高速道路の料金所のイルミネーションの裏側へ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
イルミネーションの季節といえばDEEでは高速道路のイルミネーションのチェックが恒例であるが、今年は飾り付けの現場に行ってお話を伺ってきた

今年もイルミネーションの時期がやってきた

さて、クリスマスが今年もやってきますね。


これは2010年北中城料金所

私たちDEEokinawaでは2010年からクリスマスには毎年高速道路の料金所のイルミネーションをチェックする(2010年/2011年/2012年)ことが恒例のイベントみたいになっております。

2011年金武料金所
2011年石川料金所

なんせ毎年高速道路の料金所はそれぞれ趣向を凝らしたイルミネーションでものすごい事になっているのです。

この調査をしていて、毎年疑問に思っていたのですがこの高速道路の料金所のイルミネーション、誰がどのように飾り付けしているのでしょうか?

今回はその疑問を明らかにするため、昼間の那覇料金所にお邪魔しました。

 

イルミネーションの謎に迫る


夜じゃないとイルミネーションが見えないので昼間用にリースを配置中

那覇料金所にお伺いした時はまさに飾り付けの真っ最中。

那覇料金所で飾り付けの先陣を切っていた孝野三好(たかのみつよし)さんにお話を伺いました。

 

―毎年すごいイルミネーションですがいつくらいから飾り始めてるんですか?

12月に入りますとだいたいどこも作業に入って、一週間くらいで飾り付ける感じですかね。例年ですと毎年10日前後には何処も点灯してると思います。

―各料金所でイルミネーションが見られますけど申し合わせみたいなものがあるんですか?

いえ。そういうことは無いですね。各料金所ごとにそこの特長を活かして考えて独自にやってる感じですね。それぞれの料金所には専門の担当がいるわけじゃないんですがそれぞれ知恵を出しながら飾り付けをしています。ここも私が先頭になってますが、みんなでココをこうしたら、ああしたら、みたいな感じでやっていますね。

―なるほど。毎年各料金所でイルミネーションの配置や内容が変わったりするのは…?

毎年配置はちょこちょこ変えたりしていますが、大幅に変わるのは先頭に立つ担当者が変わった場合ですね。

―これは業務の一環としてやられているんでしょうか?

いえ。違うんです。業務ではないので、業務が終わってから2-3時間毎日時間を作って飾り付けをしてるんですよ。お客さんに喜んでもらう活動の一環としてやっています。

―飾り付けには予算などもついてるんですか?

残念ながら予算はあまりないんですよね(笑)。なので無いなりに色々工夫して飾り付けをしています。創意工夫をするのとやはり手作り感が一番大事なのかなと思っていますね。購入した物は何年も使い回しで使っています。


この飾り付けも100均で購入したものだそうだ。

と、ここまでで聞いてお分かりかと思うが、高速道路の料金所のイルミネーション、実は業務ではないのだ。さらに予算もそこまで確保できていないため、100均などで買った物を駆使して毎年飾り付けをしているらしい。

なんなのだ。この情熱は。

 

せっかくなので飾り付けを手伝おう

孝野さん曰く、まだ飾り付けができていない部分があるそうで、せっかくなので飾り付けのお手伝いをすることに。

まずはツリーづくりからお手伝い。

木の上の方で電飾を引っかけて
下の方の杭に引っかけていく

木の上と、地面に打ち込んだ杭にジグザグに電飾を引っかけていくことで、三角形のツリー上のイルミネーションを作るというもので今回の那覇料金所の目玉になるらしい。

孝野さんも初めての試みで、木の幹に電飾、内側に白い電飾、外側に青い電飾を張り巡らせる三層構造で飾り付けポイントは「立体感」だそうだ。

ある程度電飾の長さは測っているが、足りなくなることもあるといい、そのあたりは臨機応変に飾り付けを調整するのだという。

 

続いてこのペットボトル。一体何ができるかみなさん分かりますか?

これを組み合わせて…
100均の衣装を着せていく。
頭は新聞紙を丸めたもの。
これに枕カバー+ピンポン球の目をかぶせて

そう…サンタクロース人形の作成です。

サンタ人形のポイントは「リアリティ」。目の上にこれまた100均のメガネを付けていきます(これは愛嬌とのこと)。

軍手の手を付けて、帽子をかぶせれば完成です。サンタのポーズは「お客さんをびっくりさせたいとい、また出迎えたいという考え」から片手を上げるポーズにしたそうです。先ほど予算がないという話がありましたが、サンタ衣装・ピンポン球・顔の袋とかを入れても多分1000円以下の材料費。創意工夫でなんとかなるものです。

出来上がったサンタを設置しに。

 

飾り付けの情熱が半端ない

飾り付けをやりながらも「ここは後で直そう」「ここは調整しなきゃ」とつぶやく孝野さん。なんでもイルミネーションの点灯後も何度も細かく位置調整をするのだとか。飾り付けへの情熱がすさまじい。

 

―イルミネーションをやっていて嬉しいときは?

やっぱり、高速道路を通るお客さんが喜んでくれることですかね。一番嬉しいのは「ここの料金所が一番イルミネーションがきれいだ」と言われる事でしょうか(笑)

―これからもイルミネーションは毎年やられていくんですか?

そうですね。まだまだやりたいこともあるので街のイルミネーションを色々見てアイディアを吸収して来年の参考にしようと思っています。

―本日はありがとうございました!

 

最後に今年の那覇料金所のイルミネーションを見てきましたのでその様子をお届けいたします。

最初にお話を伺ったリースのまわりも光ってます。

イルミネーションの目玉といっていたあのツリー。作業している時はうまく完成形が見えなかったんですが、こんな立派なツリーに。

作ったサンタ。ちょっと不審者っぽいですが、インパクトはすごいと思います。

 

というわけで皆様高速道路のイルミネーションの裏側如何だったでしょうか?

イルミネーションは12月25日くらいまでで、それからはお正月の飾りに変更されます。高速道路の飾り付けは他にも5月はこどもの日、7月は七夕、高校野球やプロ野球キャンプなど季節に応じて飾り付けがされるということです。

是非皆さんも高速道路を通る際には各料金所の本気の飾り付けに注目してみてください。

Copyright©DEEokinawa All Rights Reserved.
このウェブサイトに掲載のイラスト・写真・文章の無断転載を禁じます。すべての著作権はDEEokinawaに帰属します。

ページのトップへ