2020.07.22

これが孤島の全貌だっ。南大東島第一弾。とりあえず編

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沖縄本島の約400km東方にある孤島の南大東島。沖縄の人や沖縄好きの人でもなかなか行ったことがある人に出会えない島を約30年ぶりに訪れました

沖縄本島の約400km東方にある孤島。南大東島をご存知ですか?
沖繩県内の天気予報でもしっかり「大東島」の情報を言ってくれますが、人口約1400人の小さな島です。

沖繩の方でも、石垣島や宮古島はあるが、「南大東島には行ったことのない」という人の方が多いのではないでしょうか?

旅好きを泣かす・・・一番行きづらい離島。そうそれが南大東島。

実は私の父が南大東島出身という事もあり、幼い頃は何度か行ったことがあるんです。
製糖期の時期になると家族みんなで数週間、島で暮らす事が毎年のことでした。
とはいえ、約30年ぶりの来島は、もうもはや初めまして。初心の気持ちで今回の旅をお届けいたします!

2泊3日のスケジュールで南大東島を堪能してきました。

謎に包まれた孤島。ミステリアスな島のベールに隠れていたものとは・・・!?
超大作になりそうな予感。

第一弾は「とりあえず編」
今回は外見を多めにお届けしたいと思います。

飛行機のタイヤを見ながら離陸!プロペラ機で飛びます

南大東島へいざ出発です。
行きづらいといわれるポイントのひとつとして。
「航空運賃がお高め」

飛行時間約1時間程度ですが、私が乗ったのは片道16,500円。
(この金額ならLCCで福岡往復できるわ〜って感じになりますよね。)
往復で、33,000円かかります。
午前便・午後便の1日2便運行しますが、人数次第の理由や、他の理由でもすぐ欠航になることがあります。
実際、私も午前便の予定でしたが欠航になり、「お持ちのチケットで午後便に乗れます」との変更が・・・。
座席の重複はないのか?と不安でしたが無事乗れました。

プロペラ機初搭乗!
2シートの2列で、定員約50名の飛行機です。
CAさんが1名で対応。
離陸前の安全確認アナウンスで
「これから緊急事態避難時の案内を行います。必ず御覧ください。」
という「必ず」のワードをかなり強調するので乗る前に若干不安になる。笑

シートの隙間感がちょっとニヤりポイント。
座席のオーディオ機能などはもちろんない。
基本的に窮屈で、プロペラ音が半端ないので、音楽よりも外の一面太平洋の景色を楽しもう。
ちなみに乗り物酔いをする私は、本を読もうと思ったけど、飛行の揺れがすごくて断念。こりゃバリバリ酔っちゃう。
離陸して数分経つとシートベルト着用サインが消えた。と思ったら、すぐに点灯。

この時はおよそ10分程度しか席を外すタイミングがなかった。空港でお手洗いを済ませておく事をオススメします。

シートベルト着用サインが消えた貴重な時間の合間に、CAさんが手作り感のあるチラシを配ってくれます。
とはいえ、島の人の往路がほとんど。
受け取ってくれそうな観光客は少なく、私が「ください」というと「え?(マジ?)ありがとうございます!」と一瞬の驚きと満面な笑顔を見せてくれました!
なので、もし乗ることがあればCAさんが喜ぶので必ず受け取ろう。

青々とした太平洋の大海原が永遠と続く。
そこに忽然と現れた!!!

「島発見!!!」

おそらく、初めて見つけた人もこの言葉を口にしたに違いない。

プロペラ機のタイヤが出てきました!
でも、着陸するにはなんだか高度位置が高ぞ。と思ったら、約10キロ離れた北大東島の上空でした。

地元の人いわく、北大東島は近いようで那覇より遠い関係性らしいです。
年に1度、交流試合というものがあるらしいが、それ以外はほとんど互いに往路はしないらしい。

着陸すると、飛行機のタラップからおります。
大統領になった気分で、もしくはビートルズ来日!の気分で、階段を軽快に降りましょう。
まっ、5段ぐらいしかありませんが・・・笑

