2013.12.10

お菓子で古民家を作ろうwith建築事務所

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建築設計事務所クロトンさんとDEEokinawaがコラボして「本気でお菓子の古民家を作る」イベントを開催しました。

まだDEEokinawaがはじまって間もない2010年の9月に沖縄のお菓子でお菓子の家を作ってみたという記事が公開されました。


Naokiの本気手仕事はここからはじまった

あれから3年の月日がたった先週の日曜日。
再び挑戦する日が来たのです。
今度は浦添市にある建築設計事務所クロトンさんとDEEokinawaがコラボし、「本気でお菓子の古民家を作る」イベントをおこないました。

今回はイベントのため制限時間は2時間。
果たしてお菓子の家は建つのでしょうか。

クロトンさんはマジだった

さてこちらが今回一緒にイベントをする浦添市のクロトンさん。
浦添市大平にある330号線沿いの黄色く目立つ建物なので目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

事務所に入ると机の上には今回使うたくさんのお菓子が。


制限時間があるためお菓子は沖縄のものだけにこだわっていません

そしておもむろに置かれた設計図。
一番座、二番座、三番座、裏座、台所、ひんぷん・・・。

本物の古民家の縮尺平面図です。
これお菓子で作れるの?
わたしの不安をよそにイベントは始まりました。

ちゃんとした手順でお菓子古民家を作ろう

私の戸惑いからもわかるように、コラボイベントと称していますがDEEokinawaは主に当日の賑やかしと企画段階でのチャチャ入れで参加させていただきました。企画のときにこちらから提案したのは、
・建築設計事務所がお菓子の家を作ったらどんな風になるのか見てみたい
・せっかくだから建築手順はきちんと踏んでもらいたい

という2点。

ということで、ここからは沖縄の(古)民家を建てるならという手順に沿ってお菓子の家を作っていきます。

1.地盤工事

まずは地盤を作ります。お菓子の家なので地盤はカステラ。
手を抜いてしっかり敷き詰めないと家を建てたときに地盤沈下が起こるし、カステラ以外の硬いお菓子で地盤を作ると柱がうまく立たないそうです。

お子様連れの方は地盤の盗み食いに注意してください。

2.地鎮祭

続いては地鎮祭。
土地の神様に家を建てるのを報告し、土地を清め工事の無事進行、竣工と永遠の加護を祈願します。
通常は土地の四角に塩を盛るそうですが、今回は砂糖で。


砂糖でお清め中

3.土工事

建物の基礎を行なうために敷地の地盤を掘ったり、掘った土を搬出したりする工事。
今回はスルーだそうです。

4.躯体工事

躯体工事は建物の骨格を作る基礎工事から棟上げまでの期間のこと。

ここがしっかり出来ていないと屋根を乗せたときに家が崩れます。
壁や柱はバラバラにならないように、溶かしたチョコでしっかりと接着しましょう。

仏壇や家具も家に入れたいのですが、壁を全部作ってからでは入らないのでこのときに作っていれてしまいます。


オシャレな仏壇


イスとテーブル

みなさん頑張れー

そうこうするうちに個性的な屋根ができあがってきました。

屋根は作るのが難しそうなので、外人住宅にしたいといった意見も。
途中でがらりとスタイルを変えられるのもお菓子の家ならではでしょうか。


この家は後で屋根を支給されていました

5.棟上式

木造の棟木があがることをいいます。骨組ができあがり大工さんの労をねぎらう節目でもあります。
沖縄では棟上げ(ンニアギ)と呼び、棟木に紫微鑾駕(しびらんか)という護符を打ち付ける(あるいは棟木に直接墨書きする)風習があります。

以前DEEokinawaでも紫微鑾駕コレクションの特集をしたことがありますね。

紫微鑾駕なんて字は書けないとカタカナでシビランカ

こちらは紫微鑾駕と書いたつもりのチョコを屋根裏に貼付ける

6.完了検査後に引き渡し

屋根を乗せたら完了です。
通常は完了検査などがあるそうですが、検査基準がないので今回はスルー。

約2時間で6棟の古民家が建設されました。

新築された家をみてみましょう

仲西家住宅

途中ですごい仏壇をお見せした家です。
屋根にいるシーサーもかわいい!

中山家住宅

何度か長男に資材を食べられるというハプニングも乗り越え、完成した中山家。
屋根のアバンギャルドさがステキです。

他の家も個性的で上等なお家になりました。

沖縄では家を見れば方角がわかるらしい

最後に家の向きですが、基本的に沖縄の古民家は東から順に一番座、二番座、三番座と並び、それぞれ南を向くようにつくられるそうです。
つまり作った家の正面は全部南側に向けましょう。


※実際には風水の関係などで真南から少しずらされるそうです。また現代では土地や周囲の関連で正面が南を向かない家も多いそうです。

ということで今回はお菓子で沖縄古民家作りを見てみましたが、手順に沿って進めることで実際に家を建てるときの参考にもなりました。この知識が役にたつかどうかは宝くじ次第ですが。

そうそう、宮古島では新築の家にはパーントゥが来て厄を落とし幸せを運びますが、新築のお菓子の家にはこんな兄弟が現れるようです。


たべちゃうぞー!!

かわいすぎますね。

クロトンさんでは毎月講師を呼んで家づくり・お店づくりに関する無料セミナーを開催しているそうです。
ためになりそうなことや面白い発見も多そうなので気になる方はチェックしてみてください。

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