大宜味村塩屋のウンジャミにいってきた

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2010年9月2日に大宜味村、塩屋集落でおこなわれたウンジャミにいってきました。今回は写真と動画でどんなマツリなのかレポートしたいと思います。

ウンジャミとは

2010年9月2日。旧盆明けの亥の日に大宜味村塩屋では「ウンジャミ」という行事がおこなわれます。
「ウンジャミ」は主に沖縄県の北部地方に分布する年中行事で、豊饒感謝と豊饒祈願を目的として行われているそうです。
この時期は稲の収穫が終了する頃で、季節の変わり目を示すマツリだといわれています。

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ここ大宜味村塩屋のウンジャミは北部地方でも特に古い形を残している(500年の伝統を持つそうです)ということで無形文化財として指定されているのです。

ウンジャミ本番の様子

塩屋のウンジャミは屋古・田港・塩屋という三つの集落が共同でおこなっています。
ウンジャミの前日、各集落の神人(カミンチュ)が海から神様をお迎えする「ウンケー」をするのが行事のはじまりで、私たちが到着した時には
塩屋湾でウガンバーレー(爬龍船という船での競争)が行われるところでした。

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写真は塩屋の男性たち。ハーレー前にウガンをしています。

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背中には塩屋の「塩」の字が。

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そして集落の女性たちが歌いながら集まってきました。

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輪になって歌い、踊ります。

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動画で見るとこんな感じです。もりあがってます。

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やがて女性たちは海に入り、各集落ごとに歌を歌いながら自分の集落の船を応援します。

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ハーレーの様子です。男性も船の櫂を打ち付けて自分の集落を応援しています。

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ウガンバーレーの途中、輿に乗って神人の「ノロ」がやってきました。
ノロは琉球王朝時代から集落で祭祀をつかさどる役割を担ってきた最高位の神人です。

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ちなみに先頭の人が持っている二股のモリはイルカを突くためのモリなのだそうです。

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また、各所から他の神人もやってきました。この道はカミミチといい、神様が通る道ということ。

そのまま、ノロと神人はハーレー会場とは反対の海に出て、神様を海に送るウガンをおこないます。
ここはあまり近くで写真を撮るのは失礼だと思ったので写真を撮りませんでした。

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その後、ハーレー会場でノロと神人によって祈願がおこなわれ、行事は一段落です。
今回は途中からざっと見ただけでしたが、厳かな行事というよりも、女性が唄って、踊って、笑顔の多いマツリでした。
無形文化財というだけあって、司会の方が行事の説明をナレーションしてくれていたのですが、
ほとんど聞こえず、今度はもう少し予習をしてから行事を見に行きたいとおもいました。

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