2018.03.30

学んで踊ってエイサー三昧!エイサー会館ついにオープン

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去る3月25日、沖縄市にあるコザミュージックタウン内にエイサー会館がオープン。一般お披露目前の内覧会にお誘いいただいたので偵察に行ってきた。

コザ・ミュージックタウンにエイサー会館が爆誕

沖縄の伝統芸能のひとつであるエイサー。
毎年旧盆の時期に、地域の青年たちが独特な衣装を身にまとい太鼓を打ち鳴らしながら集落内を練り歩くその光景は、沖縄出身者ならずとも思わず肝どんどんしてしまいます。
そんなエイサーにいつでも誰でも気軽に触れることができる体験型施設、その名も『エイサー会館』がコザ・ミュージックタウン内にオープンしました。
グランドオープンは2018年3月25日(日)。その2日前に開催された内覧会にお誘いいただいたので、ひと足お先にお邪魔してきました。

エントランスはコザ・ミュージックタウンの建物正面、テーブルやイスが並べられた広場の奥にあります。
ヒンプンのように配された琉球石灰岩の越高壁がオシャレ!
エイサー会館は2階建ての施設になっており、1階は無料エリア、2階が有料エリアとなっています。

まずは1階にはなにがあるのか見ていきましょう。
通常は団体のエイサー体験などに使えるホールになっている広いエリア。現在は半分に区切って、過去の全島エイサー祭りの写真や、フォトコンテストの応募作品のパネル展示がされていました。

全島エイサーコンクールというのは全島エイサー祭りの前身。
エイサーコンクールだった頃は現在のエイサー祭りとは少し異なり、演舞で優勝を競い合うというものだったそう。開催場所も小学校のグラウンドなどで行われていたそうです。現在の沖縄市がまだコザ市だった頃ですね。

ホールの反対側にあるのはライブラリースペース。エイサー関連の絵本や書籍が自由に閲覧できるようになっています。

ライブラリーの一角にあるのがエイサー会館オリジナルエイサークイズ。
レベルがいくつか選べるのですが、上級になるといや絶対これ絶対分からないでしょ!みたいな超難問がバンッバン出てきます。我こそはエイサー通という方はウデ試しに是非。

物販コーナーもあり、Tシャツやキーホルダー、お菓子などエイサー関連のグッズが並んでいます。
おきなわマトリョーシカのエイサーバージョンがめちゃくちゃかわいかったです。欲しい...。
 

エイサーの世界にぐっと入り込める2階フロア

1階を見た後は、ワクワク感を煽られる螺旋状の階段を登って薄暗い2階フロアへ。
階段を登りきると目の前のショーウインドウ内に大きなスクリーンがスルスルと下りてきて、ちょうどムービー上映が始まるところでした。

今回エイサー会館のために新たに制作されたオリジナルムービーだそうで、旧盆前後の沖縄の風景が描かれています。
映像監修はりんけんバンドでお馴染みの照屋林賢さんということで、映像はもちろんですが流れてくる「音」がとにかくいい。思わず見入ってしまいました。

また別の一角にも、一定時間ごとに流れるエイサーの映像があったり。

こちらは花ブロックの間のスクリーンにエイサーのムービーを写すことで、実際に集落の中で道じゅねーを見ているかのような雰囲気を再現。臨場感があふれます。

こちらのディスプレイでは、全島エイサー祭りの映像集が自由に見られるようになっています。いちばん古いものは1964年に開催された第9回全島エイサーコンクール。勿論モノクロですが、意外と鮮明な映像が残っていることに驚きです。

貴重な布製の表彰状。文字が刺繍で描かれていまて、散りばめられたイラストもとても味があります。これまで各公民館などであまり良いとはいえない保管状態でただ置かれていただけのものも、今回エイサー会館ができたことでこうしてしっかりと保存・展示することができるようになったそうです。

戦争時の砲弾の薬きょうを利用して作られた鉦打ち(ケンケナー)。池原青年会で2012年頃まで実際に使用されていたものです。

沖縄市内のエイサー団体の詳細データが自由に閲覧できるようになっているコーナーがあったり。

県内、国内、世界のエイサー団体のデータも現在鋭意収集中だそうです。

こちらのゴーグルではなんとエイサーのVR(バーチャルリアリティ・仮想現実)体験ができるそう。

ゴーグルを装着するとエイサーガーエー(合戦)の真ん中に立つ疑似体験ができます。これはド迫力...!

あとは全島エイサーの歴代ポスター。各時代を反映したデザインの変遷を見るだけでも面白いです。

お手本映像と自分の動きを同時に確認しながらエイサーの練習ができるスペースがあったり。

エイサーの衣装を身につけて写真を撮影できるフォトブースがあったり。
とにかく盛りだくさんでした。それほど広くはないスペースですが、じっくりひとつひとつの展示を見ているとあっという間に時間が経ちそうです。
 

エイサーについて知りたければエイサー会館へ

沖縄の路地裏に迷い込んでエイサーを見ているような体験ができたり、アーカイブされた豊富な資料映像を見たり、また実際の大太鼓やパーランクーにも触れられたり。
エイサーを見て、学んで、体験もできる、とても盛りだくさんな施設でした。
エイサーファンはもちろんのこと、県外からの修学旅行生たちにも沖縄の文化を学ぶ場として良さそうですね。

世界でココだけ!のプリントシール機もありましたが、アラフォー女がソロで撮るにはハードルが高かったことをご報告して本日の記事を締めたいと思います。

 

エイサー会館

住所:沖縄市上地一丁目1番1号(コザ・ミュージックタウン内)
開館時間:午前10時〜午後9時
休館日:水曜日(祝日の場合は翌平日)、12月31日、1月1日
入館料:一般300円、小学生〜高校生100円、小学生未満無料
問い合わせ:098-989-5066

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