昔ながらの駄菓子、砂糖粉菓子がなんかいい

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沖縄に昔からあるという駄菓子「砂糖粉菓子」をご存じだろうか。これがすごいシンプルながら妙にうまいのだ。

皆さんは沖縄の駄菓子、「砂糖粉菓子」をご存じでしょうか。この駄菓子については12年前に記事に登場しているのですが(気になったお菓子を食してみる)、この前変わらずスーパーマーケットの店頭に並んでいるのを発見してちょっと嬉しくなったので改めてその魅力を紹介したいと思います。

どんなお菓子かと言えば、材料は上白糖と粉ミルクというものすごいシンプルなもの。

付属のストローを袋に差し込んで粉をダイレクトに吸うという、これまたシンプルかつダイレクトな食べ方です。味はもちろん砂糖と粉ミルク味なんですが、配分が絶妙なのかこれが妙にうまいのです。子供の頃こっそり、家の砂糖をつまみ食いしたことを思い出します。

このお菓子を作っているのは新里食品。実はあの沖縄一固いといわれている「いちゃがりがり」を作っている会社です。以前、新里食品ではいちゃがりがりについてインタビューをしたことがあるのですが(いちゃがりがりの固さの謎に迫る)、その時に「他の会社から引き継いだ」みたいなことを言っていたのを覚えています。

十数年くらい前に始めて見かけた時も、いつか無くなりそうだなぁ…と思ったのですが今でも健在な「砂糖粉菓子」(でも買っている人、食べている人を見かねない不思議)。

袋に書いてあるので「砂糖粉菓子」と呼んでいるけど正式名称がそれでいいのか分からないし、袋の鳥のマークはいったい何なのか、謎は深まるばかりですが砂糖粉菓子はなんかいい。これからも末永く販売を続けて欲しいと思っています。

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