降りると、各自徒歩で空港へ向かいます。
到着ロビーは、手荷物を預けた時のグルグル回る受け取り場はもちろんなく、係の方が手渡しで荷物を渡してくれます。

無事、南大東島に到着しました!
いよいよ、旅の始まりです。

 

断崖絶壁の島。先人は岩を削ってプールを作った

南大東島の形状は、すり鉢状になっており、島の中心の方が標高が低いんです。 そして島の周辺は断崖絶壁です。 ウィキペディアによると・・・

およそ100万年前から20万年前、珊瑚礁の数回にわたる隆起によって形成された海洋島である。島を形成する珊瑚礁の厚みは数百mから数千mに達する。

なるほど、でかいサンゴ礁でできている島ということです。
なので、海岸とはいえ砂浜などはもちろんない。

飛行機からみた海岸沿いは確かに断崖絶壁。
島の外周すべてで、サスペンス劇場の自白シーンの撮影が可能。

断崖絶壁で砂浜もないなら、泳げないじゃん。
いえいえ、泳ぎましょうよ。
と、昔のお父さんたちは頑張ったのでしょう。
なんと、岩を削ってプールを作っちゃったんです!

ネットなどの「南大東島観光案内」でもよく紹介されているので、 ご存知の方も多いと思いますが、代表的に知られているのが 「海軍棒プール」です。
名前が独特なのですが、「海軍棒」とは岩に刺さっている棒のことで、この場所にあります。
明治25年(1892年)旧海軍の軍艦「海門」がにこの島を訪れた際、測量用に建てた棒のこと。
現在刺さっているのは復元された棒です。 興味深いですね!

見てみたいっ!
さっそく張り切って向かったのですが、なんとこの日は工事中で立入禁止・・・チーン。
最高な撮れ高を逃してしまいました。
ってなわけで、写真はmycoさんからお借りした海軍棒プールの写真です。

おそらくこれが海軍棒
岩盤をくり抜いて造ってあります

この目で見たかったー!と残念がる私に朗報が。

「少し小さいけど、もう一つ岩を削ったプールがあるよ。」

という情報をGET。
西側に位置する「塩屋」というところにあるらしい。
さっそく急行です!

さぁ到着!!! 急坂を小走りで向かう・・・

「岩を削ったプールかー。どんなんだろぅ・・」

期待が膨らむ。

え?

こわっ・・・・

ガンガン海水が入ってるけど・・・汗

階段降りる勇気ないんですが・・・汗

いやいやいやいや・・・wwwww
これ、プールじゃねぇぇ。
思ってるやつと、ちゃう。
危険すぎる。こりゃ生きて帰れんわ。笑

どうやら、この時は満潮だったようで、入れないコンディションだそうです。

「干潮の時は落ち着いて泳げるよ。」

ということですが、泳ぎ遊ぶのに時間制限があるのと、まず遊び過ぎたらこの波でしょ??
いやいやいや。
見てしまったから一生ココには入らん!って決意しましたw

一応、干潮時はこんな感じでプールになります。イメージの線をいれてみました。

読者の方からメッセージを頂き、記事で「塩屋プール」となっているのは「本場プール」だそうです。お詫びして訂正いたします…!

ふと海を見渡すと結構近くに、北大東島が見えました。
ドキドキしていた気分が少し落ち着いたぜ。

 

接岸できない問題。人間がクレーンで降りる下船するのは都市伝説ではなかった!

断崖絶壁の南大東島は波がとにかくすごい。
なので船が接岸できない問題があります。
うわさでは聞いてた事があると思いますが、

「どうやら乗船者たちはオリに入れられてクレーンで下船するらしいよ。」

ホントかよ。と思いますが。
本当です。

今日は船が入る日だよーと言われたのでさっそく見に行ってみた!
ちなみに船は3日に1回のペースで沖繩本島から大東諸島へ大東海運の「だいとう」が運行しています。
こちらも飛行機同様、天候が悪いと運休になることが多いので注意です。

港に到着すると。。
お、来てる来てる!!!
テンションが上がります。

やはり接岸できず、およそ3メートルは離れていました。
そして噂のクレーンもしっかり待機しています。
しかし、乗船してた人たちはすでに降りていたようで、オリの下船風景は見れませんでした・・・残念。
ですが、乗っていたであろうオリを発見です!

