【サッカー観戦前の観光】キックオフ前にサクッと離島へ!

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沖縄でサッカーを観戦予定のあなたへ。観光も観戦もあきらめない!沖縄ならではのサッカー観戦プランを考えました!

サッカーJ2自動昇格枠とプレーオフ出場圏の獲得に向け、2位以下が大混戦のJ3リーグ。終盤戦に入り県内のFC琉球ファンも県外のサッカーファンも、沖縄の試合会場まで応援しに行く人も多いはず。
しかし試合が夜からの場合、朝からその時間までなにをしておくべきなのか。
真面目にDEEokinawaが考えたので紹介させてください。

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スポーツアイランド沖縄
この記事は「スポーツアイランド沖縄」の提供でお届けしています。
スポーツアイランド沖縄はスポーツを目的とした沖縄旅行を楽しんでいただけるように様々なスポーツ旅の提案しています。

9:00|出発

キックオフまであと9時間:さあ長い一日のはじまりだ

大事な試合の前に精神統一や応援の準備もいいのですが、せっかく沖縄にいるのだったら試合までは沖縄を楽しんでほしいのです。今日のゴール地点であるFC琉球の本拠地である「タピック県総ひやごんスタジアム」があるのは沖縄市の沖縄県総合運動公園内。

遠くにいすぎて交通渋滞で試合開始時間に遅れるなんてミスだけはないように、まずは近辺へ。沖縄市のお隣「うるま市」を目指して出発です!

10:00|うるマルシェ到着

キックオフまであと8時間:まずは腹ごしらえ

最初の目的地「うるマルシェ」に到着です。営業は9:00から開始しているので早めに着いても大丈夫です!

「うるマルシェ」は“食を通じてうるまを元気に”をコンセプトに、うるま市を中心とした沖縄県内の農水産物を販売している施設です。

農産物から
お土産まで

広々とした店内には産直フルーツや野菜、精肉、鮮魚をはじめ、お惣菜や加工品、お菓子にお土産、雑貨、植物まで様々なものが並んでおり、眺めているだけでもどんどん時間が過ぎていきます。
ここで忘れずに買っておきたいのが、お惣菜コーナーに並ぶうるま平敷屋生まれのソウルフード、丸一食品の元祖「いなりチキン」。

酢の酸味が効いた沖縄風のあっさりとした味付けのいなりと、ガーリックが効いたフライドチキンの組み合わせなのですが、これがいちど食べるとやみつきになるおいしさ。うるマルシェからほど近くある丸一食品の本店では、このいなりチキンを買い求める人で毎日行列ができているほどです。うるマルシェでも遅い時間帯だと売り切れのことが多いので、朝イチでゲットしておきましょう。

まだまだゆっくり見たいところですが時間は限られています。
このあとのスケジュールを考えると、うるマルシェにいられるのは最大でも10時半まで。さあ、次の場所へ出発!

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お土産になるような珍しいものもたくさんあるので、時間が許せばここでお土産をゲットしておくのもいいですね!

11:00|津堅島へ出航

キックオフまであと7時間:えっ!船なんか乗っちゃって大丈夫なの?

うるマルシェから車で約20分で、次なる目的地平敷屋(へしきや)港に到着です。
そう、港です。今から船に乗って津堅島へ向かうのです。

平敷屋港から津堅島へはフェリーと高速船が就航。
平敷屋港からは 7:30/9:00/11:00/14:00/17:00の1日5便(往復)が出ています。

2024年新造船の「フェリーくがに」
客室は空調が効いてぴっかぴか!電源もある

デッキで潮風を浴びながら青い海を眺めつつ、おもむろに「うるマルシェ」で買った丸一商店のチキンといなりを取り出し朝ごはんタイム。

がつんとガーリックが効いたチキンとあっさりとしたいなりがベストマッチ!
夕方からの試合もベストマッチになる予感しかしません。


「ビティ島にゆがふたぼーり」= 私たちの島に幸せが訪れますように、という意味

そうこうしているうちにフェリーは津堅港に入港。約30分間のあっという間の船旅でした。
ちなみに高速船の場合はなんと15分で着いてしまうので、チキンといなりは早食い確定です。

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津堅島までは高波などはなく、船酔いしやすい人でも行きやすい島ですよ。

11:30|津堅島着

キックオフまであと6時間30分:キャロットアイランド津堅島を探索!

周囲約8km、島のほとんどが平坦な津堅島での主な観光客の移動手段は徒歩や自転車。
しかし今回はタイミングが良いことに、電気エネルギーで走るモビリティが利用できることに。
これは、ガソリンスタンドの無い津堅島に適した公共交通の在り方を検討するため、うるま市が行っている実証実験。2024年7月1日~11月30日(予定)まで誰でも無料で利用できます。

乗り物自体は同じですが、島内の決まったルートを巡回する「キャロバス」と、電話予約で目的地まで直接連れていってくれる「キャロタク」の2種類があります。

ゆったり自転車旅、徒歩旅も離島らしくていいですが、このあとのサッカー観戦のための体力をしっかり残しておかなければなりません。迷うことなく「キャロタク」に電話。

「キャロタク」を利用し、津堅港フェリーターミナルから乗車5分で島の最高地点である「ニンジン展望台」に到着です。
さきほどからキャロキャロ言っていたのは、実はキャロットのキャロ。津堅島は「キャロットアイランド」とも呼ばれるほど沖縄県内では有名なにんじんの産地なのです。

らせん状の階段を登っていくと、かわいいニンジン型のベンチがお出迎え。

ここが島の最高点ですが、島が平坦で展望台も低めなので景色はまあまあでした。でも海はきれい。

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景色を見に来るというより、展望台を見に来るというのが目的になりそう!

