2016.11.25

金武町屋嘉のローカル料理「ニーヒラサー」を作って食べた

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金武町屋嘉には屋嘉にだけで作られる料理があるらしい。その名をニーヒラサー。いったいどんな料理なのか。

金武町が発行している「広報金武」。
金武町内で行われたイベントやお知らせごとなどが載る広報誌です。webでも見られるので先日バックナンバーを漁っていると、平成28年4月号No.572に見たことも聞いたこともない料理が載っていました。
それがこちら。


屋嘉区民がこよなく愛するニーヒラサー

広報金武の「金武CHOSA隊!!」というコーナーで紹介されていたニーヒラサーです。
記事には

・水がなくなるぐらい煮込む
・戦後の食料不足の時代からある
・材料は家にあるものならなんでも入れる
・最後にコーレーグースを入れると最高
・家で普通につくる

特に厳格なレシピがあるわけではなく、冷蔵庫に残ったものでサッと作れるような金武町屋嘉区の家庭料理だそうです。
ざっくりと作り方も載っていたので、作ってみました。

ニーヒラサーを作る

材料を揃えました。

そば(好みの商品)
さば水煮缶詰
ニラ(葉野菜ならなんでも)
アンダカシー(豚)
水(適量)

最初は生麺を用意していましたが、水がなくなるぐらい煮込むらしいので生麺は溶けるだろうと乾麺に変更しました。

さばは身をほぐしつつ、大きな骨をとります。

鍋でアンダカシーを煮ます。時間はよくわからなかったので10分ほど。

乾麺を投入。
袋には10分湯でるとありましたが、水がなくなるぐらいなので倍の20分茹でます。

ニラを入れます。

水が結構残ってしまったなーと思っていましたが、混ぜてみると麺がものすごくクタクタになっていました。

完成。
正解はわかりませんが、広報に載っていたのに沿うとこんな感じなはずです。

ニーヒラサーを食べよう

なんというか作った本人からいえば、この料理はやっちまった感がすごいです。
「煮込みすぎたー!」「麺がどぅるどぅるになってもうたー!」という。
本当にこんな料理なんでしょうか。でも味が美味しければ正解なはず。

…うーん。
食べられないことはないけれど、やっちまった料理という感じです。
自分では食べられるけど、人には出せません。

といいつつ。


本日の生贄やんばるたろうさん。

「いや、いけるよ!」
えー。ほんまかよ。これが初めて行った彼女の家で出てきたらひくでしょ?

「こういう料理だと思えばいい。煮すぎた沖縄そばじゃなくて、塩味もあるし生パスタだと」
やんばるたろう人気が上がるのは悔しいですが、なんという優しさでしょうか。

でも言うとおりかもしれません。「煮すぎ」という思いを捨てれば味が変わるのかも。

ニーヒラサーをパスタ化する

意識は見た目から。さっそく平皿に盛り付けてみました。

あ、さっきより美味しい。
でももう一歩ほしいな。

作ることに頭がいっぱいで忘れていましたが、広報にはこんなコメントがあったのでした。

・最後にコーレーグースを入れると最高

コーレーグースを入れて食べてみると。

これ美味しいわ!

ということで、ニーヒラサーを作ってみてわかったことは

・煮すぎという気持ちは早々に捨てよう
・コーレーグースは入れよう

この2点を守れば実に美味しい愛される料理になります。
たぶん私はこれからもたびたびニーヒラサーを作ると思います。

ごちそうさまでした。

最後に。
やんばるたろうさんと話していて、この料理の原点は「沖縄そばを煮すぎたことを隠すために無理やり名前をつけてみて出したところ、案外美味しくて喜ばれた」のが有力だろうということに落ち着いたことを報告させていただきます。

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