読谷人の熱愛グルメ「ナックル」とは何なのか

酒販店アイテイク読谷店に併設の精肉店「知花冷凍所」で販売されている「ナックル」。一部の読谷人から熱烈に愛されているという風の噂を聞きつけて行ってきた。

ナックルを求めて読谷へ

ピンク色の看板が目を引く酒販店『アイテイク』。
うちなーんちゅの皆様は御存知のとおり、沖縄県内に数店舗をチェーン展開していた『元・アルテック』ですね。

読谷村にあるこちらのアイテイク読谷店には、『知花冷凍所』という精肉店が併設されているのですが、ここで販売されている『ナックル』というお肉が絶品だという風の噂を聞きつけてやってきました。
ナックルといえば野球のナックルボールぐらいしか知らなかったのですが、調べてみると牛肉の部位のことだそうで、牛の股の内側にあたる部位で「しんたま」のオセアニア名らしいです。肉の味が濃くしっかりした噛みごたえがあるのが特徴なのだとか。

こちらが知花冷凍所さんの焼肉用ナックル。価格は1,000円でタレ付きとタレなしが選べます。
冷凍ケースに山積みにされているところからも人気のほどが伺えます。

あくまでも風の噂なのですが、どうもこの焼肉用ナックルを独特の食べ方で楽しむ方がいるとかいないとか...？まぁあくまでも風の噂ですが。諸般の事情により詳細はここでは書くことができないので、気になる方は検索してみてくださいね。

産地はニュージーランド。ビニール袋の中には薄切りにされたきれいな色のお肉がチラ見え。

ちなみに店内に掲示されていた手描きPOPがとても味わい深く素敵でした。

いざ、実食！

というわけで自宅に持ち帰って調理開始。といっても焼くだけなので簡単です。
今回はタレ付きを選んだので、フライパンでタレを絡めながら軽く焼いていきます。

薄切りなのですぐに火が通ります。タレにたっぷり入った生姜の香りがふわっと広がって食欲をそそります。

というわけでパパッとナックルの焼き肉完成です。照明が悪くて美味しそうに見えずすみません。
脂身が少なく歯ごたえのある部位とのことでしたが、薄切りなのでほどよい食感が楽しめあっさりとしてとっても美味しい！そう、中年にはこのぐらいが胃にもたれず丁度いいのです。生姜風味のタレがまた合うこと。うまいうまいと家族でペロッと平らげました。