2015.04.06

カチャーシー講座で上達してきます

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
沖縄の催し物に欠かせないカチャーシーの踊り方を教えてくれる講座があるということで、受講してきました

カチャーシーってなんぞや

沖縄の結婚披露宴をはじめとするの祝い事や、地域の祭りなどの催し物のフィナーレで必ずと言っていいほど踊られるカチャーシー。踊り方としては手を上に挙げて、三線の軽快なテンポの曲に合わせて思い思いに踊るというものですが、その場にいる全員が参加できるというのも特徴です。カチャーシーの語源は沖縄の言葉で「掻き回す」を意味するカチャースン等と言われていますが、諸説あるみたいです。

カチャーシーの踊りに基本的な決まりはありませんが、お年寄りや踊りの好きな方を見ていると手の返し方やリズムの取り方が上手だなぁっと思ったりします。はじめてカチャーシーをやると、頭の上で手を揺らすだけで何をやっているのか自分でも分からないというのが常ではないでしょうか。

そんなカチャーシーの踊り方を教えてくれる「カチャーシー講座」なるものが開催されるというのです。

講師は“久手堅が生んだスーパースター”こと比嘉勇順さん。チラシの時点でだいぶ気合いが伝わってきますが、個人的には講師の勇順さんの肩書きがものすごく気になります。

 

講座を受けてみよう

いざ会場である南城市の中央公民館へ。

会場の中は7,80名ほどの参加者で賑わっていました。もっと小規模なのかと思いましたが、想像よりも沢山の人達が参加されていて驚きました。参加者は若い人からお年寄りまでいましたが、女性が多い感じがしました。南城市のカチャーシーに対する心意気が伝わりますね。

そして、

こちらが講師の“久手堅が生んだスーパースター” 比嘉勇順先生です。

手に持っているのはスケッチブックには「茶舞う(チャーモーイ)」(踊りまくる)の文字が。
地謡も生演奏という豪華な設定の中、まず勇順先生の見本からはじまります。

リズムに合わせてテンポよく踊っている先生。さすがです。
手のひねり方やテンポの取り方を実演しながら説明、参加者の皆さんも熱心に練習しています。手の甲を前に向けて、ペンキを塗るように動かすのがコツみたいです。

座りながら練習

次は立って練習

円をかいて歩きながらの踊る練習

基本的なカチャーシーから少しずつ動きをつけて練習が進んで行きます。

 

カチャーシーの本番はやはりアレ

続いて本番を想定した舞台での練習です。少し恥ずかしそうにしていた参加者の人達も、舞台の上に立つと楽しそうに踊っていました。

個人レッスンをする場面もあり「もっとこんなしたらジョートーだはずよ」と、一人一人の個性を大切にしながら、先生の指導にも熱が入っていきます。

講座も終盤を迎えると、何やら舞台袖に見慣れない姿が。これはもしや・・・。

先生がおもむろにアナウンスで「それでは新郎新婦の入場です」と言うと、立派な手作りの衣装に身を包んだ新郎新婦が登場するではありませんか。そう沖縄の結婚式での定番といえばカチャーシー。ここでは模擬的に結婚式を行いスムーズにカチャーシーを踊るまさに実践に即した練習です。

「宴もたけなわでございますが、最後はカチャーシーでございます」の掛け声とともに講座のフィナーレを飾るカチャーシー。

ちゃんとブーケトスまでやるんです。

結婚披露宴が多い沖縄ならではの実用的なプログラムですね。ちなみに新婦役は中央公民館の館長さん、新郎役は職員の方でした。先生曰く「カチャーシーは大切なのは、楽しんで踊ること」の言葉通り、会場は終始笑いの溢れる楽しい雰囲気でした。

 

勇順先生とは何者なのか

プログラムが終わってからも先生の周りには受講生の人達が集まり、色々と話が盛り上がっていました。さすが“久手堅のスーパースター”ですね。勇順先生は舞踊や踊りを習っていた訳ではなく、カチャーシーの先生は近所のおじぃおばぁとのこと。子どもの頃から地域で見ていたおじぃおばぁのカチャーシーを見て育ち、いつからか音が聞こえると自然と体が動くようになったんだとか。カチャーシー講座の他に、勇順マブヤーという非営利ヒーローもしているということで、ますます何がスーパースターなのか分からなくなりました。


取材を受ける勇順先生

この日はDEEokinawaを含めて3社が取材に来ていました。
サインをお願いすると、ファンサービス旺盛な勇順先生からDEEokinawa用にサイン入りのポスターを頂きました!!是非ほしいという方は編集部まで一報ください。

私も沖縄に来た頃は完全なビギナーでしたが、地域の公民館でエイサーや行事を通じて場数を踏んだことで、現在はどうにか踊れている気分になっています。地域の行事に参加しておじいおばぁと接することも、カチャーシーを上手になる一つの手かもしれません。
沖縄のお祝いごとや催し物に欠かせないカチャーシーですが、宜野湾市のはごろも祭りでは毎年カチャーシー大会が開催されるなど、芸能としての飛躍も期待できるかもしれませんね。

この講座が次回も行われるかは聞くのを失念してしまったんですが、沖縄でカチャーシーをする機会はかなりの場面であるかと思います。カチャーシーを上達したい!という方は南城市のイベント情報をこまめにチェックしてみて下さい。

Copyright©DEEokinawa All Rights Reserved.
このウェブサイトに掲載のイラスト・写真・文章の無断転載を禁じます。すべての著作権はDEEokinawaに帰属します。

ページのトップへ