2017.07.26

鰻が無いなら沖縄の魚を蒲焼きにすればいいじゃない

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昨日は土用丑の日でした。沖縄の魚は絶滅が危惧されるうなぎの代替品となり得るのか。三種類の魚を蒲焼きにしてみました。

皆さんうなぎ、食べましたか?

昨日7月25日は土用の丑の日でした。今年の夏は二回丑の日があるそうで、7月25日を「一の丑」、8月6日を「二の丑」と呼ぶようです。昔から土用の丑の日には、「う」のつくものを食べると夏負けしないということで、精のつくうなぎを筆頭に、馬肉(ウマ)や牛肉(ウシ)、瓜、梅干しなども食べられてきました。

そんな土用丑の日当日にスーパーマーケットに行くと、鮮魚コーナーがうなぎ祭りになっていました。


売り場のうなぎ圧がすごい

でもうなぎってなかなかいいお値段しますよね。国産となるとなおさら。
しかも、うなぎの稚魚であるシラウスウナギが乱獲や河川沿岸開発、また海流の変化などの影響を受けて年々漁獲量が減少しており、2014年6月12日には国際自然保護連合が、うなぎ(二ホンウナギ)を絶滅の恐れがある生き物(絶滅危惧種)としてレッドリストに記載したのです。

そんなこともあり、近年ではうなぎの代替品となる商品がいろいろ開発、発売されています。
なかでも今年の土用丑の日を賑わせたのがこれ。

一正蒲鉾株式会社の『うな次郎』。
魚のすり身を蒲焼き風に加工したものなのですが、再現度がすごい!と評判になっています。
ウナギ蒲焼そっくりのカマボコ「うな次郎」、丑の日に「再現度ヤバイ」と話題に ほろほろ食感の秘密は|ねとらぼ

他にもイオンからナマズ科のパンガシウスという白身魚を使った蒲焼きだったり、料理家の高山なおみさんがちくわの蒲焼きのレシピを紹介していたり、子どもの保育園の給食の献立がさんまの蒲焼だったりと、もううなぎじゃなくてもいいじゃん!という感じになっています。
そもそもうなぎの蒲焼きって基本はあの濃厚な蒲焼きタレの味メインなので、あの味付けならばわりとなんでもうなぎの蒲焼きに近いものができるのではないでしょうか。私は子どもの頃うなぎが好きじゃなかったので、タレをかけたごはんに海苔だけかけて食べてました。

それならば。それならばですよ。

沖縄の魚でも蒲焼きにしたらそれっぽくなるのではないか、という検証を行いたいと思います。
 

蒲焼きに向くのはどれか

うなぎの勢力に押されがちな鮮魚コーナーの片隅で見つけた沖縄産と奄美産の魚を買ってきました。

まずは天然ミーバイ。沖縄でミーバイといえばハタ類のこと。いろいろな種類がいるのですが、頭の模様から察するにアカジンミーバイでしょう。割引されていますが、もとの値段は700円台。煮付けなどにすると最高な高級魚です。

お次はまーまち。フエダイ科の高級魚です。こちらも汁物にしたり煮付け、新鮮なものは刺身にしても最高。

最後はあかまんぼう。マグロの代替品としても使われることもある深海魚。体型はマンボウ に似ているけど、マンボウの仲間ではないそうです。沖縄のスーパーではわりと普通に見かけるし安いです。バター焼き、ムニエル、フライなどにおすすめ。

以上三種類の沖縄&奄美産の魚で、うなぎの蒲焼きの代替品としておすすめの魚を探したいと思います。
 

蒲焼きのたれと山椒があればなんとかなる

うなぎの蒲焼の必須アイテムがこちら。

蒲焼きのたれと山椒。とりあえずこのふたつがあればなんとかなる(はず)!

右からあかまんぼう、まーまち、ミーバイ。

まずはたれがよく絡むようにキッチンペーパーで水気をおさえた切り身に小麦粉をふっていきましょう。

本来蒲焼きと名乗るならば、蒸したり串打ちして火で炙るのが正統派だと思うのですが、今回はフライパンで焼いていきます。
両面焼き目がつく程度に焼いたら蒲焼きのたれを投入。


あとはたのんだ!

たれを焼き絡めていけば、あかまんぼうとまーまちとミーバイの蒲焼き(風)が完成です。
 

果たして見た目はどうか

茶碗によそったアツアツごはんに少したれをかけて、

のりを少々。

魚の蒲焼き(風)をのせたら、

山椒をふって完成!・・・あれ?意外とそれっぽい??
 

肝心の味はなのどうか

・ミーバイ

まずは一番見た目が遠いミーバイから。
ちょっと身が厚すぎてうなぎとは程遠い感じになっています。かじるとほろっと身が崩れる柔らかさ。もともとミーバイは淡白なので、濃厚な蒲焼のタレに負けてミーバイの風味はまったく感じられませんでした。高級魚なのにMOTTAINAI!
 

・まーまち

お次はまーまち。
全体的にしっとりとした食感で、ミーバイよりは皮のかんじがうなぎに近いかもしれませんが、小骨が多い。ちょっとこれは食べにくいです。また、蒲焼きのたれに負けないぐらいの魚臭さというかあと身の風味が強め。蒲焼のたれを追いがけするとまあまあそれっぽくなった気がします。
 

・あかまんぼう

最後に見た目がいちばん近いあかまんぼう。
これパッと見、うなぎの蒲焼きに見えるのではないでしょうか。期待を込めて食べてみると、これは・・・イケるんじゃ・・・!
うなぎに近い厚み、食べやすさ、食感。山椒ともばっちり合う!皮が無いのでうなぎの皮の部分が好きという方には物足りないかもしれませんが、骨もなく食べやすいのでさくさく箸が進みます。
 

まとめ

というわけで、沖縄でうなぎの蒲焼の代替魚を探すなら、あかまんぼうがおすすめですよ!(DEEokinawa調べ)
来年から我が家のうなぎの蒲焼丼の代替品はこれでいこうと思います。(安いので家計にも優しい嬉しい。)
うなぎのように精がつくかどうかは謎なので、心配な人はそこは栄養ドリンクなどで補っていただけるとよろしいかと。

うなぎの蒲焼ならぬ、あかまんぼうの蒲焼を食べて、暑くて長い沖縄の夏を乗り切りましょう!

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