2013.12.03

2014年の県産手帳はどれにしようかな?

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12月になった。そろそろ年末作業もしつつ、新年の用意もしなくてはいけない。2014年の手帳はどれにするかはもう決めましたか?

ついに師走に突入しましたね。
新年に向けて、本屋さんなどではこの季節だけに見られる特設コーナーが設置されております。

そう、おきなわ手帳コーナーです。

沖縄では旧暦にそった年中行事や、イベントが多いからか、沖縄県産手帳が数多くあるのです。
本日は各会社から手帳をご提供いただき、それぞれの特色を見ていきたいと思います。

沖縄手帳:沖縄手帳社

まずはその名も沖縄手帳。
2014年で発行20周年を迎える県産手帳の先駆け的存在です。


サイズはA5版とポケット判の2つ

 

特筆すべきは週めくりの今日の出来事の情報量。毎年増やし続け、2014年度版は820件を突破したとか。


大晦日と並んで沖縄が生んだスター安室奈美恵さんの紅白初出場まで

他にも沖縄歴史年表

沖縄の人生儀式

そして模合帳まで

一見シンプルな手帳ながら、沖縄の生活に根ざした情報が満載の手帳になっております。
ざーっとみた感じでは90%ぐらい毎日なんらかの出来事が載っているので、「沖縄の今日の出来事」に関心がある人にはうってつけではないでしょうか。

販売サイト

『沖縄手帳2014度版』

 

かりゆし手帳:沖縄教販

縁起が良い、めでたいという意味があるかりゆし。
新たな気持ちで新年を迎え「これから一年更により良い年を送って行きましょう」という願いを込めたネーミングだそうです。


サイズはA5版、ポケットサイズ、B5版の3種類

表紙はリバーシブルになっているので、好みで変えることができます。

 

月めくり部分には沖縄のことわざ

週めくり部分には沖縄再発見として沖縄の単語とその意味が載っています。


聞得大君はノロの親分

他にも県内のイベント一覧や観光施設一覧なども載っているのですが、

これは!と思ったのが年齢早見表。

2014年で何歳になるのか、沖縄の人生儀式ではなににあたるのかがわかり、該当する人をメモっておける便利さが素晴らしいです。


今年のカジマヤーは1918年生まれの人

沖縄手帳と同じくシンプルで書き込める箇所も多いので、お付き合いの多い人には重宝しそうです

販売サイト

『かりゆし手帳2014年度版』

 

沖縄リゾートダイアリー:沖縄観光コンベンションビューロー

リゾートダイアリーという名前からわかるように観光に特化した沖縄リゾートダイアリー。


サイズはA5版、ポケット版の2種類

表紙を開いて最初のページに美ら島沖縄観光宣言が載っています。

 

週めくりにはその週の祭りやイベント情報が載っているんですが、毎週こんなにイベントがあるのか!と思うぐらい載っています。


7月21日の週はイベントが多い


でもときにはイベントがなくて感想が書いてある

他にも県内の観光施設一覧やプロ野球キャンプ地一覧、離島航路などが載っていて、手帳を見ながら週末の予定をたてたり、県外の人は沖縄旅行の計画をたてたりできる、休みが待ち遠しくなる手帳です。
A5版の最後には休暇届もあります。

細かいですが郵便番号一覧にはふりがなが振ってあったりと県外の人には嬉しい配慮もたくさん見受けられました。

販売サイト

『沖縄リゾートダイアリー2014年度版』

 

沖縄手帳Natura:編集・デザイン工房プロス

こちらはなんとご夫婦2名で編集・発行をされているという沖縄手帳Natura。


サイズは手軽に持てるポケット判のみ

 

週めくりを見るとわかりますが、なにせ書くところが大きいのが特徴です。
スケジュール管理だけでなく、日記感覚でたくさんのことが書き込めますね。

また書くことを重視してか、ページが180度フラットに開くのも嬉しいところです。

また1ページ目に緊急病院の一覧、中のページにハーブリストやお役立ちガイドのコラムなどもあり、どちらかというと女性向けの手帳のような気がします。

販売サイト

『沖縄手帳Natura2014年度版』

 

琉球ダイアリー:近代美術

DEEokinawa本を出版してくださった近代美術さんが編集・印刷をしている琉球ダイアリー。


A5版

 

旧暦による年中行事や、模合帳など県産手帳に欠かせないページはもちろんあり。

市町村三役や、資格試験についてなど、ちょっと変わった情報も載っています。

また印刷会社である近代美術さんならではの紙寸法も。

中身はシンプルながら、あっといわせる意外性がある情報がたくさんある手帳。
こんなのもあったのか!と一年中新発見がありそうです。

 

八重山手帳:南山舎(石垣島)

最後は八重山手帳。
なんとこちらは最初に発行したのが1982年。今年で31年目に突入した断トツで古い県産手帳です。


サイズはA5版とポケット判

 

この手帳の何がすごいかというと歴史の長さだけではなく、名前からもわかるように八重山に特化しまくりなところです。

イベント情報はもちろん八重山の島々のもの。

今日の出来事も超八重山。


真栄里の山田さん宅で春を告げる白い花が咲く


八重山高出身の生徒が琉球大学医学部に一浪で合格

また、八重山歴史年表もすごい細かいのです。


歴史年表だけでA5版で5ページ、ポケット判では11ページ分あります

他にも石垣市内のゴミ収集日情報

石垣基準の潮位表

と、八重山の家庭には1家に1冊はいるんじゃないかと思われる手帳なのです。
親戚や知り合いが今日の出来事に載ってそうですし。

もちろん八重山好きの旅行者にもおすすめ。
だってポケット判でも八重山情報だけに

こんなに紙面をさかれているんですから。

販売サイト

『八重山手帳2014年度版』

 

2014年はどの手帳でいこうか

県産の手帳をみてきたわけですが、どれもこれも良いところがあることがわかりました。
どれか一冊を選ぶことはとても難しいのです。

ということで、わたしがオススメできるスタイルはこんな感じです。


全部持ち


手帳が重くてドアを開けるにも一苦労ですが

ちなみにこれ以外にも販売されている県産手帳の種類はあり、今回ですべては紹介できておりません。
1月ぐらいまでは県内の本屋さんにはコーナーが設置されていると思うので、どれが良いか決めかねている方はぜひ手に取って自分にあう手帳を探してみることをおすすめします。

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