- DEEokinawaトップ
- 特集
- 広栄パーマ店よいとこ一度はおいで
広栄パーマ店よいとこ一度はおいで
以前から前を通りがかるたびに気になって仕方ない店がある。その名も広栄パーマ店。パーマ店なのに建物の壁にはたくさんの洋服がずらり...。勇気を振り絞って潜入してきました。
レトロなパーマ屋さん?
浦添市のバークレーズコートがある広栄交差点のほど近くにある、その名も「広栄パーマ店」。
以前から、通りがかるたびにレトロなパーマ屋さんだなあと気になってはいたのですが、1年ほど前から少し様子が変わってきたのでさらに気になる度が増していました。

大通りに面しているので目にしたことがあるという方も多いのでは。
というわけでいざ突撃。

建物の外壁に何故かたくさんの洋服がかけられているのです。
これはいったい。
いざ秘境へ

建物の右手側にはちょっとした庭のようなスペースがありフェンスで仕切られているのですが、奥になにかいるようです。

「中にどうぞ」と書かれたハート型の妙にスペイシーなうちわに誘われるままに奥へ。
そこには。

生首...!

ではなく、ウィッグ(かつら)でした。パーマ屋で使用していたものなのでしょうか。
ちなみに庭木の幹がウィッグのディスプレイに利用されていました。

気を取り直して奥のほうを見ると、ずらりとハンガーにかけられた洋服が。

ずらずらずらずら。
マダム向けの服やお年を召した方用の服、昭和を感じるレトロな服、そうかと思えば普通のTシャツや男性用のスラックスまで。昔のものから最近のもの、男性用、女性用、新品、中古品、とにかくいろんな衣類が一緒くたに並んでいます。
中には「これはちょっと」というのもありますが、そのなかから気に入るものを掘り出す感覚が楽しいのです。

ちゃんと試着用(野外なので当ててみるだけですが)の鏡も。お花の飾りが泣かせますね。
気になった商品をいくつかピックアップ

いい色合いのドット柄がかわいいブラウス。襟元のデザインがレトロ。

馬柄のブラウス。これもカワイイ。

これもレトロで素敵。昔のワンピースならではのストンとしたかたち。

暖かそうなモコモコがついたGジャン。タグがついているので新品でしょうか。

前面にファーのついたニット。暖かそう!

このワンピースもいかにもレトロでかわいい。

「根拠はないが心配するな」
浦西中学校陸上部の部活Tシャツ。お子さんのお下がりでしょうか。

これはたぶん売り物ではありません。
パーマ店の屋号はそのままに
せっかくなのでお店の方に少しお話を伺ってみました。

ご自身も洋服好きだということがぱっと見て分かるお洒落な方!
お肌もつやつやできれいに化粧されていたので、いい意味で年齢不詳でした。
並んでいる服はなんと、どれも500円均一!さらに「値引き交渉もできるわよ」とのこと。
ちなみにウィッグは1000円だそうです。
こちらの広栄パーマ店は、もう90歳になるこの方のお母様がかつて経営されていたパーマ店だったのだとか。高齢のため現在はもう営業しておらず、娘さんが身の回りのお世話をするためこの家に戻って来られて洋服の販売を始めたのだそう。
どれもほとんど袖を通していないものらしく、状態のいいものばかりでした。
以前はうるま市具志川のほうでお姉さんの美容院を手伝っていて、そのときから洋服やウィッグの販売をされていたそう。女子高生たちがウィッグをかぶって写真を撮っていったりして、とっても楽しかったよーと懐かしそうにお話をされていました。
ちなみに建物入り口の「広栄パーマ店」の文字は、お母様のたっての希望でそのまま残しているんだそうです。きっとお店にたくさんの思い出があってとても消せないのでしょうね。

ちなみにパーマ店の左隣の建物には味のある「ピーナツヤ」という文字が。昔はここで豆を売っていたそうなのですが、こちらもだいぶ前に閉めてしまい現在は物置として使っているそうです。

いろいろお話をしていていて「そうだ、ちょっと待っててね」と言われるがままに待っていると、なんとバナナやらみかんやらクッキーやらをいただいてしまいました。あたたかい心遣いです。

「これ絶対似合うからかぶってみたら!?」とかぶらせてくれたふわふわもこもこの真っ白な帽子。
かわいいけど私には使いこなせなそうなおしゃれ上級者アイテムだったので遠慮しておきました...。
掘り出し物が見つかるかも

外から一見するとめちゃくちゃ入りにくい広栄パーマ店。
でも洋服好きな方なら、掘り出し物がお安く見つかるかもしれません。
近くを通りがかったら怖がらずに是非一度のぞいてみてはいかがでしょうか。

生首バニーちゃんがあなたを待っていますよ。








