2017.06.21

西表島のロビンソン小屋を訪れた話はどうでしょう

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西表島の上原地区に、沖縄の離島らしからぬ山小屋風の佇まいの建物があった。その名もロビンソン小屋。いったいなんの店なのだろうか。

上原地区にある三角屋根の建物

引き続き、西表島ネタでお届けしております。今日の記事の最後に告知がありますのでチェケラ!
西表島では西部と呼ばれる上原地区に宿泊していたのですが、地区のランドマーク的存在『スーパー川満』のすぐ近くに、なんだか離島らしからぬ三角屋根で山小屋風の建物があったのです。


信州とかの高原にありそうな佇まい

その名も、民芸と喫茶 ロビンソン小屋。なんとも味わい深い書体にぐっときます。
看板側面にはカヌーレンタルという文字も見えています。

おじゃましまー・・・す!?

扉を開けた瞬間、店の奥から怒涛の勢いで駆けてきた二匹のワンちゃんたちの熱烈な歓待が待ち受けていました。

小さいほうがジャックラッセルテリアのジャック、大きいほうがアスカというお名前だそうです。
めちゃくちゃ人懐っこいワンちゃん達の勢いに気圧されつつ、店内の様子を伺います。


今日のロビンソンは・・・店に居るよ〜〜〜〜

めちゃくちゃゆるいメモから自家焙煎コーヒーが飲めるらしいことは分かったのですが、ここは喫茶店なのでしょうか。

 

喫茶店?ツアーショップ?

壁に立てかけられた釣り竿
無造作に箱に入った無数のリール
芸能人のサイン色紙がたくさん
謎のオブジェがいっぱいぶら下がってる

店の奥には喫茶コーナーらしきスペースが見えますが、かろうじて使えそうなのは1テーブルのみ。他のテーブルにはなにやらいいろいろものが置いてあるようです。

アスカちゃんと愛を確かめあうこちらの男性がロビンソンこと藤田敏夫さん。東京のご出身で西表在住歴はなんと40年にもなるそうです。今でこそ多くの県外出身者が住み着いている西表ですが、当時はさぞや珍しかったでしょうね。
ロビンソンさんは釣りやツアーのガイドをやりつつ、予約が入っていないときは喫茶店を営業しているそう。

ピンと来た方もいるかと思いますが、あの伝説のローカルバラエティ番組『水曜どうでしょう〜激闘!西表島〜』で現地ガイドをつとめた方なのです。サイン色紙や写真がたくさん飾られていたのも納得です。


巨大ウナギの頭を石膏で型取りして彩色したもの。リアル。

突然訪問したにも関わらず、西表島に棲む巨大生物の話などを聞かせてくれました。
巨大ウナギや大蛇、ワニの話など次から次へと出るわ出るわ。

ただ、話をしているとジャックが顔をべろんべろん舐めてくるので要注意です。

 

謎の生き物水槽がたくさん

ロビンソン小屋の店内には水槽がたくさん置かれており、魚類や昆虫をはじめ、よくわからないものまでいろいろ展示されていました。

ヤシガニ(がいるらしいが見えなかった)
珍しいかどうかは分からないクモ
イモリ(がいるらしいが見えなかった)
そのへんで捕まえてきたというグッピー

そして、ロビンソンさんのオリジナルグッズも販売中。

Tシャツ
ステッカー

そしてイチオシはこちらのLINEスタンプ。『水曜どうでしょう』番組内での名言(迷言)が採用されているそうです。

こちらはイリオモテヤマネコの赤ちゃんを保護したときの写真。か、かわええ・・・!ロビンソンさんにものすごく懐いていたそう。この写真をバッヂにしたものすごくニッチな商品も絶賛販売中。

残念ながら我々には宿の夕飯時間というタイムリミットがあり、ロビンソン小屋の滞在は20〜30分程度でしたが、ものすごく濃い時間を過ごすことが出来ました。ありがとう、ロビンソンさん!


「じゃあねえ〜」と犬たちを連れて散歩に出かけるロビンソンさん

次回、西表島を訪れる際には是非ロビンソンさんに西表島ツアーをお願いしたいと思います。
また必ず行くぞー、西表島!

というわけでここから告知タイムです。
ここ数日間に渡り西表島ネタをお届けしておりますが実は!来る7月1日(土)に沖縄タイムスに折り込まれる沖縄タイムス創刊プレ70周年記念特集「ナポレオンも驚いた!びっくり沖縄宝島」にDEEokinawaの記事が載っちゃうのです。二泊三日に渡る西表島での取材調査結果、是非とくとご覧くださいませ。

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