2012.09.20

【大人の社会科見学】黄色いゆいレールに乗ってきた

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みなさんは黄色いゆいレールが走っているのをご存知でしょうか?夜中に走る黄色いゆいレールに乗ってきました。

11回目を迎える【大人の社会科見学】シリーズ。
今回は夜中に走行する黄色いゆいレールに乗ってきました。

ところでみなさんはこのようなゆいレールが走っているのを見たことがありますか?

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この黄色い車両は、ゆいレールの営業運転が終了した夜中から朝方にかけて走行しています。
毎日は走行していないので、見る機会が少ないかもしれません。

この日同行したのは、「電路設備一ヶ年検査」という夜間作業。
レールには高電圧の電流(1500ボルト)が流れていて、そこからゆいレールに電気を供給しています。

それでは一連の流れを見ていきましょう。

作業前

-22:50 作業前ブリーフィング

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終電の約1時間前に、ゆいレール本社で作業前ブリーフィングが行われます。

本日の作業については「本線の分岐を...」「赤嶺駅4ケタ手前から...」「4ケタバックの5ケタ...」と、素人が聞いてもよくわからない内容。「安全第一で作業しましょう」と締めて10分くらいでブリーフィングが終了。

-23:58 最終電車到着

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那覇空港駅に最終電車が到着。この車両に乗って車両基地まで移動。那覇空港駅から車両基地までは約5分。
車両基地へ引き込まれる分岐ポイントではかなり揺れる。運転席のドアから降りて地下通路を通り本社ビルへ移動。

-00:15 車両基地へ

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本社ビルにて最終の安全確認を受け、ヘルメット・安全帯を装着。
レールの下にある地下通路を抜けて車両基地へ向かいます。

ゆいレール工作車

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黄色いゆいレールは工作車と呼ばれています。点検車でも作業車でもなく工作車。
パっと見は昔の電車っぽい。

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MB-1。今回乗ったのはこちら
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MB-2

工作車はMB-1とMB-2、クレーン車の計3車両。主にMB-1とMB-2が走行して作業します。

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カゴに乗って作業する
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クレーン車もある

-0:27 出発

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出発時間の連絡を受けて作業区間へ向かいます。

出発

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運転席は前後両方にある

車両基地を出た工作車は、那覇空港駅手前の分岐ポイントで進行方向を変えます。
工作車は営業運転終了後、電気を落としてから作業を行うのでバッテリーで走行。

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車内は意外と広い。ガタガタ揺れるし、エアコンも付いていないので乗り心地がいいとはいえない。でも窓がたくさんあるので走行中は風が抜けて気持ちいい。

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アナログな運転席。中央に見える赤いものは、前進後進を切り替えるレバー。
レバーを前に倒すと前進する。低速・高速切り換えスイッチもあった。

railcheck29.jpgのサムネール画像
ブレーキペダル
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飲み物と救急箱、消化器も用意されている

工作車は赤嶺駅へ向けて時速15km/hで走行。
普段ゆいレールに乗っていると気づかないことは、カーブの傾斜が意外とキツいこと。
営業走行のゆいレールでは、カーブで遠心力がはたらくので傾斜のキツさは感じにくい。15km/hとかの低速だとかなり傾いて感じられる。高所恐怖症の人は怖いはず。

作業開始

-00:40 赤嶺駅付近到着

この日の作業区間に到着。停車すると早速作業の準備。

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開いた
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降りた

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工作車の床があちらこちら開くようになっている。

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すぐそこにはレールが。
下に降りた人はどこで作業しているかというと...

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工作車中央左右にあるカゴの部分。ここに2名ずつ座り作業している。

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作業中は、手に持っているリモコンで工作車を運転します。
この時の速度は2〜3km/hくらい。

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下のカゴにいる人達が、プラス側とマイナス側の電流の数値を読み上げて、上にいる人達がチェックしていく。

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小さいボルトをひとつづつ緩みがないか締めながらチェック。
片側のレールを点検するのに3ヶ月くらいかかるそうです。これを上下線で行うので半年近く。天候にも左右されるのでもっとかかるかもしれません。

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作業は「どこまで行うか」ではなく「時間内でできるところまで」なんだそうです。
だいたい営業運転終了後から朝方の4時くらいまで。

「赤嶺駅で降りないと朝まで付き合うことになるよ」ということなので、ここで降車。

この日も朝まで

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新幹線のドクターイエローをご存知の方は多いかと思いますが、ゆいレール版ドクターイエローとも言える工作車があるのを知らなかった方も多いのではないでしょうか。
なかなか見る機会が少ないかと思いますが、夜中にゆいレール沿線を歩く機会があったら、上を見てみては?黄色いゆいレールが走っているかもしれませんよ。

9月22日はゆいレールを貸しきってのDEEokinawa大周年祭です。
こちらの様子も記事にする予定なのでお楽しみに。

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