離島フェア2019で気になったものまとめ

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毎年この時期のお楽しみ「離島フェア」が先週末に開催されました。先月の産業まつりに続き、編集部メンバーでそれぞれ気になったものをピックアップしてみました。

離島フェア2019

「うちなー島の"じょーとーむん"が大集合!」と題されて11月15日(金)~11月17日(日)の3日間沖縄セルラーパーク那覇(那覇市奥武山)にて開催された離島フェア2019。
先日開催された産業まつりのときと同様に、編集部の各自が「気になったものベスト3」を発表していきたいと思います!


特産品の販売だけでなくライブなども行われていた。こちらは宮古島出身の下地イサムさん


「#沖縄離島あるある」は地元ならではの笑えるネタ

本来の優秀賞は「石垣島パイナップルケーキ」「粟国島もちきび生麺」「伊江村イエラムサンタマリアスプリム」の三品ですが、DEEokinawa編集部が選ぶのは?

miooonのベスト3

産業フェア同様、離島フェアにも数年ぶりに行ってきました!
島直送ならではの商品にこれこれこれー!とテンションアップ。財布を出したら爆買いしてしまいそうなので、ぐっと我慢しつつ周ってきましたよ。ああ、離島行きたい!

第3位:いらぶー皮お守り(久高島)

その中で気になったもの。まずは久高島から。

イラブーとはエラブウミヘビのこと。琉球王国時代、イラブー漁は久高島でのみ許可され燻製づくりが行なわれていて、現在でも継承されているため、久高島の特産品といえばイラブー関連商品が多いです。今回もイラブー入りちんすこうとかもありました。
その中でも気になったのが「いらぶー皮お守り」。ウミヘビだからな、と思うと同時に、いつもは燻製にされているイラブーが燻製前の状態だったのも興味を引きました。

 

第2位:幻の泡波チャレンジ:波照間島黒蜜さん(波照間島)

第二位はこちら。

波照間島黒糖さんがやっていた、「幻の泡波チャレンジ!」
泡波とは波照間島で作られている泡盛。流通量が少ないことから幻の泡盛の代表格です。

その泡波を黒糖を目分量で100g、300g、500gぴったり袋に詰められたらプレゼントしてくれるチャレンジ企画。
5年ほど前から毎年行っているそうです。初日のお昼過ぎに行ったのですが、すでに3回ピッタリの人が出てるとブースの人がおっしゃっていました。

目安に100g入りの黒糖を持たせてもらえるので、これはいけるのではと挑戦した結果。

114gでした。「おしい!」
おしいと思いましたが、14%オーバーなのでそんなにおしくはありません。小袋に詰めた黒糖はお土産にもらえました。白糖でなくてよかったね。なんとなく。

 

第1位:島魚アヒージョ(座間味島)

そして堂々の第1位はこちらです。

座間味島ブースの島魚シリーズからアヒージョ。
これ本当に美味しい。「1つ400円ですが、他の島魚シリーズもいれて3つで1000円にしますよ」と言われたのに、他のシリーズには目もくれずアヒージョだけ3つ買いました。とりあえず誰にもわけずにこっそりひとり夜中にチビチビ食べようと思っています。

 

総評

以上、miooonのベスト3でした。
商品もよかったのですが、離島絵画コンクールのこどもたちの生き生きした絵に、涙が出て涙が出て。
数年行ってない間にすっかりおばちゃんになったなと実感しました。

 

 

mycoのベスト3

離島フェアは大好きで沖縄に来てからというものわりと毎年行っている気がします。
今年は3日間ずっと天気に恵まれ無事開催。そして人出もかなりのものだったようですね。
初日の午前中に訪れたのですがなかなかの混雑具合で、人気商品は既に売り切れてしまったものもあったようです。
それでは気になったものベスト3の発表です。

第3位:スーファイ(伊平屋島)

第3位は伊平屋島のスーファイ。
伊平屋島の近海でとれた魚を塩漬けにして天日干しにしたものです。スーチカーと呼ばれる豚肉を塩漬けにしたものは有名ですが、意外と魚を塩漬けにしたものってなかったように思います。

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季節によって魚の種類は変わるそうで、この日売られていたものはマンビカー(シイラ)だそう。
試食させていただきましたが、しょっぱいツナのような味わい。そのままつまんでお酒のアテにはもちろん、炒飯に入れたり小松菜などの野菜と炒めものにしても美味しいそうです。

 

第2位:カイダー文字の木の実(与那国島)

第2位は与那国島のカイダディ(文字)が書かれたそてつの木の実。
与那国島は本当にブースの世界観の作り込みが素晴らしくて、足を止める人が多かったように思います。いま県内外のイベントで引っ張りだこの若手与那国伝統継承者、与那覇有羽さんによるクバの葉の民具作り実演も人気でした。

