【商品編】カラキを練り込んだ沖縄そばはうまいのか

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沖縄を舞台にしたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」。劇中でカラキ(オキナワニッケイ)を練り込んだ沖縄そばがでてきたが、実際に商品があったのでそちらを食べてみた。

NHKテレビ小説で放映されていた沖縄を舞台にした「ちむどんどん」。そのドラマの中でカラキ(オキナワニッケイ)を練り込んだ沖縄そばが出てきました。

オキナワニッケイの葉
作った沖縄そば

我々DEEokinawaではそれを再現すべく、オキナワニッケイを入手。沖縄そばを作ってみたのですが葉っぱのすりつぶし方が甘かったのか「全然カラキのニオイがしない」沖縄そばができあがってしまいました(【ちむどんどん】カラキを練り込んだ沖縄そばはうまいのか)。

そんな中、記事へのコメントで「カラキを使った麺がすでにある」というのを教えて頂きました。それがこちらの麺「笑味の麺」です(産業まつりでゲットしました)。

こちらを出している「笑味の店」は大宜味村にある料理店で作中で暢子が出した食堂のモデルになっているのではないかと言われていました。作中の沖縄そばに限りなく近いものなのではないでしょうか。

材料はオキナワニッケイ、小麦粉、塩のみ。かん水などが使われてないようなので、沖縄そばというよりはうどんに近い麺のようです。

食べ方は「冷麺」「沖縄そばなど温麺」「焼きそば」「パスタ」とのこと。

袋を開けてみると、もうこの時点でかなりのカラキの香りが漂います。カラキの香りは、シナモンに似ているのですが微妙に違う香りなので気になる人はぜひお茶などを買ってみてください。

前に手作りした時は麺の時点で小麦の香りがほとんどだったので全然違います。

さっそく、茹でてみたのが上記です。カラキの香り衰えず。麺は心なしか緑色になりました。

市販の沖縄そばつゆ(鰹出汁)を入れて食べてみます。気になるその味は…!

ちょっと説明が難しいのですが、よく月桃を麺に練り込んだそばがあるんですが、ほぼ月桃の味はしないと思います。それよりは全然カラキの香りがすごいです。

ただ、そばつゆとの相性なのか鰹出汁の香りがカラキを打ち消してしまって、なんとなくまとまりの無い味に。もうちょっとそばつゆを変えた方がおいしく食べられそうです。
麺のカラキはきちんと残っているのですが、麺に練り込まれたカラキが口に残ってしまうのも食感的に気になりました。

麺は少し冷ますとよりカラキのニオイが強くなるような気がします。ひょっとしたら冷麺だったり、他の食べ方の方がよりカラキを楽しめるのではないか、と思いました。

というわけで、本日はカラキを使った麺「笑味の麺」を食べてみた話でした。

大宜味村ではカラキ事業なるものが行われていて、カラキを使った商品が開発されているようです。
https://www.oogimi-karaki.com/
大宜味村内で販売されているようですので、チェックしてみてくださいね。

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