けっこう頑丈そうではありますが、想像しても実に不安です。
ロープで吊られてる仕組みになっていますので、揺れること間違いない。怖い。
お、見上げるとクレーンにフックのようなものがある。
なるほど、イメージはできた。

これを、ここに吊るして移動ということか・・・

いやいやいやいや・・・wwwww
こえぇぇぇ。
高所恐怖症の私は、身震いしますが、経験としてやってみたい気もしますね。

過去にゲストフリーライター牧さんが、実際にこのゴンドラに乗った経験の記事があります!
「南大東島、15の春」

画像を少しチョイスしますとこんな感じ。

ゴンドラに吊られて船に乗船
柵をしっかり握る手

この時の記事でもあるように、絶叫したようですw
高所恐怖症にはかなりしんどい恐怖体験だったようです。
興味のある方はぜひリンクから読んでみてくださいね。

 

島が一望できる日の丸展望台

海や港を堪能したあとは、内陸へ行ってみます。
見渡す限り、さとうきび畑で覆われた島。
島が一望できるという「日の丸山展望台」という所があるようで、登ってみました。

そこからの景色がこちら。

島には高い山などはないので、ほぼ平坦な地形で、サトウキビ畑がモザイク模様で一望できます!
携帯カメラのパノラマ機能を使って撮影したので、微妙に歪みがあるかもですが・・汗
島を見るにはここはオススメポイントになっています。
この日は天気も良かったのですごく気持ちのいい景色でした!

 

島の中央には大きな池が。塩の満ち引きで深さが変わる

地図にもあるように、島の中央にはいくつもの池が存在します。
その深さは、塩の満ち引きで変わるそうで、地下で海につながっていることを証明します。
本当にサンゴ礁でできた島なんですね。
しかし車で散策していても、木々に覆われていて池の存在をあまり目にすることがありません。

池を見るスポットがあります。
「大池展望台」という場所です。グーグルナビでも出てくるのでナビを使っていざ出発です。

こんなところにあるのか??
という不安になる道を通ると、これもまた突然現れた奇妙な建物。
誰かが居ても、居なくても不安です。
木製でできた展望台的な建物。


あなたのまちの郵便局のkampoさんのおかげみたいです

いざ登ってみると、さっそく蜘蛛の巣にバリバリひっかかり、長い間ここに人が来ていない事が伺えた。
コロナ自粛で島は閉鎖していたそうで、観光客の出入りはなかったそうです。


登ってみると結構広いスペースでしっかりとした展望台でした

そこから、何が見えるかと言うと・・・!?

大池が現れました!!
野鳥も飛んでいました。

ウィキペディアによると・・・

大池(おおいけ)は、沖縄県島尻郡南大東村南大東島の中央部にあるカルスト湖である。自然湖としては南西諸島で最大の面積を持つ。隆起した環礁の石灰岩が雨水に溶解したカルスト地形の窪地に水が溜まって成立した。南大東島には多数のカルスト湖が分布しており、大池はそのうちで最大のものである。

だそうです。
珍しい池ということですね。
外周にはオヒルギ(マングローブ)群の根力強さが感じられる神秘的な場所でした。

 

南大東島の代表的な場所を散策して

知らなかった南大東島の一部をご覧いただきましたがいかがでしたでしょうか??
私自身も、ビックリでした。
とにかく時間が止まっている感じ。
子供の時に見た風景がまだそこには残っていました。

塩屋プールのガンガン波が入っているのはマジでビビリましたが笑

今回はまだまだ序盤戦。
このあとも、もっと凄いところをレポートしてきたので、続きは次回作で!
爆笑エピソードの収穫もあり、夜のアルコール事情もお届けする予定ですので、ぜひお楽しみに!
今日の南大東島はとりあえずここまで。

次回に続きます。

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