子供向けのウチナーグチ表が面白い

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子供向けに作られた50音表のウチナーグチバージョンがあるのだが、なかなか面白かったのでご紹介したい。

ちょっと前に息子が生まれて沖縄の名付け儀礼というのを再現したという記事を書いたのですが、そんな息子はいつの間にか2歳半に。

最近はめっぽうしゃべるようになってきて、「ごはんたべる」とか「ねんねしない」とか一般的な幼児ワードをしゃべるだけでなく「日産エクストレイル」とか「モリタ消急車」とかものすごいピンポイントの単語をしゃべったりして(乗り物好き)、子供の成長はすごいなぁと日々思っております。

そして、そんな息子のために妻が「ウチナーグチひょう」なるものを買ってきました。

これはいわゆる50音の一覧とその言葉に対応するものがイラストで表現されてるやつの沖縄版です。

例えば「い」の欄には魚が。沖縄方言だと魚は「いゆ」ですよね。というわけで今日はこのウチナーグチ表が割と面白かったのでいくつか特長的なところをご紹介したいと思います。

 

「ん」がある

内地の50音表だとだいたい「ん」は「りんご」みたいなお茶の濁し方をされているのですが、ウチナーグチ表は違います。安定の「ンジャナバー(にがな)」。沖縄方言では「ンム(イモ)」とか「ンス(味噌)」みたいなンで始まる言葉が存在します。

しりとりの「ん」のレパートリーが「ンジャメナ(チャド共和国の首都)」しか無い皆様は覚えておくといいかもしれません。

 

オクラが「ネリ」

オクラの方言名は「ネリ」。たまに大衆食堂で「ネリ炒め」みたいなメニューを見ます。僕は最近知ったのですが、「オクラ」って英語だったってことを知ってました?なんでも「ネリ」はオクラの日本語名なのだそうで、オクラがが全国的に普及する以前から食べていた地域(沖縄県・鹿児島県など)でしか通じないことが多いのだそうです。僕はオクラが完璧日本語だと思ってました。

 

「よ」が「ヨーガリー」

「よ」の欄は「ヨーガリー(痩せている人)」。割と現代でも日常会話で使ってますよね。しかし、他の欄が魚とかご飯とかなのに「よ」だけなんだか違和感が漂います。じゃあ他の言葉の候補があるのか言われたら何も思いつかないですけど。

 

「れ」「ろ」に垣間見れる諦め

外来語が多いら行。ウチナーグチ表ではどうなっているかと言うと…

「ろ」=ロバ。「れ」=「レモン」。ここだけイラストにできるようなウチナーグチの対応が無かったのだと思います。ちなみに「る」で始まる単語は日本語にはあまりないのでしりとりでは「る」で攻めることが定石だと思うんですが、ウチナーグチ表の「る」は「ルスントーヌチン」。呪文みたいですが、とうもろこしの事らしいです。

 

大人も楽しいウチナーグチ表

というわけで本日はウチナーグチ表からちょっと面白かった部分をご紹介しました。

息子は「ら」の「ラフティー」を「ケーキ」。「や」の「ヤマシシ」を「ぶたさん」と言っており、まだ全然50音については理解しておりませんがそのうち一緒に覚えて立派なウチナーンチュをともに目指したいと思います。

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