2014.07.29

サメ駆除後の現場より

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先日、石垣島に行ったらちょうど半年に1度のサメ駆除の日だった。たまたま駆除後の現場にかち合ったので、その様子をお届けしたいと思います。

ある日、仕事で石垣島に行ったところ、「ちょうど今はサメ駆除の時季なんですよ。せっかくなんで、ちょっと見に行ってみませんか?」なんて声がかかった。

そういえば、夏のこの時季はサメ駆除のニュースが流れるものだ。去年は500kgオーバーのサメがあがったとかで、私の記憶にもはっきりと残っている。

そんな巨大なサメが目の前で見られるかもしれない・・・!?お誘いの声に即、「もちろんです!」との返事をし、現場に行ってきました。

 

陸に上がったサメが見たい!


こちらサメ駆除を行っている八重山漁協。

漁師にとってサメは大敵。かかった魚を横取りされたり、仕掛けを壊されることもあるので、この駆除活動は欠かせないもの。

今年は7月17日、18日の二日間に渡って駆除が行われたが、この駆除で半年ほどの安定的な漁獲が見込めるらしい。

さて、さっそく水揚げされたサメを見に行きましょう!

セリにあげられたイラブチャー。画面が青い。
その辺に転がってるカツオ。船からバンバン降ろされていた。

よく見る魚を尻目に、セリの現場を通り過ぎていくと、次第に強烈な生臭さが漂ってきました。


視線の先に、なんか色々転がっている。

おお、サメが色々されてる!これは近くで見てみたい!!
ウキウキ気分で近寄って行ったのですが・・・

(*この先、グロい画像が出てきますので閲覧にお気を付けください)

 

ついに、成仏したサメとご対面


ぎゃっっ。。

突如、視界に飛び込んできた映像にびびりました。

「駆除されて水揚げされたサメは解体されて、基本的には捨てられちゃいます。あれは肝臓ですけど、肝油を取るために利用されるんです。」

解体されて、ブロックになったサメ。
ブロックは小分けのビニール袋に詰められる。何かに利用されるのかと思えば・・・

「ほとんどはこうやって小分けにされて、堆肥センターに運ばれるんです。せっかくだからできるだけ利用できればいいんだけどね・・・時間が経つとアンモニア臭がすごいから、なかなか難しいんでしょうね。」

駆除だからしょうがないけど・・・宮古島みたいにサメカマボコとかにできないのかなぁ。
・・・と言いながら、私はサメカマ苦手です、めっちゃ臭うから・・・。


こちらにビニール詰めされているものは・・・。

「これはヒレですね。ヒレは切り取られて、フカヒレの材料にするために主に気仙沼の工場に送られるんです。」

フカヒレに加工するための工場は気仙沼くらいにしかないそうですよ。だから、気仙沼のフカヒレ買ったら、実は遠い石垣のサメの可能性だってあるんですね。


サメの口に刃を入れている青年がいた。

―すみません、何をしていらっしゃるんですか?

「サメの口を切り取ってるわけさ!この部分は標本にされるよ、見たことあるでしょ?これは小さいからたいしたことないんだけど、大きいものだと2ケタで売れるんだよ、ふふふ。」


ドーーンと切り取られた口。これが一つン万円で売れるとは・・。


サメであったモノ。ここまでくると何がなんだか。


駆除に使った漁具を片づけているところ。

聞けば、今回の駆除で一番大きなサメは480kgだったらしいが、私たちが駆け付けた時は既にあらかた解体処理等々が終わった後で、巨大なサメを見ることはできませんでした。残念!!

 

『見た』後は、『食べる』。これが鉄板だ。

どんどんサメが解体されている現場を眺めていると、あっという間に時間が経ち、まだお昼も食べていないのに2時過ぎに。ああ、興奮してて忘れてたけど、お腹が空いた・・・。

「女性部がサメ料理を出してくれるみたいですよ!ちょっと行ってみましょうか。」

おお、渡りに船とはまさにこのこと!
よし、サメ食べたれ。


給食用の巨大な窯で大量に作られたサメの煮つけ。

ニラと新鮮なサメ肉を、甘辛く煮つけたシンプルなメニュー。

かぶりつくと、気にしていた臭みは一切なく、弾力のあるサメ肉と軟骨は口の中でむにゅむにゅと噛みごたえがあり、とても美味しい。しいて言えば、身が若干パサついているかな?


横ではフジテレビのクルーが取材をしていた。ずっとうろちょろしていたので、夕方のニュースで映ったかも!?

480kgのサメ等、もっといい絵面を収めることができれば特集記事にしたかったんですが、もう全てが終わりかけだったので、小ネタとして出すことにしました。無念なり。
以上、サメ駆除後の八重山漁協からお伝えしました。

 

(*今回DEE向けに割とグロくない絵面を選んだんですが、もっとグロイところまで見たいという方はこちらをご覧下さい。)

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