2012.02.08

橋の欄干コレクション Vol.01

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橋や歩道橋の欄干をよく見ると、すごく凝ったデザインがあったりするのをご存知でしょうか?中南部をまわって、あちこちのデザイン欄干を集めてみました。

沖縄県内、街のあちらこちらで見かける橋。
欄干や柱をよく見てみると、たまにその地域の特色がデザインされたものがあったりして面白いのです。

そんな橋の欄干の写真を撮り歩き、集めてみました。名付けて橋の欄干コレクション!
今回は第一回として中南部を中心にお届けします。
 

御成橋(おなりばし)ー 那覇市

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ゆいレール県庁前駅の真下、久茂地川にかかる御成橋。
朝の時間帯にはティッシュ配りの人がいたりスーツ姿でダッシュする人がいたりと、沖縄では珍しく"いかにも"な通勤風景が見られます。

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欄干のひとつひとつに掘りこまれているのはなんと旗頭!8種類もあります。

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左端
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左から二つめ
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左から三つ
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左から四つめ
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右から四つめ
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右から三つめ
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右から二つめ
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右端

それぞれの旗頭の意味などは、那覇まちま〜いさんのツアー「久茂地川逍遥〜12の橋めぐり〜」で知ることができるようですよ!

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ちなみに欄干のアタマの部分(なんていうのでしょうか?)はどれも同じデザインでした。
 

久茂地橋(くもじばし)ー 那覇市

さきほどの旭橋から少し上流に行ったところにある久茂地橋。

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昨年(2011年)その役目を終え現在は閉館している久茂地公民館(旧沖縄少年会館)がすぐ近くにあり、その最上階にあったプラネタリウムがモチーフとなっています。
プラネタリウムの様子はこちらの記事をご覧あれ。→『久茂地公民館のプラネタリウムが凄い!』(2010年10月1日掲載)

久茂地公民館は建物老朽化のため当初は取り壊しが決まっていましたが、その歴史的・建築的価値から保存と活用を求める活動が行われています。

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たくさんの星たちがキラキラ。

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欄干のアタマ部分もプラネタリウム。ドラゴンボールで例えるならいったい何星球でしょうか。
 

???橋 ー 那覇市

安謝から新都心方面に抜ける道沿いにある橋。残念ながら名称は不明。
道幅が広いので一見橋と気づきにくいですが、ちゃんと下に川が流れていました。

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欄干の高さは低め。

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よく見ると、透かし彫りで沖縄モチーフが埋めこまれています。

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花笠

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ハーリー
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万国津梁の鐘
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那覇大綱挽き
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シーサー

以上の5種類が橋の橋から橋まで繰り返されていました。
目立ちにくいですが、なかなか細かく作りこまれているので一見の価値ありです。
 

宇久増橋(うくましばし)ー 那覇市

パイプライン沿い、那覇の古島交差点から少し浦添方面に入ったあたりにかかる橋。
宇久増(うくまし)という地名があることを初めて知りました。

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実はパイプラインは戦前に沖縄を走っていた県営軽便鉄道(通称:ケービン)の軌道跡を利用して設置されたそうです。

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この宇久増橋も当時はケービンが通っていたということで、鉄道の車輪と枕木をモチーフにデザインされています。

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車輪モチーフ
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枕木モチーフ

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2002年景観賞のレリーフがありました。
沖縄の歴史を今にそっと伝えるいいデザインの橋ですね。
 

???橋 ー 浦添市

さきほどの宇久増橋からさらに浦添方面に北上したところにある橋。
残念ながらこちらも名称不明。

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宇久増橋と同じく、ケービンをモチーフにデザインされています。

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橋といえば道の左右に対称に欄干があるものですが、こちらの橋は反対側に欄干がありません。
地図を見ると、川はこの先道の下を暗渠となって流れているようです。

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車輪モチーフ
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足下には赤瓦の飾りが埋め込まれていました

当山歩道橋(とうやまほどうきょう) ー 浦添市

こちらは橋は橋でも歩道橋。
バークレーズコートの近くにあります。

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こちらの欄干に掘りこまれているのは西原大綱挽き。
毎年旧盆前後に浦添市西原で行われる、約300年の歴史を誇る伝統行事です。

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雄綱
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雌綱

西原綱挽橋(にしはらつなひきばし)ー 浦添市

同じく西原大綱挽きをモチーフにした橋、その名も西原綱挽橋
ルンルンゴルフ倶楽部の近くにあります。

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見事な大綱の再現力!

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遠目で見ると普通の欄干に見えるので、気づかず通りすぎてしまう人もいるかも。

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雌綱
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雄綱

綱の先端の輪になっている部分の向きがそれぞれ違っているのにお気づきでしょうか?
そう、きちんと雌綱と雄綱に作り分けられているのです。それならばとカヌチ棒がどこかに潜んでいないかと探してみましたが、どうやらありませんでした。
 

陽迎橋(ようげいばし)ー 浦添市

こちらもバークレーズコートのすぐ近く、浦西中の正門横にあります。
てだこの街と言われている浦添ならではの「陽迎橋」というネーミングが素敵です。

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植物が元気すぎるようで、欄干の隙間からモリモリはみ出てきていました。

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ん?これは・・・

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でぃー!!!?

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浦西中の正門前では大きなでぃーさん発見。
いやいやそんなにリスペクトしてもらって恐縮です。
 

ニライ橋(にらいばし)ー 北谷町

お次は北谷に場所を移し、海に面しているニライ橋。
南城市のニライカナイ橋が有名ですが、実はこちらのほうが先のようです。

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海沿いをウォーキングする人のためか、道幅は広め。
半ドーム状の屋根部分には、海をモチーフにしたステンドグラスのようにカラフルなイラストが。

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欄干のデザインもなかなか素敵です。
余談ですが、昔あった「スピン」という名前のスナック菓子を思い出しました。
 

軽便橋 ー 北谷町

これは特に欄干に凝ったデザインが施されているわけではないのですが、ちょっと番外編として。
戦前、今のパイプラインの場所にケービン鉄道が走っていたと紹介しましたが、なんと北谷にその名も「軽便橋」という橋がありました。さきほどのニライ橋のすぐ近くです。

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なんの変哲も無い橋ですが、ここも昔ケービン鉄道が走る軌道だったのですね。
周辺を少しに散策して看ましたが、特に鉄道の痕跡などは見当たりませんでした。
それでも、パイプラインからやってきて北谷の海沿いを走るケービン鉄道のかつての姿に想像を膨らませてしまいますね。
 

続きます

というわけで今回は中南部の10個の橋をご紹介しましたが、まだまだ紹介したい欄干デザインがいっぱいあるので、シリーズ化してお届けしたいと思います。

みなさんも面白いデザインを見つけたら是非 TwitterFacebookなどで教えてくださいね。

どうぞお楽しみに!

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