2018.04.23

第一回島酒フェスタでさーふーふー

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先週末、沖縄セルラーパーク那覇で開催された『第一回 島酒フェスタ』。県内46酒造所の泡盛が試飲し放題!というお酒好きにとって夢のようなイベントだったので、レポートをお届けしたい。

島酒フェスタってなんだ?

先週末の二日間に渡って、奥武山公園にある沖縄セルラーパーク那覇で『第一回 島酒フェスタ ~夏を先取り!ゆかたでほろ酔い~』が開催されました。なんと、沖縄県内にある46酒造所の泡盛が全て楽しめる他、きいやま商店のライブや銘柄当てコンテスト、秘臓古酒オークションなどが行われ、2日間で延べ12,000人もの来場者があったそうです(主催者発表)。
お恥ずかしながらペーパー泡盛マイスターである私も初日の土曜日に参戦してきましたので、どんなイベントだったのかレポートをお届けしたいと思います。

なお結論から言ってしまうと、お酒好きにはたまらないめちゃめちゃ楽しいイベントでした!

イベントは11時開場でしたが、私が会場に到着したのは土曜日の14時過ぎ。空きっ腹にアルコールは危険なので、しっかりお昼ごはんを食べてからの参戦です。

友人が前売りを入手してくれていたので試飲付き入場チケット代は1,500円(当日は2,000円)。そして試飲無しの入場だけであれば無料です。受付で腕にオレンジ色の成人式別PASSをつけてもらい入場です。さあ、試飲しまくるぞ。

開場に入ってみると早くもこの賑わい!
浴衣で来場した人には粗品のプレゼントがあるらしく、男性も女性も浴衣姿の来場者がチラホラ。風情があっていいですね。そういえば粗品は何がもらえたのか、聞くのをうっかり忘れてしまいました。もらった方、何がもらえたか教えてくださーい!

会場内には特設ステージが設けられ、ラジオの公開生放送が行われていたり、銘柄当てコンテスト、来場者抽選会、きいやま商店のライブなどが行われました。なかでもきいやま商店のライブでは県内46酒造所とその代表銘柄を歌った泡盛ソング『盛り泡ろう!』も披露されめちゃめちゃ盛り上がっていました。
 

気になる泡盛が試飲し放題!

それではさっそく試合開始です。まず向かったのは、試飲の行列ができていたヘリオス酒造のブース。最近ではロングセラー樽貯蔵泡盛『くら』のゾンビCMが流れるなどかなり攻めている印象です。
行列の先にはその『くら』の古酒を使った、くらハイボールが待っているということで早速並んでみました。

というわけで試飲第一号のくらハイボールをGET。オリジナルステッカーが貼られたプラカップで提供されます。試飲サイズとはいえ、しっかりカットレモンまで入っていて嬉しい限り。爽やかでグビグビいけちゃう美味しさでした。おかわりしたい気持ちをぐっと我慢して、他のブースも回ってみましょう。

会場でチラホラ着ている人を見かけた泡盛フレーバーホイールのTシャツ。泡盛フレーバーホイールとは、泡盛の香りや味わいについて性質が似ているものがとなりあうように円形に整理したグラフで、およそ一年前の平成29年4月26日に発表されました。Tシャツはバックプリントになっているので、自分ではフレーバーホイールを確認できないのがちょっと悲しいですね。

さすがに全ブースで試飲していたら酩酊してしまうので、気になった酒造所・銘柄をピンポイントで攻めていくことにしました。

こちらは石垣島にある池原酒造所。代表銘柄の白百合は、昔に比べて泡盛が飲みやすくなったと言われる今日にあって、昔ながらの泡盛臭というか、土のにおいというか、甕のにおいというか......とにかく独特な香りが特徴のインパクトの強い泡盛です。一口飲んで顔をしかめる人も多いですが、この香りがまたたまらないという根強いファンもいるほど。こんな機会でもないとなかなか飲む機会がないので早速試飲。

白百合と赤馬の2銘柄を試飲してみましたが、独特の風味は残しつつも以前に比べてちょっとすっきりしたような印象。この味わいにブレがあるというか幅があるのが、機械に頼らない手作りならでは味わいの特徴で好きなところだったりします。手ぬぐいやタオルなどのオリジナルグッズもかわいかったです。

お次は宮古島にある多良川のわしミルク酒。そう、わしミルクといえば練乳(コンデンスミルク)のこと。泡盛を練乳で割った、宮古島でも一部地域で愛されている飲み方です。以前の特集記事『ワシミルクで割る』も是非ご参考に。

泡盛の練乳割りを初めて飲みましたが、とろりと甘くてスイスイ飲めちゃう危険な香りのするお酒でした。しかもここにいちごや抹茶のリキュールをちょい足ししていちごみるく酒、抹茶ミルク酒にするというパターンもあって、それはもう大変美味でした。

