【入りにくい店に入ってみた】平和食堂
沖縄の街を歩いていて大通りからふいっと路地裏などに入ってみると、営業しているのかいないのかも分からない、もんのすごく入りにくい雰囲気のお店に出会うことがあります。
通るたびに気になって興味はあるのに、扉を開けるのにすごく勇気がいるような。
そこにあえて挑戦していくシリーズ、名づけて【入りにくい店に入ってみた】。
まぁそのままなんですが。
第一回:食堂 自流
第二回:カムイ ラーメン喫茶
というわけで満を持しての第三回。今回はびゅーんとうるま市へ遠征です。
サイバー系食堂?
うるま市の国道75号線沿いにひときわ異彩を放つ食堂が。
建物自体は木造で古めかしいのに、外壁は鮮やかな水色と黄緑色というサイバーな色づかいできれいに塗り分けられており、遠くからでもばっちり目立っているのです。

その名も『平和食堂』。
屋根の上に車がのっかっているように見えますが、お店の真裏の少し高くなった土地に4〜5台停められる駐車場があります。

・・・この入口ドアの開けにくさときたら。
かろうじて「営業中」の木札が透けて見えているのが救いか。
そういえばこのシリーズ、入り口が小さい&店内の様子が全く見えないというのが入りにくい店の条件のひとつになっている気がします。
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- 意を決して入った店内はこんなかんじ
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- ところどころに塗られた水色がアクセント
ちょうどおひるどきだったので、こじんまりとした店内には男性ばかり2組ほどお客さんが入っていました。もちろん100%地元客。

店内奥の座敷席から見た入り口方面。
冷蔵庫の上のたまごが落ちてきそうで怖いです。
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- お孫さんの書だそう。隣はタキシード姿のヨン様&花嫁のポスター。
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- 天井の梁のゆがみ具合がセクシー

沖縄の食堂らしいメニューが並んでいますが、牛丼はちょっと珍しいかも。価格帯は標準的。
なんと幻のおかずも発見!(おかずの旅 Vol.1、Vol.2 参照)またおかず取材でも来なければ。
やはり中部の昔ながらの食堂にはけっこう残っているものですね。

オムライスを注文。500円でミニそば、小皿つき。
小皿は細く切った昆布やこんにゃくを三枚肉と炒り煮にしたものでした。
お店の方に聞くと「沖縄では "千切りイリチャー" と言うのよ。」とのこと。
オムライスはちょっとべちゃっとして水分の多い家庭的な味。具はポークと玉ねぎとミックスベジタブルとネギ。全体的にちょっとしょっぱくて味くーたーでした。
ぎっちり中身の詰まったオムライスは半分ほど食べたところでギブアップ。持ち帰り容器をもらうことに。

「あい、やっぱりオムライス多かったねぇ?いつもより入れすぎたさー、アハハハ。」
と笑うのが平和食堂のおかみさん。
「この店?そうねーもう32ヶ年ぐらいやっているかねー。
あい、だーだーちょっと待って!私なんかはもうアレだからふたりで撮って!」

こちらの女性2名で明るく元気に切り盛りしています。
外壁の水色と黄緑色もこちらのおかみさんが自分で塗ったそう。
「とっても目立つので前からこの食堂に来てみたかったんです」と伝えると嬉しそうでした。
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- 「はい、昨日サーターアンダギー揚げたから食べなさいねー」
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- 「はい、これも食べなさいねー」
オムライスが食べきれなかったというのに次々出てくる食後のデザート(?)たち。
でもそんな心遣いが嬉しいです。
「どこに住んでいるの?え、宜野湾?あっちは家賃が高いでしょう。
でもほんと、最近は本土からの人も多くなっているよね。
やっぱり沖縄がいいのかねー。今なんか内地のほうが暑いもんねー。」
人なつっこくいろいろと話しかけてくれるおかみさん。
食事がてらユンタクしに来ているらしき近所の方もいました。
少し入りにくいしとびきり美味しいものが出てくるわけでは無いけれど、ずっと地元に愛され続けている平和食堂。
こんどはおかずを食べに行ってこようと思います。
平和食堂
沖縄県うるま市字喜屋武232
TEL:098-973-7569
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