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カイダー文字とは琉球王朝時代に与那国島と竹富島で使われていた文字。DEEでは以前竹富島の文字を、記事でカルタにしたことがありました。

表と裏に、カイダディの文字と記号、現代の文字とイラストがそれぞれ描かれているので、これはなんだろう?と推理する楽しさがあります。ターグはタコという意味でした。

 

第1位:比川地域共同売店オリジナルグッズ(与那郡島)

そして映えある第1位は、再び与那国島から比川地域共同売店ブースのオリジナルグッズです。

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共同売店がブースを出しているというのが面白くてついつい足を止めてしまいました。
比川は与那国島の南側に位置する集落で、テレビドラマ『Dr.コトー診療所』のメインロケ地として有名になった場所です。海岸に建てられた診療所のセット、見に行ったことを思い出して懐かしくなりました。
てぬぐいやステッカー、ポストカード、クリアファイル、Tシャツなど様々なグッズを展開されていました。建物をモチーフにしたてぬぐいが特にかわいかったです。

総評

離島フェア、いやはや今年も楽しませていただきました。なかなか沖縄本島では見かけないものも多く、試食しながら会場内をぐるぐると3周ぐらいまわってしまいました。一年に一度のお楽しみなので、私はお財布のひもは毎年ゆるゆるです。

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上の写真に写っているものに加えて、石垣島のまーみやーかまぼこのばくだんおにぎりをお昼ごはん用に、そしてチーズ入りたらし揚げを夕ごはん用に。いろいろと購入してホクホクしながら帰路につきました。そして離島フェアの会期が終わったあとは、SNSでハッシュタグ #離島フェア2019 を検索して、みんなのお買い物を覗いてみるのが密かな楽しみだったりします。

 

やんばるたろうのベスト3

やんばるたろうです。いいっすよねぇ離島フェア。洗練されたものも多いですが、見たこともないようなものもあって離島フェアは毎回楽しみです。

ちなみに上の写真は今回の離島フェアの出店で見つけたやつです。マンゴーかき氷に強引にピーチのフレーバーを乗せる力業、嫌いじゃありません。それではベスト3にいきましょう。

第3位:生ハム ミーバイ(伊平屋島)

こちらは伊平屋村漁業共同組合のブースで発売されていた「生ハム ミーバイ」。魚肉の生ハム…?なかなかおもしろいですよね。

パッケージはこんな感じです。

試食で食べさせてもらいましたが、半生のミーバイの身を燻製にした感じ。けっこう歯ごたえもしっかりしてて、確かに生ハム。噛み進めると魚の味もしっかりしててなかなか美味でした。

 

第2位:伊良部島まぜそば(伊良部島)

第2位は外にある離島食堂の伊良部島ブース。伊良部まぜそば。

辛めの汁にカツオフレークと鰹節。まさにカツオで有名な伊良部島らしいカツオづくしのひと品です。まったく肉をつかってないのにすごく肉々しいひと品です。

伊良部島には伊良部大橋ができる前に行ったことがあって、ちょっとだけ伊良部島の話もできました。いま、すごいらしいです。

 

第1位:徳之島コーラ(徳之島)

最後は徳之島。離島フェアは沖縄県の離島だけでなく、鹿児島県に属する奄美諸島の離島ブースも出展されています。

その昔、徳之島に通い詰めてる時期がありまして気になったので購入してみました。徳之島ってそんなに洗練されたお土産とかが無かったイメージなんですが、いつのまにかオシャレなものもでてきたのだなーと思います。

味はコーラなんですが、後味がしっかり黒糖。普通においしいです。

徳之島ブースでは島の話も結構聞くことができて、まだ島唯一のデパート(ダイマル)が残っていることだったり、結局一度も行くこと無くハブセンターという施設が閉園したことを知りました。ちょっと余裕を見つけて徳之島にはまた行きたいと思います。10年くらいぶりですけど。

総評

いつも離島フェアに行くと新しい発見があって、嬉しくなってしまいます。きっと離島はネタの宝庫なんだろうなぁと思いつつ、なかなか足を運べないのでこういう機会で色々見て回れるのは素敵だなぁと思います。毎月くらいやればいいのに。

 

まとめ

というわけで、各々の離島フェアで気になったものベスト3でした。
同じ沖縄県内でも離島の特産品や商品を目にする機会は少ないものです。離島フェアは離島の特産品をはじめ、その離島そのものについても知識を得たり訪れるきっかけにもなる、良いイベントだと思います。各島のパンフレットなども豊富に揃っていました。

離島フェアは毎年この時期に行われているので、興味のある人はぜひ来年の離島フェア2020に足を運んでみてください。
きっとDEEokinawa編集部メンバーもウロついていると思います。

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