そして言わずと知れた波照間島の波照間酒造所。泡波は生産量が限られており島外にはなかなか流通せず、幻とまで言われている泡盛です。販売分は早々に完売したようで、試飲用の龜がひとつ置かれているだけのシンプルなブースでしたが、ひっきりなしに試飲する人々が訪れていました。私も久しぶりに飲みましたが、すっきりとしてとても美味しかったです。

お次は宮古島の菊之露酒造。菊之露はだいたいどこの居酒屋でも置かれているほどの人気銘柄だけあって、ブースもとても賑やかでした。新発売のシークヮーサーリキュールは甘さと酸味のバランスが絶妙で、暑い日に炭酸で割ってグビグビいきたい美味しさでした。

こちらは伊平屋島の伊平屋酒造所。代表銘柄である照島の島酒フェスタ限定ラベルのデザインが素敵でした。
 

酒造所以外のブースでも楽しめる

会場では酒造所のブースに加えて、沖縄県酒造組合や泡盛新聞などのブースもありました。

泡盛新聞のブースでは、泡盛検定5級をタブレットで受け、みごと合格すればガラガラ抽選に参加できるという催しを行っていました。さきほど会場で見かけたフレーバーホイールTシャツはここの景品だったようです。
さあ、ここは泡盛マイスターとして負けられない戦い。

1問間違えてしまい正解率は95%!くやしい...。

そしてガラガラで当たったのはうまい棒1本でした。
友人が当たったのはなんと36年古酒の小瓶。くやしい...。

こちらは今年のバレンタインデーに話題になった、ファッションキャンディの46銘柄酒造所の泡盛ボンボン。ずらりと並ぶ様子は圧巻です。

お気に入りの識名酒造の時雨を購入。断面の写真も撮るつもりが、一口かじると泡盛がドボドボ溢れ出てくるほどたっぷり入っていたので撮れませんでした。泡盛とチョコとのハーモニーがたまらない美味しさでした。あと10個ぐらい食べたい。

こちらは酒造組合のブースでゲットした泡盛カクテル、58KACHA-SEA(ゴーヤーカチャーシー)。試飲カップよりも大きめサイズのカップになみなみと!その場ですりおろしたゴーヤーのシャキシャキ感とフレッシュな苦味、ライムの爽やかさがたまりませんでした。美味しいなー、これ。

神谷酒造所の南光 原酒 五十度。酒税法上、45度を超えるものについてはスピリッツ類に該当し原料用アルコールと表記しなければいけません。与那国島の特産である花酒もこれに該当しますね。

『まさひろ』『海人』で有名なまさひろ酒造からは、沖縄ではじめてのクラフトジンが発売されていました。ジン独特の風味をつける香味植物としてジュニパーベリーをはじめ、シークヮーサー、ゴーヤー、グァバ(葉)、ローゼル(ハイビスカス属)、ピィパーズ(ヒハツモドキ)も配合されているそうです。口に含むと最初はジンそのものですが、後口にふわっと複雑な香りが広がるなかなかユニークな味わいでした。
瑞穂酒造からも泡盛ベースのクラフトジンが発売されていましたが、そちらは試飲NGでした。残念。

黒糖酵母の生みの親である元東京農業大学の中田久保名誉教授の教えを受けた4蔵元(識名酒造・崎山酒造・瑞穂酒造・山川酒造)の門下生が集まって開発したという泡盛、和尊(わそん)。酒造所の垣根を超えてブレンドされた泡盛があるなんて知りませんでした。
4蔵の泡盛をブレンドすることで個々のメーカーの良いところが際立ち、黒糖酵母が持つメープルシロップやキャラメルを思わせる甘くまろやかな味わいが特徴......なのだそうですが、ここにたどり着く頃には既に試飲でそこそこの量を飲んでいたので、細かい違いはよく分からなくなっていました。さーふーふー。
 

まとめ

というわけで、第一回 島酒フェスタの様子をお届けしましたが、個人的にはめちゃめちゃ楽しいイベントでした。
会場内には数ヶ所水割りブースもあり、水や氷、炭酸水が置かれているので、各酒造所ブースで試飲カップに入れもらった泡盛を好きな飲み方で飲むことができます。

会場の外には飲食の屋台もありましたが、ちょっと店舗数やメニューのバリエーションが少なかったのが残念でした。個人的に飲みながら食べたい派なので、もう少し気軽につまめるものが充実していると嬉しいと感じました。第2回に期待をつなげたいと思います。

やはり泡盛は島の宝。各酒造所、個性豊かな味わいの代表銘柄をはじめ、ブレンドによる新しい味わいの提案、そして県産素材を利用したリキュールなどの新商品も続々と開発されていることに改めて感動しました。
友人同士やグループでワイワイと感想を述べ合いながら飲み比べをするとまた楽しいですよ。

島酒フェスタ、第2回開催が今から楽しみです!

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