食堂で"あの注文"をしてみる

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
「せっかく沖縄に来たのだから沖縄の家庭料理が食べたい。そうだ、食堂へ行こう。」という場面で、観光客がやってしまうという"あの注文"を実際にやってみました。

普天間の三角食堂

沖縄の食堂にまつわる笑い話として、観光客が「おかず」「みそ汁」「ごはん」をそれぞれ注文し、その量と皿の多さに後悔したというものがあります。

しかし実際にこんな注文をすると店員さんに止められることがほとんどだと思うので、このような失敗の現場にはいまだ遭遇したことがありません。

この注文がどれほど危険なのかという検証と、観光で食堂の利用を検討している人への注意喚起をすべく、宜野湾市普天間にある三角食堂にやってきました。

おなかを空かせて突入。さあ戦いの火蓋は切って落とされました。

三角食堂の店内は、昔ながらのTHE沖縄食堂といった雰囲気。
赤いチェックのテーブルクロスが泣かせます。

最近では「おかず」を置いている店は少なくなりましたが、ここ三角食堂では人気メニューとして健在。もちろん「みそ汁」と「ごはん」が置いてあることも事前リサーチ済みです。

こちらの過去記事もあわせてどうぞ。
おかずの旅 Vol.1
おかずの旅 Vol.2
The みそ汁

それではお店のお姉さんに、「おかず」「みそ汁」「ごはん」を注文してみましょう。


「えーっと。おかずと、」


「みそ汁と、」


「ごはん(めし)をください。」


「あ、みそ汁にはご飯も付いていますよ。」

うふふ、やっぱり止められましたよ。
こんな感じで注文する人はいるかと尋ねると、「さー、どうでしょうねー」との事。やはりこの注文方法は都市伝説だったのでしょうか。

注文どおりで大丈夫という旨をお姉さんに告げ、ドキドキしつつ注文したものが出てくるのを待ちます。

店内の壁を見ると、新聞に取り上げられた記事が飾られていました。
「最近はね、ご飯とおつゆは別に注文するもの、と思う人も多いみたい」と書かれています。
おお、実際にいるんですね。僕みたいな注文をする人が。
 

料理がやってきた

待つことしばし。
料理がテーブルに揃いました。

手前が「おかず」、奥には「みそ汁」と「めし」。

薄焼き卵がのった人気メニューのおかず
お椀から溢れんばかりの具だくさんのみそ汁

ここで一旦各メニューの内容を整理しておきましょう。

おかず:おかず(肉野菜炒め)、ごはん、汁物、漬物
みそ汁:みそ汁、ごはん、漬物
めし:ごはん

というわけで、ごはんが合計3杯。
そして「おかず」にはみそ汁ではありませんが、汁物が付いてきます。


(よく見ると沖縄そば入り)

これは1人じゃぜったいに食べきれない…。

と、危険性の検証は早々に終わってしまいましたが、出てきた物は残さずに食べなければなりません。
そこで今回は、編集部のやんばるたろうさんに付いてきてもらいました。


(そんな迷惑そうな顔をしないで)
 

いただきます

決して残すまいと無心に、

食べる。

食べる。

美味しいうえに味付けがあっさりしているので、どんどん箸が進んでゆきます。
しかしご飯がなかなか減らない。


(広い額に光る汗)


ごちそうさまでした

3つの料理と格闘すること数十分。なんとか食べきりました。

予想していたとおりの展開で、やはりお腹いっぱいで動けません...。
というわけで、声を大にしてみなさんにお伝えしたいことがあります。

「おかず」は定食です。
「味噌汁」も定食です。

観光で食堂の利用を計画している方は絶対にこのような注文はしないでください。


「ご、ごちそうさまでした。ウプ。」

ちなみに、もし食べきれずに残してしまいそうな場合は「持ち帰り容器をください」と言えば、大抵のお店では持ち帰りの対応してくれると思いますのでご安心を。

ゲストライター

ゲストライター写真:やっさん
やっさん
浮き球△ベースボール「小禄ペリー団」の提督をしています。好きな言葉は「まくとぅそーけー、なんくるないさ」。沖縄の草や虫が大好きで、いつかは農業に転向したいともくろむ野性派プログラマー。奈良県出身。

Copyright©DEEokinawa All Rights Reserved.
このウェブサイトに掲載のイラスト・写真・文章の無断転載を禁じます。すべての著作権はDEEokinawaに帰属します。

ページのトップへ