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化粧箱に変わるお米袋が販売されていた
沖縄では贈答品として化粧箱に入れたお米を渡す、という文化があるのだが化粧箱に代わる贈答袋が販売されていた。
沖縄では化粧箱に入れた米を送る
沖縄独特の風習として、お中元やお歳暮に化粧箱に入れた米を送るというものがあります。
以前聞いた話では(沖縄のお米はなぜ真空パックで売られているのか)、それまで政府米しか販売できなかった沖縄で法改正が行われた1982年くらいから始まった風習らしいです。政府米よりもおいしい自主流通米が贈答品として喜ばれた時代があったということですね。
お盆のお中元用
これは合格祝い(以前の写真なのでお米が安い)
そんな流れは現在でも脈々と受け継がれておりお中元、お歳暮シーズンのスーパーなどには沢山のお米の化粧箱が積み上がっている光景を目にすることが多いです。これは沖縄ならではの光景と言えるでしょう。
そんなお米の化粧箱、この前デイリーポータルZの林さんを沖縄のスーパーに案内する機会があったのですが(ワーケーションなんて無理でした)ちょっと気になるものを見つけました。
それがこちら。お米の贈答用袋です。沖縄食糧さんから販売されているようで3kg用と5kg用の袋があるようです。ちょっとお正月っぽい柄なのでお歳暮あたりで発売されたやつなんでしょうか。
結構丈夫なポリ袋でお米を入れた感じはこんな感じでした。化粧箱でもらっても結局箱はゴミになっちゃうので、確かにこういう感じで袋でもらった方が嬉しいかもしれませんね。...といいつつも、仏壇の前に山のように積まれた化粧箱もお盆、正月の風景として定着しているのでちょっと寂しくはありますが。
というわけでお米の化粧箱に代わる、贈答袋。まだそこまで認知はされていないように思いますが、普及するのかどうなのか。これからちょっと注目していきたいと思います。