調味料、コーレーグース。


全く辛くなくなったコーレーグース

この辛い調味料ですが、しばらく放置したコーレーグースが全く辛くなくなるという事案が発生しました。
「コーレーグースが辛くなくなる」事についてはネットにもほとんど情報がありません。コーレーグースはいつ辛くなくなるのでしょうか。

そこで私たちは屋内、冷蔵庫、屋外の三つの場所で開封したコーレーグースを保管し、定期的にその状態をレポートするという連載を始めました。

過去の記事は実験開始一ヶ月後をご覧下さい。

開始から一ヶ月ですでに変質が始まったコーレーグース、二ヶ月経った現在の様子をお届けいたします。

二ヶ月経った今、コーレーグースは

さて、実験開始から二ヶ月、コーレーグースの様子です。

あまり見た目に変化はありませんが、屋外のラベルが色褪せてきているのと

屋外の唐辛子は確実に白さが増してきている気がします。

では二ヶ月経った今、味の変化はどのようになっているのでしょうか。飲んでみましょう。

屋内

辛い。先回、ちょっと辛く無くなったのでは?と思ったのですが、やっぱり辛いです。

前回検証したときにふと思ったのですが、空気に触れている開口部付近のコーレーグースは若干辛く無くなっている気がします。今回は実験前に瓶を振って中身を混ぜて検証したので全体的な味を検証できていると思うのですが、まだ一口目から下に抜ける辛さは残っています。

 

冷蔵庫

前回同様、一口目から来る辛さは無くなりましたが、後味は辛い。最初の辛さがないので、一瞬「?」となりますが一応、コーレーグースとしての機能はまだ有している感じです。

 

屋外

ケミカル。なんでしょうか。なんだかケミカル度は前回より増して、だんだんコーレーグースから何か別なものに変わっていっている気がします。ちょっと酸っぱくなってきた気すらします。後味に鈍い辛さが。

 

停滞期

実験開始からの味の変化をまとめてみます。

実験開始(2018年4月5日)

味:すっと口に泡盛が入り、一瞬遅れて悶絶するような辛さが訪れる。辛い。つらい。

2018年5月17日

屋内:辛い。ただ実験開始より辛みが無くなっている気がする。
冷蔵庫:辛い。ただし、悶絶するような辛さがなくなり、耐えられるレベルの辛さに。
屋外:辛い。味は冷蔵庫と同程度な気がする。ケミカルな匂いが発生。

2018年6月25日

屋内:辛い。前回と同じくらい?
冷蔵庫:辛い。前回と同じくらい?
屋外:辛い。前回よりもケミカルな感じが強くなってきた気する。

 

ここから分かることはコーレーグースは開封後割と早く劣化するということだと思います。開封後一ヶ月で明確な味の変化がでましたが、二ヶ月後はそこまで大きな変化はなし。ここからしばらくは味には大きな変化はなさそうです。

とりあえず今後とも1ヶ月程度おきに観測は続けていきますが、大きな変化が無い場合2-3ヶ月くらいの変化をまとめて次回の記事としてご紹介したいと思います。それでは次回の報告をご期待下さいませ。

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