2017年でなくなってしまったもの、なくなってしまうもの

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2017年もあとわずか。本日の特集は毎年末恒例の、今年なくなってしまったもの、なくなってしまうものをまとめました。

2017年もあとわずか。DEEokinawa2017年最後の記事となりました。
一年の締めくくりは毎年恒例、今年なくなってしまったもの、なくなってしまうものをまとめました。

いつも何気なく視界の端に入っていたお店や建物。しかしそれがなくなってしまうと私たちはそこに何があったのかなかなか思い出すことができません。お店や施設は確かにここにあった、という情報をまとめておくことで、皆さんの記憶の隅に留めておいて頂ければ幸いです。

これまでの記事も併せてどうぞ。
2013年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの
2014年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの
2015年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの
2016年でなくなってしまうもの、なくなってしまったもの

それではいってみましょう。
 

なくなってしまったお店や施設

大衆食堂むつみ(那覇市)

那覇市の国際通りからちょっと入った所にある老舗食堂である「大衆食堂むつみ」。

DEEokinawaでは沖縄ちゃんぽんに登場しました。閉店は1月31日。

2011年段階で創業53周年だったので、59周年にて閉店した計算になります。いつも地元の人々で賑わう大衆食堂でした。しかし、その後その跡を継ぐ形で読谷村の沖縄そば有名店「金月そば」の那覇店がオープン。なんとむつみ食堂の定食メニューのいくつかはそのまま引き継がれているようです。

 

ハピナハ(那覇市)

2014年に閉店した旧三越跡の建物をそのまま使ってオープンした観光エンターテインメント施設「ハピナハ」。

もともと地権者との賃貸契約期限である6月30日までの事業としてオープンしたらしく、6月30日をもって閉店となりました。建物内は新装開店したものの、エスカレーターなどちょこちょこ沖縄三越の面影が残っていたのですがこれから建物はどうなってしまうのでしょうか。現在は建物を残したまま閉店状態になっています。

 

大衆食堂 泉(浦添市)

浦添市にある「大衆食堂 泉」。多くの地元民から愛される40年の老舗食堂の閉店は各所に衝撃を与えました(浦添市長もFacebookでコメントしてた)。

閉店は9月30日。最終日の朝一で食堂に行ったのですがすでに店内はお客さんでごった返してさながら戦場のようでした。上の写真は多くの人がイチオシと言っていた煮込みハンバーグ。

お店は1年後を目処にお弁当屋さんになるらしく、店主の方が常連さんに「また来年」と声をかけていたのが印象的でした。

 

宮城商店(浦添市)

大衆食堂泉と全く同日9月30日。浦添市屋富祖の元祖コンビニとも言える宮城商店が60年の歴史に幕を下ろしました。

詳しい内容は特集記事を参照頂きたいのですが、お惣菜のジューシーおにぎりを最後に味わいたいという人がごった返していたようで、Facebookでは売り切れで惣菜を買えなかった人々の悲鳴も聞こえました。

それだけ地元の人々に愛されたいい商店だったのだなぁと思います。お疲れ様でした。

 

大田平和研究所(那覇市)

さらに9月30日。那覇市西にある「大田平和研究所」が閉館。

元沖縄県知事の大田昌秀さんが収集した沖縄戦や米軍統治の資料が展示されていました。閉館4日前に行ってきましたが、ふらっと訪れる人、団体で訪れる人など閉館を知ってか結構人の出入りがありました。

収集された資料は公的機関などに寄贈することを検討しているとのこと。戦争資料だけでなく人々の生活に関する写真も多数展示されていて、その行き先が気になります。

 

山田商店(恩納村)

時期不明ですが、恩納村にある「山田商店」。こちらも閉店してしまいました。

道に面したショーケースに並ぶ数々のお惣菜。古き良きマチヤーでした。
ジャニーズグループの嵐が来店したこともあったようで、ファンの聖地でもありました。

 

ロマン書房(那覇市)

那覇市の牧志にあった古書店「ロマン書房」。

お店の各所に店主の手書きであろう珍妙な(といったら失礼かもしれないけど)ポップが付けられ、怪しい雰囲気をビンビン醸し出しているお店でした。閉店時期は不明ですが、いつの間にか閉店してシャッターが閉まったままになりポップも全て無くなっていました。

ずっと前からそこにあったはずなのに、なんだか幻のような不思議なお店でした。

 

農連市場(那覇市)

今年一番のなくなってしまうものかもしれません。10月17日に新施設「のうれんプラザ」がオープン。店子の移動が始まりました。

こちらは特集記事を見て頂きたいのですが、台風の影響などもありましたがみんな徐々に移動を開始している模様。

1953年(昭和28年)に市場が開設されてからそのまま使用していた木造・トタン屋根は、もう今では見られなくなっているようです。

 

消えた建物

久茂地小学校

創立102年、2014年に廃校となった久茂地小学校。長らくほぼそのままの状態で建物が残っていましたが、ついに解体が始まりました。すでに跡地はほぼ更地になっています。

久茂地小学校といえば面白看板でも紹介したことがあったのですが、もうあの面白看板も見る事ができないのだなぁとしみじみしてしまいます。

 

コザ琉映

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写真提供(上下とも):YANTY『Asian Holic

昨年のなくなってしまったもの記事でも紹介した、コザ銀天街近くにある成人映画館、コザ琉映。2016年7月末に閉館した後、しばらく建物はそのまま残されていましたが、ついに解体工事が始まりました。

成人映画館となる前は普通の映画館として営業していたので、子どもの頃に親に連れられて映画を観に来ていたという思い出がある人もいるかもしれません。DEEokinawa周年祭ではお世話になりました。無くなってしまう前にあの建物に入ることができてよかったです。

 

ありがとう、さようなら

以上、2017年でなくなってしまったもの、なくなってしまうものをご紹介いたしました。

その他にも、写真はないのですがゴーゴーカレー久茂地店(本日12/27で閉店!)、ロッテリア糸満店などちょこちょこ閉店の情報を耳にしました。わりと最近できたお店は閉店と聞いても「ああ、そうなのか」と思うぐらいなのですが、長い歴史を重ねてきた食堂や味のある建物なんかはなくなってしまうととても寂しい気持ちになりますね。

他にも拾いきれていないものがまだまだあると思いますが、私たちの日常に当たり前にあったものが、急に無くなってしまうと心にぽっかりと穴があいたような気分になってしまいます。これから沖縄がどうなっていくのか、それは誰にも分かりませんが時代の流れの中でひっそりとなくなってしまったものを記憶に留めておいてもらえればと思います。

さて、DEEokinawaは明日12月28日〜1月8日までお正月休みをいただき、来年1月9日(火)から更新再開を予定しています。それでは皆様、よいお年をお迎えください。

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