12:00|集落探索とお昼ごはん

キックオフまであと6時間:沖縄らしい食事も楽しみたい

島ならではの素朴な風景に和みつつ、さきほどカートに乗って来た道を少し戻って集落へ。

島には昔ながらの瓦屋根の家も多い
悪霊が敷地内に入ってこないようにする魔除け「石敢當(いしがんとう)」
離島は塀の上に貝を置きがち
マンホールのデザインにもしっかりにんじんが

津堅小中学校の向かいにある「しぶみや食堂」でお昼ごはんをいただくことに。
津堅島には飲食店が少ないので、事前に営業を確認しておくか、あらかじめ食べ物を持参しておくと安心です。

「しぶみや食堂」では電動キックボードのレンタルも行っていて、運転免許不要で16歳以上ならレンタルすることができるそう。
そして店内では沖縄そばやしょうが焼き定食、タコライスなどの食事と、かき氷、コーヒーやビールなどの飲み物がいただけます。

大きな器にたっぷり入った沖縄そば
チーズがとろけるタコライスも絶品

しっかり腹ごしらえしたら、ぐるっと島一周に出かけましょう。

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集落は1箇所だけ。のんびり歩いてみるのもおすすめです。

13:00|自転車で島を周遊

キックオフまであと5時間:せっかくだから自転車で島をぐるっと一周

お昼ごはんを食べたら元気が湧いてきたので、こちらの「あずま商店」で自転車を借りて島を一周してみることに。都会と違ってあちこちに自動販売機があるわけではないので、ここで飲み物もしっかり確保しておきましょう。

まずは、さきほど島で最初に訪れたニンジン展望台の少し先にあるトゥマイ浜(津堅ビーチ)へ。
島の西側に広がる、約1kmにわたって白い砂浜が続く美しいビーチです。

トゥマイ浜を見下ろす民宿「神谷荘」のカフェでかき氷を食べてクールダウン。

続いて、琉球三線の始祖といわれている「赤犬子(あかいんこ)」生誕の地、シヌグガマを見学。

テンション上がる一本道!
オフシーズンのにんじん畑

「赤犬子(あかいんこ)」生誕の地から自転車を漕ぐこと10分。津堅島の最北端「ヤジリ浜」まで来ました。
誰もいない波音だけが響く静かな浜では、推し選手への愛を思い切り叫ぶもよし、勝利をイメージして静かに瞑想するもよし。

また自転車をびゅーんと濃いで、島の南端にある「旧・津堅島灯台跡」へ。
1896年に沖縄で最初に完成した灯台でしたが、戦争で破壊されてしまい現在は土台の部分のみが残っている状態。灯台ファンでなくとも、青い空とレンガのコントラストの美しさに心を奪われます。

さあ、商店に自転車を返却して散策は終了。商店の冷蔵庫では津堅島のご当地サイダー「津堅にんじんサイダー」が冷えているのでゴクッといきましょう。津堅にんじんの甘さと栄養で体力超回復!

15:00|津堅島を出航

キックオフまであと3時間:3時間30分の滞在で津堅島をたっぷり満喫!

さあ試合時間が近づいてきたので15時のフェリーで沖縄本島に戻ります。
滞在3時間30分、サクッと楽しむのにほどよい規模の離島でした。いつか泊まりがけでゆっくり滞在もしてみたい。

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船で30分で来れますが、離島には離島だけにある空気感があって、ゆったりと流れる時間に身を任せてぜひ日頃の疲れを癒してください。

16:00|キングタコス与勝店

キックオフまであと2時間:そろそろ小腹が空いてきたので

このあとは一路、沖縄県総合運動公園内のタピック県総ひやごんスタジアムへと向かいますが、帰路で必ず立ち寄りたいスポットがこちら、泣く子も黙る「キングタコス」。元祖タコライスの店として有名な、「キングタコス」の与勝店です。

こちらはテイクアウト専門店。タコライスやチキンバラバラなどもありますが、タコスをテイクアウトで購入。ただし、運転しながらタコスを食べるとソースや具材が崩壊して車内がえらいこっちゃになるのでスタジアムに到着するまでぐっと我慢しましょう。大丈夫、タコスは冷めても間違いなくウマい。

16:30|勝連城跡

キックオフまであと2時間30分:勝連城跡で勝利のゲン担ぎ

もう1箇所、立ち寄っておきたいのが、世界遺産「勝連城跡」。
琉球王国時代の武将、阿麻和利(あまわり)の居城として知られています。

試合時間も刻一刻と差し迫るなかですが、「勝」利が「連」なると書く、縁起の良い「勝連城跡」を素通りできません。
ただ、上まで登るとなるとけっこう時間が必要なので、城壁を遠くに眺めつつショップでゲン担ぎのお守りを購入。

阿麻和利たちがモチーフに描かれた、塩入りのかわいい紅型勝ち守りです。これでもう勝利は約束されたようなもの。

腹ペコさんは「メンチ勝バーガー」もいっちゃって。

17:30|タピック県総県総ひやごんスタジアムに到着

キックオフまであと30分:スタジアム到着!さあ、あとは勝利を信じて応援するのみ!

というわけで無事、キックオフ30分前にタピック県総県総ひやごんスタジアムに到着。
離島旅で汗にまみれたTシャツから応援ユニフォームに着替えていざスタジアムへ。

おっと、タコスを持っていくのも忘れずに。

いざキックオフ!

▼タピック県総県総ひやごんスタジアム今後の試合予定

2024年9月28日(土)18:00 琉球 VS FC大阪
2024年10月12日(土)17:00 琉球 VS 相模原
2024年10月26日(土)17:00 琉球 VS 八戸
2024年11月10日(日)15:00 琉球 VS 大宮
2024年11月24日(日)14:00 琉球 VS 岐阜

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