2012.06.06

今さらハブとマングースショーを観てきた

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本部町伊豆味にある『いこいの駅いずみ』のハブとマングースのショー。あえて、今さら、行ってきました。果たしてハブとマングースの対決は見られるのでしょうか。

本部町伊豆味の山の中に『いこいの駅いずみ』という観光施設があるのをご存知でしょうか?

元は『伊豆味パイン園』があった場所で、現在はおみやげが買えたりトイレがあったりと道の駅的な位置づけとなっています。
沖縄そば屋さんが建ち並ぶ"そば街道"としても有名な県道84号線沿いなので、車で前を通りがかったことがある方も多いかと思います。

そして同じく、本部の道路を走っていると時折目にする ハブ&マングースショー と書かれた看板。
そう、かつて沖縄観光の目玉として時代を一世風靡したハブとマングースのショーが、ここ『いこいの駅いずみ』で現在も行われているのです。看板にはハブとマングースが闘っているようなイラストが描かれていますが、決闘も見られるというのでしょうか...?

というわけで、今さら感をビシビシ感じつつ沖縄在住8年目にして初めて彼の地を訪問してきました。
 

昭和の香りがプンプン

建物は県道に面して少し土地があがったところにあります。出入口は二箇所。

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なんと「幻の白ヘビ」もいるそうです。赤い看板が小粋に目立っていますね。

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時代を感じるオールドファッションな建物。入り口の横にはハブ捕りの顔ハメ看板もありますので、お好きな方は是非ここで記念撮影を。

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チャレンジャー、ハブ。
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チャンピオン、マングース。

アニメタッチな両者の紹介看板。ハブが挑戦者、マングースが王者として扱われています。
ちなみにハブが三線を持っているのですがどうやって弾くのかは謎です。
 

いこいの駅施設内部へ

「めんそ〜れ」と書かれたのれんをくぐるといきなりおみやげコーナーが。
数は多くないですが、黒糖やサーターアンダギー、泡盛など一般的な沖縄土産が売られています。

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このおみやげコーナーにはいこいの駅いずみオリジナル商品らしきパインカステラがあるのですが、試食しようと近づくと

「ここでしか買えないわよ!」
「空港、国際通り、他のどこにも無いのよ!」
「特産品のパイナップルをたっぷり使って作っているのよ!」
「生地はパインジュースで練ってあるのよ!」
「冷蔵庫に入れておけば数週間も日持ちするわよ!」
「いちど買わずに帰ったけどあとでわざわざ戻ってきてまで買う人もいるのよ!」

という売り子のおばちゃんのアグレッシブなセールストークが展開されるので要注意。

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そして受付でハブとマングースショーのチケットを購入。大人300円、子ども100円。
チケットを買う際に受付の方から「ハブとマングースの対決は動物愛護法で禁止になったので、今は対決の部分は映像になっています。」という説明がありました。予想はしていましたが、やはり。

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レストランコーナーを通り抜け、施設のいちばん奥がはぶ館になっています。ちなみに「はぶかん」ではなく「はぶやかた」と読むそう。

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ハブを眺めながらの飲食も可能。
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なかなか迫力のあるポスター。ハブ怖い。

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はぶ館ののれんをくぐると、全国各地の学校の名前が描かれた札が目に飛び込んできます。
修学旅行の観光コースに組み込まれているのでしょうか。
 

ここがハブとマングースの対決(※但し映像)の舞台

ショーが行われる部屋へ入ってみると、一段高くなったステージとそれをぐるりと囲むように設置された畳敷きのベンチの空間が広がっていました。お客さんは私たちを含めて13人。意外とお客さんが入っていてびっくりしました。

そうこうしているうちにハブおじさん登場。

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おじさんの話によると、平成12年に動物愛護法が改定され異種の動物同士を闘わせることが禁止となり、長年続いてきたハブとマングースの対決も中止となったそうです。

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舞台脇に置かれたポリバケツ。いる...。確実にいる...。

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まずは毒の無い蛇、サキシマスジオを取り出して解説するハブおじさん。

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観客の首に巻くのはお約束。
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そちらのお嬢さんもどうぞ。

完全にB級ショーだろうと斜めに見るつもりだったのですが、何千回、何万回とこのショーをこなしてきたであろうハブおじさんの軽妙な語り口が面白く、ぐいぐい引き込まれていきます。
 

いよいよハブ登場

そしていよいよ真打ち、ハブ登場。
かぎをかけたポリバケツから先がカギ状になった長い棒を使って器用に取り出します。

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ひょいっと。

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ハブ登場。

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やはりハブを扱うのはおじさんも何十年とやっていても緊張するそう。
棒を使って器用にハブを操りながら、その種類や生態について詳しく解説してくれます。

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これがハブの毒牙。黄色い毒液がポタポタたれていました。恐ろしや...。
ハブの写真をもっと見たいという方はこちらの記事もどうぞ。『ハブ博物公園にはハブもラブもある』
 

いよいよハブとマングースの対決(※但し映像)へ!

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ショーも半ばに差し掛かった頃、ハブおじさんがおもむろに舞台上のスクリーンを下ろし始めました。

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このショーの見せ場(?)、ハブとマングースの対決映像『野生の牙』が始まりました。
ちなみにどうでもいい情報ですが、映像の音がめちゃめちゃ大きくてちょっとびっくりするレベルなので心の準備をしておくといいかと思います。

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シャー!
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ガブリ。

はい。ハブとマングースの対決、終了。

やはりほぼほぼマングースが勝つんだそうです。チャンピオンの扱いなわけですね。
なおご存知かと思いますが、ハブは夜行性・マングースは昼行性なので自然界で出会うことはめったにないそうです。

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映像のあと紹介されたのは、対決が禁止されるまでここ『いこいの駅いずみ』で最後まで活躍していたというマングースのまちこちゃん。いずみまちこちゃん。ケージのなかでちょこまか動き回る姿がかわいい!
まちこちゃんはマングースのなかでも身体が小さいほうですが、動きがすばしっこく百戦錬磨だったそうです。かわいいふりしてやりおる。
 

そしてお約束の商品宣伝タイム

ハブの紹介、対決映像、まちこちゃんの紹介も終わり、ショー後半はお約束のTHE商品宣伝タイム。
別室にはハブを使ったさまざまな商品がずらりと並んで販売されていました。

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いらっしゃいいらっしゃい!

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ハブの皮は金運のおまもり。
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ハブの粉末が入ったキャンディー。
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今売れているというハブ粉。
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生臭いかつおぶしのような味がしました。

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これは1匹から2〜3本しかとれないという貴重なハブ油。ニキビ以外は何にでも効く万能薬だそう。
写真を見て気が付きましたがおばちゃんの視線が怖いです。

「ハブの弱点はマングースや直射日光もそうだけど、いちばんの天敵は人間だよ。」とはハブおじさんの談。

というわけでつっこみどころも満載で意外と楽しめた『いこいの駅いずみ』のハブとマングースのショー。
B級観光スポットがお好きな方、是非どうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

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